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米ビザ申請時のプレミアム・プロセッシング費用が大幅値上げ [グリーンカード]

現在の職場になり、新しい同僚を雇う時には審査する委員会にも入る(入れられる?)こともあるのですが、労働ビザ(H-1B)に関して大学の弁護士からメールがありました。

10月19日より急ぎで出願する際に払うプレミアム・プロセッシング費用が値上げされたそうです。元々は$1440でしたが$2500になるとのこと。値上げ幅が半端ないです。

I-907, Request for Premium Processing Service

よく読んだらI-129だけではなくI-140も対象になっているので、H-1B申請もグリーンカード申請も一緒ですね。なぜこんな大幅な値上げなんでしょうか。

ベストな候補者が外国人だった場合、ビザも含めてオファーを出せればいいのですが、この大学は採用決定時期が決して早くないので心配です。ルイジアナの場合申請書類はテキサスUSCISに出しますが、そこのサイトを今見てみると5月時点(10月のデータはありません)で待ち時間は3ヶ月半から5ヶ月半となっています。

Check Case Processing Times

すでに候補者がアメリカ内にいればいいですが、いないとなると新年度の8月から大学で働く場合、遅くとも6月中にはビザ申請が通り、7月に大使館で面接を受けてビザをパスポートに貼り付けてもらい、7月終わりには渡米する、というのが最低限のラインです。となると大学の候補者決定・ビザ申請は最悪のシナリオを考えて1月終わりには終えておきたいですが、これを実現するには12月もしくは1月頭には最終候補者を大学に呼んで面接し、決定をしないといけません。

でもこのスケジュールで採用を出来るのはいわゆる業界でTier 1の大学で、うちのようなそれ以下の大学の採用はその後。つまりそんなスケジュールは組めないのです。どうしても雇いたいのならプレミアム・プロセッシング費用を払う必要がありますが、コロナ絶賛蔓延中でそのような体力がある中規模以下の大学はどれだけあるでしょうかね。

結局、残念ながら不利益をかぶるのは外国籍の候補者だと思います。このような手間、お金を省こうとする大学の方が、国籍関係なくベストな候補者を呼ぶという大学よりはるかに多いはずだからです。特に後者のような大学はTier 2以下では非常に稀有な存在です。
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ポスドクでも自分で自分を雇う重要さ [グリーンカード]

昨日からルイジアナでも久しぶりに涼しくなり始めました。晩には摂氏で一桁になった感じです。肌寒くて一枚上着を着ても暑くないことに感動しています。なんか冬、って感じでいいです。

今日はちょっと繊細な(センシティブを訳してみましたが、しっくりこないです)話題を綴ります。たまたまですがネットで以下のような有益なブログを見かけたからです。

日本人ポスドクが応募可能なフェローシップ・研究助成の網羅的リスト

私が大学院在籍時このサイトがあったかわかりませんが、知っていたら違ったかもと思いました。少なくともこれらのフェローシップのどれかに応募していたと思います。ただ学術振興会は当時確か年齢制限があったんじゃないかな、と思いますが記憶が定かではありません。1つだけ言えるのは自分でお金を引っ張って来れたら、余程性格に難があるか、英会話が全く出来ないでもない限り、自分が希望する場所でポスドクの職にありつけると思います。ポスドクという職の良し悪しについて話をするのはまたの機会にしますが、アメリカの場合雇われるのにお金がかからない、というのはすごい武器です。学部生だってPIの思うようにラボで働かせるにはお金がかかりますから。

自分の経験談をすると、アメリカでは私の分野の場合、F32(ポスドク、個人)とかT32(Ph.D.の学生とポスドク、ただし与えられる先は研究機関)を取れるとNIHから給料が出されるので雇う側は非常に楽です。比較的取りやすいのに、取れたらレジュメには泊がついたりします。しかしグリーンカードを持たない留学生は対象外なんですよね。F-1でOPT申し込んで、所属する分野がSTEMだと延長期間入れて36ヶ月の米国滞在そのものは可能ですが、行き先は新たに(外国人)ポスドクを雇える大きなグラントを持った研究者か、大きな研究機関でポスドクを雇えるような太っ腹のスタートアップ・パッケージをもらった超有望研究者のみ。雇う側の彼らも業界で生き残らないといけないから、自分の研究に直結した優秀でひたすら働くポスドクを欲しいわけですから、そこでポスドク職ですら得るのも簡単ではないのです。

