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短大経由と4大に直接入学する生徒の質の違い [日常]

今学期も教員がやる必要があるとは思えない学生へのアドバイジングをやらされる時期になりました。本来なら生徒が自分でカリキュラムを理解し、自分でどんなクラスを来学期とるか決めればよく、もし読んでもわからないことがあれば担当の事務の人に聞けばいい話。またはDegree Worksという大学から提供されているソフトウェア上で自分で取った科目と取っていない科目を入力すれば、卒業までに必要な科目と現在登録可能なクラスが勝手に出てくるのですが、大学のアドミン側が十分に生徒にやり方を伝達しておらず、生徒は案内が来ていても知らず存ぜずといい、結局に教員が目の前でPC開いて教えるはめになっているのが現状です。働かないこれら職員にもっと言いたいことがありますが、今日はこの辺りで止めておきましょう。

さてアドバイジングですが、生徒の背景をよく知ることになります。現在の大学での成績のみならず高校や短大での成績、そしてSATやACTの点まで見ることになります。あくまでも個人的な意見(もっともほかの多くの教員は共感してくれると思いますが)だと短大経由して4大に編入した生徒は良い成績を維持するのに苦労している割合が明らかに高いです。もっと悲観的に言えば卒業できずにドロップアウトしていく確率が直接4大に入学する生徒よりも高いです。高校での成績や経済的な問題などで短大に進んでから4大に編入、というルートはアメリカでは非常に一般的ですが、実際は少なからずスムーズに行かないことが多いです。短大の先生方を揶揄するつもりは全くないですが、生徒の母集団を考えた場合テストの問題が易しいもしくは採点が甘くなる傾向があるようで、4大側ではその学科で肝となる単位を短大でとっても認めず、改めて取り直させることが増えてきました。また卒業後のプロフェッショナル・スクールでもPre-requisiteに関しても短大での単位を認めず、卒業した4大での単位のみを認めると明記しているところが私が知る限り少なくありません。

日本の留学業者さんの邪魔をするつもりは全くないですが、私費留学を考える方はTOEFLなしでの留学、短大経由しての大学学位取得という甘い話は必ずしもお金の節約にならず、本人の希望にも沿わないことが多々あることを理解した上で検討、契約されることをお勧めします。アメリカでは日本と比べて教育の質が授業料の高さによく比例していると言っても間違いとは思えませんから。
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