大学ごとのコロナ感染者数がまとめられたサイト

今晩授業を1つ教えましたが、気付くと来週は中間試験でした。新型コロナウイルスが恐らく冬に蔓延する対策として8月頭から大学を再開し、秋休みも取らず11月のサンクスギビング前に秋学期を一気に終わらせるので、来週が中間地点になった次第です。教える方も生徒も息が抜けないので大変です。週末は中間試験問題を考えましょう。

今日気付いたのですが、ニューヨークタイムズが新しいくダッシュボードを作成し、各大学の生徒や教員、スタッフでどれだけ感染者が出ているかが分かるようになっていました。

Tracking Covid at U.S. Colleges and Universities

今日時点で最新の更新は9月10日ですし、各大学がどれだけ責任をもって調査・報告しているかはかなり怪しいですが、目安にはなります。少なくとも大学や学校が始まって感染が起きているのは事実ですし、生徒自体は比較的症状が軽くても感染源となりうるのも分かっています。うちの大学だけをみれば、消毒剤が用意されていても誰もそれでふき取らないですし、業者を入れて夜間に消毒を行っている様子すら一度も見ていません。ちゃちいダッシュボードは出来ましたが、どこでどのように発生したかもいまだに一度も連絡ありません。（正確に言えば数が大きかったフラタニティ、ソロリティの話はニュースで流れましたが、感染者、濃厚接触者がどこの学部でどのあたりをうろうろしていたかの情報はないです）。CNNが指摘していましたが（鵜呑みにするつもりはないですが）、大学幹部は感染が広がった場合、生徒を非難すれば自分らは非難されないことを確信している節があります。

ここ数日の傾向を見るとわかりますが、なんかアメリカはすでに1日の新規感染者数の2度目の底を打った感じです。このままだと前回の底まで下がりきることなく、涼しくなる季節を迎えるでしょう。杞憂だといいのですが。