さらに幸運にもポスドク職を得ても3年後にはビザが切れて雇用主にH-1Bを申請してもらう必要があり(注:この期間にすでに大きな業績があってEB1-Aでグリーンカードを申し込める人は別、EB2-NIW経由では米国滞在が可能なもののpremium processingを使えないため承認に時間はかかるし生活は非常に不安定)ますが、申請費用負担などお金と時間がかかるので嫌がるところが少なからずあるのも事実です。またH-1Bもらっても期間は3年、他のラボに移りたくても新しいところでまた申請してもらわないといけないからまたハードルが上がる。それだったら頑張って自分でお金引っ張ってきて、フェローシップの期間は気持ちを楽にして研究するっていうのがいいに決まっています。少なくともその期間中「クビ(アメリカでは日常的にあります)」になる可能性は低いですしね。

私は日本で社会人(しかも営業)を経験してからこちらに来たので、自分でお金を引っ張って来る重要性を十分に理解していました(と思う)が、大学院出てすぐのときにそれを自覚するのは大変なことです。ただこれが出来るか出来ないかで将来の就職にも関わってきますから、今後このような道を通ろうとしている人はこのステップを確実に踏み、自分の願う恵まれた環境で研究に勤しんで欲しいなと切に思います。

P.S. 小さな地方大学のテニュア・トラック職なのに偉そうなこと書くな、と不快に思う方がいたら申し訳ありません。仰るとおりですので、忘れてくださいね。
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最近のグリーンカード取得プロセス、遅れています [グリーンカード]

私と同様に海外から来てH-1Bを保持し、現在グリーンカードを申請している同僚がいます。一応私は一足先にこのプロセスを踏んだので、なにかあれば彼が話をしてくるのですが、どうやら彼も無事I-140(永住権への請願)が通ったようです。この時勢だけに本当によかった、よかった。

聞くと彼もEB-1B経由で申請し、プレミアムを払ったとのこと。ただI-485申請にあたり、ここからが順番待ちもあり長いことを認識していました。彼自身が自分のpriority dateを知らなかったのでわかりようがないのですが、一般的なことをぱっと調べてみるとびっくりしました。

Visa Bulletin For June 2019

この表の見方がわからない方は以下の日本語のHPをご参照下さい。

Priority Date (プライオリティー・デート)

EB-1でもプライオリティ・デートがcurrentではなく、2018年の1月じゃないですか。(ちなみに彼はインド人でも中国人でないためAll Chargeability Areas Except Those Listedに分類されるはず)。I-140をプレミアムを使って申請した、というのが本当なら恐らく出したのは2019年5月でしょうから、今のペースで移民局が書類を処理したと仮定しても、彼がI-485を提出出来るのは約1年4ヶ月後の2020年の9月となります。

当たり前ですが受け付けてもすぐに処理するわけではありません。ルイジアナで申請すると書類の申請先はテキサスのサービスセンターになるので、現在でどの程度かかるか調べてみました。

Check Case Processing Times

えっ本当ですか?(2019年6月12日現在)
process-time-July13_2019.jpg

ベストケースで15.5ヶ月後ということは、彼の場合グリーンカードを手にするのは早くて2022年1月となります。気が遠くなりそうな待ち時間です。

私の場合、申請出来る状態になっても決して早くから取り組んだとは思えないのですが、この資料を見る限りそれでもあの時にやっておいてよかった、と思えます。これから申請される方は本当に大変そうです。

6/13追記、インド出身はもっと大変

EB2 India GC Wait 20 yrs Average, 151 Yrs Worst Case
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グリーンカード取得までの道のり、及び個人的な感想 [グリーンカード]

