SSブログ

3/31、ホールフーズの様子 [コロナウイルス]

今朝はオンラインで授業をし、午後は大学に行って実験を継続するにあたって重要な冷凍庫や冷蔵庫の状態をチェックしてきました。交通量が少ないので、走りやすくて非常にいいです。夜、運動のために散歩したのですが、気のせいか空が非常に澄んでいて星がまぶしいぐらいに輝いていました。経済活動を制限することは悪いことばかりではなさそうです。

今日のニュースだと私の周りの市では外出禁止令をさらに強化し、子供だけでなく大人も夜9~10時から翌朝6時まで夜間外出禁止令が出たようです。他の州も含めて従わない者に対する取り締まりも強化されていると書かれています。例えば、

Opelousas starts curfew for all

そんな中、折角外に出たので買い出しもしてきました。今日はホールフーズに立ち寄りました。特別順番待ちはないですが、入り口でカートを取ろうとすると担当の方がいて「中に消毒したものがあります」と言われて外にあるものは使わないように言われました。入り口には殺菌用のワイプも用意してあるので自分でも拭けるのですが、気が利いています。

中に入りましたが、物は回ってきていて品揃えはほぼ問題ないかと思いました。

野菜類の棚
WF3.jpg

久しぶりに見かけたシチュー用のお肉
WF4.jpg

卵も色々な種類が豊富にありました
WF5.jpg

ちなみにこのお店の外の対策はというと、以下のようにレジ待ちでも人が1.8m離れて順番を待つようにテープが貼られています。

オレンジの線
WF2.jpg

さらに客と店員を守るために透明のアクリル板がレジ前に設置されていました。

レジのモニターの上に透明の板が見えます
WF1.jpg

こうやって販売を継続してくれているのは日常を維持することで有難いことです。ただ実際は店員も安全確保のために現状の待遇に不満を思っている方が少なからずいて、ストライキを起こしているんですよね。経営側はどう対応するでしょうか?国からサポートはあるでしょうか?

With strikes and a ‘sick out,’ some grocery and delivery workers take defiant stance: One-time bonuses, temporary pay hikes aren’t enough
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

Social distancingを実行しているか一目でわかるサイト [コロナウイルス]

アメリカでは国内でも移動制限が出てきました。ルイジアナ州民はテキサスとフロリダから車でも来ないでね、来ても2週間は隔離するよ、という通達を受けてしまいました。

Texas and Florida order quarantines for Louisiana travelers

ニューオリンズからでなくても同じ措置のようです。これはニューヨーク州やコネティカット州、ニュージャージー州やマイアミ、アトランタ、デトロイト、シカゴ、カルフォルニア州、ワシントン州の住民と同じ扱いになります。これで物理的にヒューストンに買い出しもいけなくなりました。道路に検問を設けて違反は罰金もしくは懲役となるようです。

そんな物騒な世の中になってきましたが、外出禁止令を出されてどれだけ頑張って動いていないかを教えてくれるサイトがあるようです。推定の走行距離で比較しているとか。

COVID-19 Social Distancing Scoreboard

今日の話ですが、ルイジアナは平均より31%減少していて、「B」という成績をつけられています。A, B, C, D, Fという評価方式でBですからそれほど悪いものとは思えません。

ルイジアナの成績
LA-B2.jpg

以下のグラフを見ると、禁止令後に交通量が減っているのがわかります。3月14日はルイジアナ州内の大学閉鎖が決定された日です。

交通量の推移
LA-B.jpg

パリッシュ(カウンティに相当)ごとに見るとニューオリンズやバトンルージュの都市部がいい成績を残しています。もともと交通量が多いので、減少量が多いだけかも知れませんが。

ルイジアナ州内、郡(パリッシュ)ごとの変化
LA-B3.jpg

ちなみに私が住むラフィエット・パリッシュもー30%でほぼ週の平均と一緒、評価もBでした。外出の我慢が結果として感染者数減少につながればいいのですが。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

