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アメリカでコロナウイルスの検査はいくらかかるか?その1 [コロナウイルス]

少し古い記事になりますが、世界的に流行しているコロナウイルス感染を疑う場合、医者に見てもらうとアメリカではいくらかかるか、ニュースをもとに検証してみます。記事の日付が3月3日で少し古いのと、出典がCNN.comということで、信ぴょう性はご自分でご判断下さい。

8:16 p.m. ET, March 3, 2020
How much does coronavirus testing and treatment cost? It depends.
(コロナウイルスの検査と治療はいくらかかるのか?ケースバイケースである)

恐らく日本語で36万円と紹介されたのは、この記事でも紹介されているようにマイアミ・ヘラルドの記事の件です。

A Miami man who flew to China worried he might have coronavirus. He may owe thousands.

記事によると、この患者さんは持っていた保険でカバーできる範囲が限られていた、とのこと。保険内容が同一である日本の感覚では分かりづらいですが、こちらでは毎月支払う保険料を自分で選べる代わりに、何か起きた時に保険料でカバーされる割合も変わってきます。恐らくこの患者さんは年齢的に若く、低い保険料の保険を選んでいたのでしょう。詳しくは書かれていませんが、想像するに医者及び検査機関からの請求額が$3,270(恐らく日本語になって36万円)、それに対し保険会社が医者と交渉してふっかけてきた値段を下げ(日本のように点数制で国が定めた医療費を請求するのではなく、医師が自分の医療費を設定し請求します)、さらに保険契約の内容から保険会社が負担する額を差し引き(保険会社も何でも払いたくないので、査定はシビアです)、残りの額を患者に請求した額が$1,400(それでも日本円で15万円以上)というわけです。

具体的には医師に会い、インフルエンザとコロナウイルス両方の検査を受けたようです。結果は今年の流行のインフルエンザに感染だったようですが、両方の検査を受けたので高くついたのでは、と想像します。ただ気をつけたいのがこの記事の時点で、

The coronavirus test itself shouldn’t generate a bill – for now – since the US Centers for Disease Control and Prevention is picking up the tab.

(コロナウイルスの検査自体は請求書が発行されないはずである。少なくとも今は、である。なぜならCDCが検査費用を支払っているからです)

とのことなので、コロナウイルスの検査自体にはお金がかかっていない可能性があること。ただこれが検査キット費用だけなのか、それに関わる人件費も払っているのかは、この記事からは分かりません。ただインフルエンザの検査だけでこの金額は例えアメリカで行ったとしても高い気がします。真相は実際の請求書を見ないとなんとも言えません。

長くなったので、明日以降に続きを書こうと思います。
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