USPSの予告通り、本日家内のグリーンカードも無事届きました。これでグリーンカードの請願(I-140)及びH-1Bからグリーンカードへの切り替え(I-485)の作業が全て完了したことになります。現在は嬉しいというよりはホッとした、というのが正直なところです。他の同様な立場にいる方のブログも拝読しましたが、現政権の方針により論理的に考えて必要とは思えない書類のやりとりやプロセスが増えています。ただRFEの数を増やしたことで厳格化した、と上に報告しているのかも知れませんが、公開されている各書類に関するインストラクションをよく読むと矛盾していることも多く、USCISも政府に振り回されて迷走しているとしか感じえません。

以下が私のグリーンカード取得までのタイムラインです。私はEB-1B経由で雇用主は州立大学、申請時(現在も)のポジションはテニュアトラックのAssistant Professorです。

Priority Date(I-140をUSCISが受け取った日):8/11/2017
I-140をPremium Processingにアップグレード:8/24/2017
I-140が承認された日(Premium Processing):9/7/2017
I-485を相手が受け取った日:10/20/2017
指紋採取:12/27/2017
I-485がテキサスからミズーリへ転送:12/29/2017
EADが届いた日:2/2/2018
RFEが届いた日:2/7/2018
RFEの返答を相手が受け取った日:4/19/2018
Testing and Interviewに状況が代わった日:6/1/2018
面接日に関するI-797Cが自宅に届いた日:6/15/2018
面接日に関するI-797CのNotice Date:6/4/2018
面接に招集された日(ニューオリンズ):7/9/2018
ステイタスが「New Card Is Being Produced」になった日:7/9/2018
ステイタスが「Card Was Mailed To Me」になった日:7/11/2018
ステイタスが「Card Was Picked Up By The United States Postal Service」になった日:7/12/2018
I-797 Approval noticeが届いた日:7/13/2018
グリーンカードが届いた日:7/14/2018

元々提出した場所はテキサス・サービス・センターでしたが、途中ミズーリのNational Benefits Centerに転送されました。フィールドオフィスはニューオリンズでそこで指紋採取及び面接を受けました。I-140提出する時には弁護士を雇いましたが、I-485は弁護士に頼まず(I-140の際、弁護士を雇っても自分でやったことが非常に多く、金額に見合った仕事とは思えなかった)自分で全て書類を作成しました。

今後取得を考える方にアドバイスをするならば、必要と思ったらすぐにでも取得の準備をし一日も早く書類を提出すること。特にPh.D.を取ってポスドク3年やったらテニュアトラックのポジションでなくてもEB2-NIW経由で応募すること。永住権がないと正規ポジション獲得でも不利です。弁護士は口コミなどを利用し、安易に決めないこと。研究者の方なら移民法担当の弁護士でも研究者の永住権請願を何人もやった方を選んだ方が自分が楽を出来ます。それと矛盾するようですが、弁護士に頼りすぎないこと。請願者として最低提出書類のインストラクションには目を通すことをお勧めします。内容的にグラントのRFPを読むよりは遥かに簡単ですから。今、思いつくことはこのぐらいでしょうか。

もし取得を目指されて現在も経過中の方は一日も早く取得出来ることを心から祈っています。なかなか返事が来なかったり、理不尽な対応をされることもありますが、残念ながら我慢する一方で色々なチャネルを駆使しながら正攻法で相手を追い詰めて下さい。結局はこれが近道かな、というのが自分の経験からくる感想です。
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グリーンカード届きました [グリーンカード]

結局待ちど暮せどUSPSからメールは来なかったので新しくUSPSのサイトでアカウントを作り、郵送状況を追跡出来るように昨日しました。すると昨晩USPSからテキストが届き、グリーンカードの配達が月曜日から土曜日に変更になったとのこと。USPSの以下のサイトで郵送元を検索すると、ラフィエットには2営業日で届くはずなので土曜日に届かないのかとは思っていました。

Priority Mail Delivery Map
priority-mail.jpg

Priority mailでもしかしたら受け取り署名が必要かもと考えたので、午前中は部屋にいることにしました。しかし誰も来ず、念の為郵便受けを確認するとカードはなく別なお手紙が。I-797AでI-485がApprovedされましたという文書が私と家内両方に届いていました。ということはカードを発行する手続きの前にこのI-797Aが発行されたのでしょうか?カードが届いていないのにこの文書が届いている、ということは昨日すでに届いていたのかも知れません。ただこのことに関する情報はUSCISのオンライン・ケース・ステイタスに全く取り上げられませんでした。もし届かなかったらこの文書が来るのかどうかもわからないでただ待っていたことになりますね。

