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古いワードプレスのサイトを表示出来ない原因はPHPだった [ワードプレス]

今回は私の備忘録です。以前私が担当してワードプレスで作成したサイトがありましたが、取得したドメインを更新しなかったのと、新しいやり方で維持することになったので閉じた状態になっていました。ところが急に昔の内容がみたいというリクエストがあったので、あらためてネットにアップすることになりましたが、どうやっても表示されません。

状態は2015年3月にBackWPupでバックアップしたデータベース(sql)とワードプレスのファイル(zip)があり、当時使用していたワードプレスのバージョンは4.4で、サーバ側のphpは5.4系でした。使用していたワードプレスのテーマはinoveでした。

ローカルな環境で試してからアップロードすればよかったのですが、うまくいくだろうと思いいきなり無料のサーバを借りて作業を始めたのが問題の始まりでした。

まずは無料のホストサーバで新しくデータベースを作り、バックアップを取っていたsqlファイルをインポートしました。phpMyAdminでwp-optionのsiteurlなどを新しいものにし、wp-config.phpも新しいDBやユーザー名、パスワードなど必要な情報を書き替えました。そしてバックアップしていたワードプレスのファイルとともに順次アップロードしていきました。これで何事もなくインストールできるものかと思い(自分のサイト)/wp-login.phpに行ってワードプレス導入を指示に従い完了しようとしました。ここまでは無事完了しました。

しかし肝心のサイトを表示させようとすると表示されません。プラグインをすべて無効にしてみましたがうまく行きません。テーマを標準のに変更すると一部テキストは表示されましたがデザインは崩れたまま、さらに固定ページは一切表示されませんでした。当初ワードプレスのバージョンの問題と思い、最新の4.98から4.4に戻してみましたがだめ。サーバとの相性もあるのかなと思い、ほかの無料サイトも一時期的に登録してすべてやってみましたが結果は一緒もしくは他にも問題が出るなど改善しませんでした。

どうしたんだろう?と実は2日ぐらい試行錯誤していたのですが、このサイトを参考にしてphpのバージョンをダウングレードしたら解決されました。

【解決】PHPバージョン変更後にWordPress画面が真っ白になり表示されなくなった!

最初に借りた無料サイトはPHPのバージョンが7系で5系に戻すことができなかったので、ユーザがphpのバージョンを変更できる無料サイトを探し、バージョンを5.6にしてすべてのファイルをアップロードし、ワードプレス(最新の4.98)を導入しました。すると見事に無事表示されました。正確に言うと標準のテーマ(Twenty Seventeen)だと固定ページがやはり表示されなかったのですが、昔のinoveにするとすべて問題なく表示されました。

結論からいうとここ3年でずいぶんとワードプレス、そしてその環境も変わったようです。phpも5系に比べて7系は大幅にパフォーマンスがあがったようで、どこの無料サーバでも現在は7系のようでした。

PHPバージョン切り替え

また古いサイトが新しいPHPで動くか動かないかは「PHP Compatibility Checker」というプラグインで確認できるとのことです。

PHPのバージョンを7.1にアップデートするとWordPressが動かなくなるエラー対策は「PHP Compatibility Checker」で原因を調査する

どうもinoveは良くも悪くも異様に作りこんだテーマだったようで、現在の標準なテーマには素直にフィットしないように思えました。もし今後この内容の記事をこのサーバで維持する必要があるのなら、今後のためにも新しいテーマの方式に沿って内容を更新する方がよさそうです。

かなり久しぶりにワードプレスをいじって時間を費やしましたが、いい勉強にはなりました。

P.S. 今回利用した無料レンタルサーバはAWARDspaceです。PHPのバージョンが選べます。
https://www.awardspace.com/
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バリュードメインで取得したドメインをコアサーバーで使用し、ワードプレスを設置その1 [ワードプレス]

機会があってバリュードメインで取得したドメインをコアサーバーで使えるようにし、そこにワードプレスを設置しました。2016年11月13日現在のやり方です。参考にしたサイトは以下の2つ。ほとんどそのままで出来ましたが、多少の画面変更があるので、それを掲載します。

バリュードメインで取得したドメインをコアサーバーで使用する
コアサーバーにワードプレスを設置する

バリュードメインでDNS(ネームサーバー)の設定
1.バリュードメイン(VALUE DOMAIN)のトップページ、右上の「ログイン」をクリックします。
DNS1.jpg

2. 「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリック。
DNS2.jpg

3. メニューの「ドメイン」をクリック
DNS3.jpg

4. 「登録済みドメインを検索」で自分のドメインを入れて検索(自分の場合レジストラのまま)
DNS4.jpg

5. 自分のドメインが表示されるはずです。下方にある「DNS/URL」をクリック。複数あるときは変更したいドメイン名の右側に表示されている「DNS/URL」をクリック。
DNS5.jpg

