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もう一つのプロフットボールリーグXFL開幕 [日常]

先日スーパーボウルが終わってNFLのシーズンが終了し、寂しい季節が来たと書きました。事実そうなのですが、プロフットボールという意味では今年は違うことに気が付きました。新しいリーグのプロフットボールが始まるようです。

Inside the XFL: Rules, schedule, rosters, salaries and more for the 2020 season

随分と前から準備してきたかと思いますが、ようやく開幕されるようです。記事にあるように資金の出資元はWWEのチェアマンでありCEOでもあるビンス・マクマホン(プロレスでお馴染みな人)なので、以前出来ては潰れてきたリーグより財政的に安定しているとのこと。ただ人々は見るでしょうか?

NFLがオフシーズン中、今まではアリーナ・フットボールのシーズンでした。選手やスタッフの数を少なくし、会場も小さなアイスホッケー場などで行って出費を迎え、今まで30年ほどやってきましたが残念ながら昨年2度目の破産を裁判所に申告しました。長くやっていた分、一定数のファンはいたかと思うんですが、行き詰まってしまいました。

XFLは新リーグということで、NFLでは出来ない野心的なルールの変更をかなり取り入れています。

XFL RULES

ざっと目を通したところ、例えばポイントアフタータッチダウン(PAT)にキックがなく、プレーをしないといけないようです。この際、選択するエンドゾーンまでの距離によって入る点も1~3点に変動します。NFLでもPAT廃止を検討されたぐらいですから、理解できなくはないです。パントの際はボールがスナップされた時点ではなく、実際にキックされるまで攻撃側の選手はスクリメージラインを越えてはならない、というものなので、リターンする機会は増えるでしょう。個人的に一番のややこしい点は、1回目のフォワード・パスがスクリメージ・ラインを超えない場合、もう一度フォワード・パスを投げることが出来るようにした点です。



攻撃側からすると最初のパスをバックスが取り損ねてもフォワード・パス失敗になるだけなので、リスクが減ります。守備側からすると、一度フォワード・パスが完了した時点で自然にそのボール・キャリアーを追ってしまって次のパスを成功させてしまうか、それともさらなるフォワード・パスに備えて「上がり」が迎えられてしまう気がします。

ともあれどんなゲームになるのか、まずは拝見と言う感じです。ただ試合を見るか見ないかはルールよりも選手とプレーの質なんですけどね。商業的に成功したいのなら、日本人とかメキシコ人、ドイツ人など外人を一定のプレー数に入れないといけない、とか作れば、ダイジェストでも外国に映像を売れるかも知れません。
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