まぁApproved Letterが来たので別にカードは月曜日でもいいかと思い、午後からは大学に出かけて仕事をしました。すると4時すぎにまたUSPSからテキストが入り「届けましたよ」という通知。えっ、こんな遅くに来るの?と思い慌ててアパートに戻りました。部屋に戻ると玄関のドアにFedexが届け物をしたよ、との通知。Priority mailなのに届けたのはFedexなのでしょうか?当たり前ですがそこには郵便物はなくあらためて郵便箱を見に行きました。箱の中身を見るとPriority mailがあり、部屋に戻って開けると確かに緑色っぽいカードと「Welcome to the United States」という薄い冊子が入っていました。ただ届いていたのは私の分だけで、USPSのサイトで確認すると家内の分は月曜日に配達予定のままでした。同じ日に面接受けて、承認を受けたのも同じ日なのに何ででしょうね?これはUSPS側の問題なのかも知れませんが。

永住権取得の過程の総括は家内のカードが月曜日に来てから行うつもりです。今日書き留めておくことはUSPSに登録した方がグリーンカード郵送状況の伝達は早い、ということ。USPSの連絡は4時すぎでしたが、USCISのそれは6時半を回っていました。一秒でも早く結果を知りたいという人は「Card Was Picked Up By The United States Postal Service」という状況になったらUSPSの追跡サイトに登録をして、逐次郵送状況をメールなりテキストなりで送ってもらうのがいいかと思います。
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I-485、状況が「Card Was Picked Up By The United States Postal Service」に [グリーンカード]

今日もテキストメッセージがあり、状況が少し変わったようです。

「Card Was Picked Up By The United States Postal Service」

On July 12, 2018, the Post Office picked up mail containing your new card for Receipt Number XXXxxxxxxxxxx. We mailed your card to the address you gave us. The tracking number assigned is xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx. You can use your tracking number at www.USPS.com in the Quick Tools Tracking section. If you did not receive the card, please go to www.uscis.gov/e-request to request that we resend the card to you. If you move, go to www.uscis.gov/addresschange to give us your new mailing address.

郵便局にカードが届いたということでしょうか。EAD発送の際このような情報は当時ありませんでしたが、トラッキングナンバーがあるのは追跡出来るので有り難いことです。言われた通りUSPSのサイト(下線をクリックした)に行って、状況を確認してみました。

USPSにこんな感じの情報が
tracking number.jpg

わかったことはカンザス州のミズーリから送られるようです。予想される配送日は来週の月曜日となっています。ニューオリンズから来ると思っていたのですぐに届くかなと思っていましたが、そうではないようです。もうしばらくの辛抱かなと思います。
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I-485、状況が「Card Was Mailed To Me」に [グリーンカード]

朝から2箇所で慌ただしく実験をこなし、夜になり今日はどこまでやって帰ろうか考えていたらテキストメッセージが入ってきました。USCISからで、

「Card Was Mailed To Me」

とのこと。詳細な内容は以下の通りです。

On July 11, 2018, we mailed your new card for your Form I-485, Application to Register Permanent Residence or Adjust Status, Receipt Number XXXxxxxxxxxxx, to the address you gave us. If you do not receive your card by July 26, 2018, please go to www.uscis.gov/e-request to request that we send your new card to you. If you move, go to www.uscis.gov/addresschange to give us your new mailing address.

これってEADを送ってくれたときと同じ文章です。約2週間で届かなかったら連絡下さいとなっているのが違うぐらいでしょうか?待つ期間が短くてこちらとしては有り難いです。

一方でウェブで見かけるWelcome noticeが来ません。後から送られてくるのでしょうか?USCISのページ(After Receiving a Decision)によると、、、

After you become a permanent resident we mail you a welcome notice. Then we mail your new permanent resident card (green card).