新型コロナウイルスについて学習、その1 [コロナウイルス]

周りに聞かれるのですが、私はウイルスのこと良く分かりません。大学院在籍中Cell Biologyのクラスで扱われたこと、誰が教えてくれたかは覚えていますが、中身はあまり記憶がないです。

実験では遺伝子導入のためにアデノウイルスやアデノ随伴ウイルスを使いますが、あくまでも手段としてで、詳細までいろいろなウイルスの仕組みを理解していません。以下のような使い方をしています。それだけです。

業者さんの解説サイト(Takara Bio、日本語)
遺伝子導入実験ハンドブック

折角の機会なので素人同然の私がウイルスについて学んでみることにしました。面倒なので今回は最初日本語で検索しました。以下の4つのサイトを参照しました。

第11章 ウイルスとは
インフルエンザウイルスの増殖サイクル(島根県感染症情報)
インフルエンザウイルス
コロナウイルス

1から復習するのも大変なので、自分が分からないと思うことに対して、答えを探しました。私の勝手な理解なので鵜呑みにしないで下さい。

1.形状:一本鎖プラス鎖RNAウイルス(=ゲノムとmRNAの両方として働く遺伝物質を持つ)、膜構造(エンベロープ、下の図ではLipid membraneで脂質による二重の膜構造)があり、またRNAを取り込むヌクレオカプシド(Nucleocapsid protein)を持つ

20200314_FBD001.jpg

ただとげとげのスパイク蛋白(S蛋白)は脂質の膜と結合しているようですが、役割がわかりませんでした。結局英語で調べると、侵入した先の細胞の表面にあるACE受容体(angiotensin converting enzyme 2 receptor)と結合するのに使われるようです。

20200314_FBC902.png

スパイク蛋白と受容体、お互い認識する仕組みがあるのでしょうか?これも英語で調べると、、、

COVID-19 coronavirus spike holds infectivity details

It is in charge not only of attachment at the host cell surface, but also of fusing the viral and host cell membranes to allow the infection to start.

(スパイク蛋白は宿主細胞表面での付着だけでなく、ウイルスと宿主細胞の膜を融合させて感染を開始させる役割も果たす。)

と言ってるので、詳しくはわかりませんが感染先となる宿主細胞を認識する機能を持っているのでしょう。逆に言うと認識しない所では感染しない、ということです。

上の挙げた日本語サイトによると、インフルエンザが感染する場合のシアル酸受容体は全身の細胞で見つかるようですが、今回のコロナウイルス(SARS-CoV-2)はどうでしょうか?。すでに論文が出ていました。どちらもオープンアクセスで読むことが出来ます。

Angiotensin-converting enzyme 2 (ACE2) as a SARS-CoV-2 receptor: molecular mechanisms and potential therapeutic target

83% of ACE2-expressing cells were alveolar epithelial type II cells (AECII), suggesting that these cells can serve as a reservoir for viral invasion.

(ACE2を発現する細胞の83%は、肺胞上皮II型細胞(AECII)であり、これらの細胞がウイルス侵入、滞在先として機能出来ることを示唆している。)

なるほどalveolarは気管支の先、袋状の構造でまさに酸素を血液に供給し、交換に代謝の副産物である二酸化炭素を外に除去するところですから、これらの機能が衰えたら呼吸が苦しくなるのは理解できます。たまたまですが先週私の授業でもこの細胞は袋構造を維持するためのsurfactant(界面活性剤)を分泌するところと教えたので、これがないと袋構造がつぶれてしまい、肺の生理的な機能を維持できないことも知っています。また

Human alveolar epithelial type II cells in primary culture

AEII cells regulate the transepithelial sodium ion transport for alveolar fluid clearance.