6. 上の部分はいじらず。下の「当サービス内サーバーの自動DNS設定」のドロップダウンメニューで自分が契約しているサーバーを選択します。どのサーバーか分からない場合は、コアサーバーのコントロールパネルに表示されているとのこと。

DNS6.jpg

7. 「下の保存ボタンを押してください」というウィンドウがポップアップされるので「OK」をクリックし、画面下側の「保存」をクリックする。

これでDNSの設定は完了です。

コアサーバー側の設定
1. 同じ画面で「コアサーバー」をクリックする。
DNS7.jpg

2. 取得済みのコアサーバーアカウントから「ウェブ」をクリックします。
DNS8.jpg

3. ドメイン情報入力の画面が出るので、自分が使いたいドメインをシンプルに入れました。つまり「Main」欄に「blank」と入力し、「Sub1」欄に今回設定するドメインを入力しました。
DNS9.jpg

4. 下の「ドメイン設定」をクリック。変更完了のメッセージが表示され、ドメイン設定を完了しました。
DNS10.jpg

長くなったので続く。

XAMPPでローカル環境を構築して再現後、インポート/エクスポートによりサーバ引っ越し [ワードプレス]

今日も備忘録です。先日Hostingerでスペースを借りて
ワードプレスを立ち上げましたが、今日は移行の話です。

引っ越しするにあたりバックアップをずっと取っていたと
思っていたら、最近はうまくとれていないことが分かり、
結局一番確実な2013年12月のもの(DBとファイル)を
使用することにした。

ワードプレス3.0.1から3.7.1へアップグレード

その時はinoveというテーマを使っていたが、久しくアップデート
されていないことと、スマホなどレスポンシブ対応でないため
新しいテーマ「Syntax」を使用することにした。このテーマで見ると
どれだけ壊れて見えるか調べるため、ローカル環境でワードプレス
を立ち上げて確認してからHostingerのサーバに反映させることに
した。使用したのはXAMPP。

以下のサイトに非常にお世話になりました。

XAMPP for Windows にWordPressのテスト環境を構築する手順

XAMPPコントロールパネルを開けると案の定エラーが。
Netstatで見るとポート(80, 443)が競合しているらしい。
そこで以下のサイトを参照。

XAMPPでApacheが起動しない場合の対処法
XAMPP(Apache)とIISの共存(ポート問題の解決)

どうやらスカイプとIISが悪者らしいので、スカイプはプログラム
を手動で終了。IISは前者のブログ通りにやって停止させた。
そもそも自分のPCでIIS立ち上げておく必要ないし。
これで無事Apacheが立ち上がった。

後は最初のブログの通りやっていった。自分の場合、XAMPPの
Webサーバーにワードプレスはディレクトリを作ってやったが、
このブログでは、

※ 以降の説明は、「wordpress」ディレクトリにインストールする場合の説明になります。

と書いてあったがそのまま読むとWordPressの管理画面に
ログインする所で問題にあたった。少し考えればわかるのだが、
自分の場合は「wordpress」のフォルダ下にワードプレスを
インストールしたので

管理画面のURL: http://localhost/wordpress/wp-admin/

でないとログイン画面に行かなかった。これ以外でもMySQL
のDBファイルが大きすぎたので、php.iniでupload_max_filesize
を大きくしたり、自分の単純な作業ミスでデータベースを最初うまく
インポートできなかったりしたが、これもよく考えて解決。最後に
wp-conentも入れ替えておしまい、と思いきや当時のパスワードを
忘れてしまい、ログインできない事態に。また調べると、

WordPressでパスワードを忘れた時のログイン方法

に書いてあり、この通りphpMyAdminを使ってパスワードを
変更して無事ログイン完了。記事が移行出来ていて、2013年
12月当時の環境をローカルで再現できたことを確認した。やれやれ。

Syntaxにテーマを変えた後、見栄えはそれほど変わらないと
思ったので、最近借りたHostingerのサーバに引っ越しを決行した。
DBはphpMyAdminよりWordPressの「インポート/エクスポート」
を利用した方が簡単、っていうので、ローカルの環境でエクスポート
してファイル(.xml)を吐き出して保存した。次にHostingerの環境の
ワードプレスでWordPress Importerというプラグインを導入し、先に
保存したxmlファイルをインポートさせた。

WordPressの「インポート/エクスポート」を使ってサイトをバックアップし復元する

自分の場合、うまく画像が表示されなかったが数が少ないので
後で手動でリンクを張りなおすことにした。

使っていないが参考:
WordPressサイトの移行後、インポートした投稿や固定ページの画像が表示されない

残りはFTPのソフトを使ってwp-conentをHostingerの環境に入れ
変えて終了。確認すると無事2013年12月当時の環境をHostinger
でも再現出来ていた。めでたし、めでたし。

P.S. その後別なプラグインを入れて便宜を図ったが、Syntaxだと
WP-PageNaviがそのままでは効かない模様。要対応かな。
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