(あなたが永住者になった後、私たちは歓迎の通知を郵送します。その後新しい永住者カード(グリーンカード)を郵送します)。

となっているので、あっても良さそうなものですが。さらにカードを待っている間に参照するページを見つけました。

How to Track Delivery of Your Green Card, Employment Authorization Document (EAD), and Travel Document

1.Sign up for a Case Status Online account to get automatic case updates, including your U.S. Postal Service (USPS) tracking number when we mail your card or travel document.

(ケースステータスオンラインアカウントにサインアップして、カードまたは旅行書類を郵送する際の米国郵便サービス(USPS)追跡番号を含むケースの自動更新を取得して下さい)

このまま読むとUSCISのオンラインアカウントにサインアップすると、メールが送られた時点で追跡番号がわかるような仕組みがありそうですが、今見てもその番号は見つかりません。前回EADの時を参考にすると送って受け取ったよ、というログを向こうが確認した時点で閲覧出来るようになる番号のようです。つまり記録上受け取ったことになっても、自分が受け取っていないときに初めて追跡出来るシステムのようです。先に教えてくれればいいのに、です。

2. Register for Informed Delivery through USPS to get daily images of mail being sent to you. With Informed Delivery, you can automatically track the packages you're expecting.

(あなたに送られるメールの毎日の画像を取得するために、USPSを通じてinformed Deliveryに登録して下さい。 Informed Deliveryを使用すると、希望のパッケージを自動的に追跡できます。)

これは使えそうです。USPSのサイトに行くと以前登録したようですが、パスワードを忘れてしまいました。再発行してもらったのですが、数分でメールが来るはずなのに、来ない、来ない。2回目やっても来ない。1時間経っても来ません。どうして米国の公の機関のITシステムはこうも信頼ならないのでしょうか。

諦めて大人しくカードが無事届くことを祈って待っていようと思います。
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I-485に関して面接に行ってきました [グリーンカード]

6月15日付のブログで書いたように、本日I-485でおそらく最終過程の面接に行ってきました。ルイジアナに在住する私は今回もニューオリンズのUSCISのオフィスに召喚されました。アポイントメントは朝8時でしたが7時40分すぎにオフィスに入室、しばらくしてI-485の面接に来た人は窓口2番にアポを要請したI-797Cを提出してください、というのですぐに提出しに行きました。前回指紋採取に来た時は入って左側の受付でしたが、今回は右側の受付でした。窓口にはおじさんがいましたが、ここでの会話はありませんでした。

8時になって1人か2人呼ばれたあと、その次に呼ばれました。担当は女性の方で家内と一緒に彼女のオフィススペースに案内されて中に入りました。まずこの面接で嘘は言わないでね、というので「しません」oathを宣言したあと、パスポートとID(運転免許)、そしてEADを見せてください、と言われました。ウェブに書いてあった「弁護士は同席しない」という書類に署名することはありませんでした。これらを言われた通りすべて見せた後、指紋と写真の採取。これもすぐ終わりました。

ここから質問に入りました。まず最初に確認されたのは自分の名前と生年月日。お互いが自分の名前と生年月日をそれぞれ伝えただけでした。親や仕事のことは全く聞かれませんでした。次にI-485にある署名が自分で書いたものであるか、確認を受けました。その次に所謂I-485申請時でも回答したことと同じ質問を受けましたが、我々は4つだけでした。聞かれたことは

1.テロリストや国家転覆を目指す団体を助けたことありますか?
2.ビザ申請や入国などでトラブルがあったことはありますか?
3.逮捕されて裁判所に出頭したこととかありますか?
4.共産圏のメンバーになったことありますか?