(AEII細胞は、肺胞に溜まった液を除去するために経上皮ナトリウムイオン輸送を調節する。)

らしいので、ここがやられると水が溜まって呼吸が苦しくなる肺水腫が起きうるのもわかりました。

もう一つの論文を読むと感染が確認された阪神の投手の自覚症状についても手掛かりがつかめます。

High expression of ACE2 receptor of 2019-nCoV on the epithelial cells of oral mucosa

ACE2 expressed on the mucosa of oral cavity. Interestingly, this receptor was highly enriched in epithelial cells of tongue.

(ACE2受容体は口腔粘膜に発現していた。興味深いことに、この受容体は舌の上皮細胞に非常に多く発現していた)

もしかしたら感染によりこの経路で味覚がやられるのかも知れません。

1だけで長くなったので、この続きは次回にします。私も余暇にやることにしては時間をかけすぎました。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

コロナウイルスによるルイジアナ死亡者数推移(~3/27) [コロナウイルス]

まずルイジアナの様子を。学校閉鎖および外出禁止令が出てから2週間なので、まだその効果は出ていないでしょうが、コロナウイルスによる死亡者数の推移をグラフにしました。縦軸(Y軸)は底を2とした対数で表しています。

死亡者の推移(3/14-3/27)
La_as of 032929-2.jpg

残念ですが2日で2倍のペースを保ったままで(上図参照)このペースを上回るのはニューヨークだけです。感染者数が減らない限り、なかなかこのペースは減らないんでしょうか。もっとも感染かどうかの試験を受けても結果が出ていない数が相当あるようなので、もうしばらくは感染者数増に一喜一憂しても意味がないのなと思います。

私はというと、今日も一度散歩に出た以外は部屋の中にいました。お蔭様でやることはたくさんあるのですが、仕事に関してはどうも家ではあまり集中出来ません。早く大学のオフィスに戻って仕事がしたいです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

ターゲットでトイペやサニタイザーを久しぶりに見かけた [コロナウイルス]

本日は小生の誕生日でしたが、記憶が残る中で一番大人しくした日だったような気がします。仕事は家でPCの前で行い、夕方にターゲットまで買い出しに行ったものの、何もテイクアウトもせず帰ってきました。歳をとればこんなこともありますかね。

必要なものがあったのでターゲットに行ったわけですが、たまたま行った時間が良かったのか、結構ものが戻っているように感じました。

まず久しぶりにトイレットペーパーを大量に見かけました。

ターゲット・ブランド
toipe1.jpg

定番のスコット(Scott)
toipe2.jpg

お尻に優しいCottonelle(あくまでも主観です)
toipe3.jpg

さらに久しぶりに見かけたものとして、サニタイザー、日本語だとアルコール入りジェルでしょうか?
sanitizer2.jpg

一人あたり購入できる数は1つですが、商品が出回っていることで安心出来ました。今すぐ必要かはわかりませんが、衛生管理が長引きそうなので私も1つ購入しておきました。ウイルス蔓延の緊張の中、現在も外で働き続けてくれている方に感謝です。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

大学では紙をスキャンすることがデジタル化? [コロナウイルス]

今日もオンラインで授業しました。前回の反省を生かしカメラの位置を高くし、授業は一切座らず立って話をしました。これが非常に快適でした。座っているより立っている方が声も出しやすかったです。今後はこれで行こうかな、と思います。もう一つはカメラの位置を高くすることにより、背景が部屋の壁ではなくほぼ天井付近を映すことになったので、パワポの内容とともに私の表情も配信出来ました。私的には何も変わらないのですが、生徒からするとこちらのがより生で授業をやっている感が出ていいようです。効果的かどうかわかりませんが、ジェスチャーも相手に伝わるので、コミュニケーションの足しにはなるかと。

ということでまだ全部で3回のオンライン授業ですが、少しずつ慣れてきました。

さて笑ってしまうこと。在宅勤務に伴いペーパーワークは紙からデジタルへ、と大学側は大々的に自己礼賛しているのですが、そのやり方が笑ってしまうほど古い。日本でもまだ紙の書類に印鑑でのみ承認ってあるんでしょうか?こちらではそれが手書きのサインなんですが、デジタル化するっていうのでpdfに認証付きのデジタル署名に移行するのかと思いきや、送られてきたのがこんなメッセージでした。例えば、、、

Instead of sending interdepartmental mail, scan and email it.
(部門間での書類を回す代わりに、スキャンしてeメールで送信してください(注:結局は原紙は大学にしかなく、また紙を使わないといけない)。

I have attached an electronic copy of the "Remote Advising Form". Have your students complete it and email it to you prior to your advising session.
(遠隔で行うアドバイスに関する用紙の電子コピー版を添付しました(注:ワードで文章を打ち直しただけで、体裁を変えることなしに生徒はここに直接タイプ出来ない)。オンラインによるアドバイスセッションの前に、生徒に(紙をプリントさせて)記入させ、(スキャンしてもらって)メールで送信させて下さい。)

外部とのやり取りで契約上、電子書類や電子署名の扱い方について協議が必要とか、州の書類で承認までに対応に時間がかかるならならまだしも、全然どうでもいい学内文書なんです。それなのに紙ありきですか。ご丁寧にスキャンの仕方を学べるようスマホやタブレットのアプリがメールで紹介されていますが、そういう知恵しかないんでしょうかね。少なとくも世間から20年は遅れています。

ちなみに今までだと上が出張でいなかったり、休みをとっていると、書類回しは帰ってくるまで平気で止まっていました。せめて代理を立てるとか、ある方より上の人が承認した場合、その人のサインをオーバーライト出来るようにするなど、新しく規程を作って下さい、とお願いしたのですが、全くの手立てなしでした。スキャンした書類も受け付けるようになったのでまだまし、と思わせられるのなら悲しい限りです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

今日のコストコ@ルイジアナ州ラフィエット [コロナウイルス]

朝にセンター長から直接連絡があり要請が入ったので、車を40分ほど走らせニューイベリアのリサーチセンターで仕事してきました。基本私はessential person(大学より認定)なので今でも行動に制限はありません。それでもアジア人ですし、何かあって感染を大学や研究所に持ち込んだら非難の的となるのは必至ですので、必要なことだけをしてあとは家に戻って仕事しました。

ただ折角外に出たので、通り道のコストコに寄ってみました。まずはガソリンを入れたのですが、さらに安くなっていました。

レギュラー1ガロン1.559セント
Costco_Mar25.jpg

こんなに安くなったガソリンは久しぶりです。恐らく私が渡米して1、2年以内の数値に見えます。

コストコ本体に入ってみました。夜7時過ぎに入ったこともあり人はまばらで、もちろん順番待ちもありませんでした。入口には「今日在庫がないもの」がホワイトボードに書かれていて、分かりやすくなっていました。

お肉コーナーに行ってみましたが、購入制限はあるものの普通に物はありました。

鶏肉
Costco_Mar25-2.jpg

牛肉
Costco_Mar25-3.jpg

今日はコストコ・ブランドの水も豊富にありました。ただ一人一つまでで、買い占めを制限しています。
Costco_Mar25-4.jpg

キッチンペーパーも同様です。トイペはありませんでした。
Costco_Mar25-5.jpg

最後に医薬品コーナーに行くとサニタイザーはないようですが、過酸化水素水はありました。
Costco_Mar25-6.jpg

普通に考えて濃度は3%でしょうかね。0.5%ぐらいに薄めて使っても十分にウイルスを殺す効果があると思います。ただアルコールとは違い肌や皮膚に触れると(強すぎて)ただれるので直接は使わず、原液を薄めた後何かに湿らせてドアノブや表面を拭くなどの用途に使えばいいでしょう。あと保存は常温より低温(冷蔵庫)の方が長持ちします。実験用でも通常4℃で保存しています。

最後にレジで気づいたのは、キャッシャーとお客が直接話をしても唾などが飛ばないようアクリル板の仕切りが導入されていたことです。対顧客だけでなくこのような状況で働き続ける人への配慮も大切だなと感じました。
nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:blog

ヨビノリたくみさんの動画からオンライン授業について学ぶ [コロナウイルス]

今日もZoomでライブ授業をしました。昨日の夜からStay at home命令が出たので、今回は初めて自宅(アパートの一室)から配信しました。あまり早くない回線(ネットの契約は上り10 mbps程度、ただしwifiではなくルータに有線接続)、7年か8年前のノートPC(ただしメモリは最大まで増設済み、CPUは第3世代ながらモバイルi7に換装済み)で30人ちょっとの相手に70分ほど話しましたが、どうにか問題なく終えました。ただ7,8年前のノートPCのマイクはあまり音を拾わないので、大学のオフィスにあったもう少しましなウェブカメラ(ロジテックのC920)を取り付けてそのマイクを通じて話をしました。

授業的にはパワポの画面だけをシェアし、カメラからの私の映像は入れませんでした。生徒にもそっちの画面を見せなくていいよ、と伝えておきました。少しでも情報量を減らし、せめて音とパワポの画像は安定して届くようにしたかったからです。まぁ自分の部屋がお世辞にも綺麗でないので、見せたくなかったというのも事実です。

反省というか起きたことはオンラインで生徒の反応をみないでやると、予定した範囲よりかなり前に進みました。逆に言えば予定した範囲を終えるだけならば、普段よりかなり短い時間で終えられたことになります。普段は生徒の顔や反応を見て説明しなおしたり、身近な例をさらに紹介したりします。場所もちょっとした講堂でやっているので、歩き回ってアイコンタクトを送り眠たくなる生徒を起こしてあげます(迷惑?)。ところがオンライン上では「質問ある?」と言ってもお互い慣れていないのか全く反応なし。もし思いついたことがあればZoomのチャット、もしくはMoodleのフォーラムに書き込んだりメールを送ったりして、とも伝えたのですが今日は特別ありませんでした。従って普段以上に話し続けざるを得ない状況でした。Zoomでライブ授業をやる利点は双方向性だと思っているのですが、これではパワポに音声を録音するのと一緒でした。

どうすればいいだろう?と思っていたところ、先ほどヨビノリたくみさんのリモート授業に関する動画を拝見しました。



同感することがたくさんありました。やっぱり授業は早く終わってしまうようです。確かにオンラインだとPCの前で「間」があくのが嫌なので、だれでも自然と話を続ける、さらに早口になる傾向があるのは事実だと思います。さらに私の場合、アパートの一室から配信なので座って喋ったんですよね。実はこれも違和感でした。せめてピンマイクか別なマイクを買って、立って出来れば部屋を歩き回りながら話せば、少しは間をとれるかな、と思いました。また彼が言う通り早めに授業を終えてもそこに残って質問を待ってもいいかも知れませんね。

ただ彼の「リモートでの講義は対面での講義のようにうまくいかない、いくはずがない」と言う言葉に少し救われています。まぁ少しずつ改善するのみです。言い訳出来るのなら、私の大学の場合準備期間は2日でしたからね。

追伸:リモートの試験を監督するサービスの一つで私が利用を検討していたものにExamityがあったのですが、急ながら現在サービス利用不可になったようです。もし使うのならProctorU一択でしょうか?

A Lockdown Abroad Disrupts Testing at Home
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

オンライン授業で再認識される自分の日本語訛り英語 [コロナウイルス]

今晩最初の授業をオンラインで行いました。大学院生向けの授業で少人数だったため、ネット越しにお互いの顔を見ながらできましたが、それでも3時間弱のオンライン授業はきついです。英語でいう言葉に出ないコミュニケーション(細かい顔の表情とか場の雰囲気とか)が重要なことを再認識しました。

今回Zoomでも大学が購入したライセンスを取得して行ったのですが、大学側がケチって制限時間なしのプロライセンスではなく、個人が無料で申し込めるものと同様の40分ごとで切れてしまうベーシックライセンスが付与されました。大学のITにメールしたところ、急なことで大学側が購入したプロライセンスが枯渇し、今はこのライセンスしか出せないという返事がきました。まぁITの一担当者からすればこういう答えになるのも仕方ないでしょう。ただこちらも今はこれを使って商売やっていますし、まだテニュアトラックの身ですから生徒からの反応も大いに気にしないといけないので、授業にならない、どうにかして欲しい、といったメールを学部の上にあげましたが、さて(お金出して)対応してもらえるでしょうか。

今回生徒の要望により授業を録画したのですが、あらためて自分の英語を聞いて嫌になりました。日本人英語丸出し、硬いアクセント、イントネーションとはまさに自分のこと。20年いてこれか、と悲しくなりました。こんな言葉で授業を聞いてくれてる生徒にすごく感謝したくなります。

ごめんよー、でもありがとう。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

コロナウイルスに関するルイジアナのデータを検証 [コロナウイルス]

大学が閉鎖となっても今週末全く落ち着いていなかったので予想はしていましたが、今日こちらの時間で午後2時から知事の会見があり、ニューヨーク州やカルフォルニア州に続き取り急ぎ3週間の「用がなければ家にいろ」命令が出ました。ただすでにレストランやバーがしまっている一方で、テイクアウトは出来ますし、スーパーも開いていて買い出しを行えるので、それほど大きな変更とは思えません。

会見の動画


ただ気になったのがこのような判断になった過程です。知事は

We are the fastest growth rate and confirmed cases in the world over the 1st 13 days right here in Louisiana

(ルイジアナは拡散速度が速く、最初の13日間に確認された症例は世界で一番である。)

以下参照
Louisiana_fast pace case.jpg

ペースは患者数が最大のニューヨークより速いとか。さらに世界とも比較をしています。

We're all it's not much different than Spain or Italy.

(我々はスペインやイタリアのペースとほとんど変わりがない)

cumulcative_case_la.jpg

ただ1日1日の感染報告数はテスト出来たサンプル数にもかなりよるはずです。少なくともルイジアナがニューヨークほどテスト出来ているとは思えません。実際ここラフィエットでドライブスルーでの検査が始まったのは3日前ほどです。だからむしろ感染が判明した患者がどれだけ残念な結果になったかを比べるべきだと思うのです。

で、調べてみました。ニューヨーク・タイムズがいい統計を出していました。

Coronavirus Deaths by U.S. State and Country Over Time: Daily Tracking

閲覧出来ない方のためにスクリーンショットを撮りました。

あれ、ルイジアナがない?
NTY-stat1.jpg

主要な州でないせいかルイジアナがありません。しかしインタラクティブな図は「ルイジアナ」と入れるとその州の統計が出てくるのです。

ジョージアとほぼ同じ傾きの線で、2日で死亡者が約2倍のペースと読めます。
NTY-stat2.jpg

記事の同じページにある世界の国との比較としても、なるほどニューヨークやルイジアナはイタリアやスペインと比べてもかなり速いペースであることがわかりました。これなら封じ込め政策も理解せざるとえません。

世界のコロナウイルスによる死亡者増加ペースの比較
Shisha_world.jpg

ただメディアを鵜呑みにしてもいけないので、自分でも調べてみました。統計ですがルイジアナの公衆衛生局よりWikiのサイトの方が簡単に欲しいデータが手に入りました。

2020 coronavirus pandemic in Louisiana

これらの数字を元に自分で表をエクセルで作成しました。最初に死亡した方が報告されたのが3月14日で、その日以降の日数をX軸、累計者数を対数2でY軸にプロットしたのが以下の図です。確かに2日程度で今のところ倍になっていることがわかります。

La_mortality_graph2.jpg

明日からのStay-at-home命令で今後の感染報告者が減り、少しでも早く日常が戻る事を祈るのみです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。