当たり前ですが二人でNoを繰り返しただけでした。

最後の書類のことについて話がありました。最初に言われたのはMarriage Certificateのこと。オフィサーから戸籍に関するCertificateはあるけど結婚のがないのよね、と言われましたが、USCISのHPを拝見したときに日本の場合この戸籍謄本の原本とその英語訳でいいと書いてありますよ、と伝えるとそれならOKとのこと。軽く戸籍謄本の原本を見せて確認しましたが「これは見たわ」ということでコピーを取ることもなくこの話題は終了しました。またなぜかI-140のApproval Noticeが私のところにない、というので原本を見せると確認後それもコピーを取らずOKとなりました。最後に今ある書類でもvery niceで問題ないと思うけど、他にサポートドキュメントある?というので結婚して同居している証明として過去3年のJoint-fileしたTAXの書類と共同名義のクレジットカードの最近3か月の明細(お互いがこのカードを使用していることがわかる)を提出しました。また同じ大学に在籍していることの証明として最近大学から新たなProfessorshipをもらったことを示すメールと最近3か月の給与支払い明細のコピーを提出、そして念のためにI-485提出後もH-1Bは大学によって更新されていることを証明するI-797のApproval Letterを見せました。これについては「Super nice」という答えをいただきました。

これで以上で何か質問ある?と聞かれましたが特にないです、と答え、おそらく1週間、少なくとも2週間以内に次の書類が届くはずだから確認して下さい、とのことで面接は終了しました。特にここでApprovedなのかどうかの話は出ませんでしたが、話をした内容、そして持ってきた書類には満足している様子でした。

全体で面接は正味10分から15分ほどだったでしょうか?8時45分すぎにはUSCISのオフィスがあるビルから出て駐車場に向かっていましたから。実質かばんから書類を見つけている時間の方が長かった感じですし、質問は4つとあっけなく、家内も含めて明らかに表紙抜けした面接でした。面接を担当されたオフィサーが非常に感じのいい方で、ゆっくり話して下さったのもよかったかと思います。余りにも感じがよすぎてネットでは余計な話はするなと言われていたのに、帰り際にはオフィサーの方と世間話を少しして退室しました。

取り急ぎI-485の面接が終わりました。あとは承認の手紙とカードが無事来ることを祈るのみです。

追記:午後12時半過ぎに早くもステイタス変更のテキストメッセージとメールが来ました。

New Card Is Being Produced

On July 9, 2018, we ordered your new card for Receipt Number XXXxxxxxxxxxx, and will mail it to the address you gave us. If you move, go to www.uscis.gov/addresschange to give us your new mailing address.

承認されつつあるんでしょうかね。
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I-485面接日に関するI-797Cが郵送されていた [グリーンカード]

今晩郵便箱を確認すると、USCISからお手紙が。中を見るとI-485の過程でおそらく最後のステップである面接の日程のお知らせでした。6/2/2018のブログで書いたように私のI-485の状況が「Case is Ready to Be Scheduled for An Interview」に変わったのは6/1/2018でしたが、USCISのオンラインサイトで今確認してもそれに変わりはありません。ということは「面接日に関するI-797Cを送ったよ」というメールとかは送ってくれないのか、それともこれから連絡が来るのでしょうか?

中身を読むと不快になりました。面接時には次のものを持ってくるように、と書かれていました。

If required, confirmation of Bona Fide Job Offer or Request for Job Portability (Supplement J) (unless already submitted)

2/8/2018のブログで書いたように、今回I-485でRFEを受け取った理由はこの書類を提出しなかったことと、相手がテキサスからミズーリに書類を転送した時、もしくは事務処理をしているどこかのタイミングで提出済みのbirth certificateに関する書類を向こうが紛失したためでした。後者は全く同じコピーを2ヶ月後に提出して通ったので(6/2/2018のブログ参照)過失は相手にあるべきです。さらに今回Supplement Jも面接時でいいのなら、そもそもRFEは不要のはずです。理論的に考えても私の場合去年の10月の時点でSupplement Jを提出する意味は全くない、とすら考えていました。結果本来ならば2月時点で「Case is Ready to Be Scheduled for An Interview」になるべきなのに(RFEにすぐに取り掛からなかった自分のせいもありますが)6月まで伸びたことになります。まぁこれも現政権の方針なのでしょうから致し方ないといえば致し方ないですが、待つ方はしんどいです。

愚痴はさておき、面接日は決まりました。今までのタイムラインを書き留めておきます。

今までのタイムライン
(I-140からI-485の流れ、I-485は自分でやりたかっためI-140と同時に提出せず)

Priority Date(I-140をUSCISが受け取った日):8/11/2017
I-140をPremium Processingにアップグレード:8/24/2017
I-140が承認された日(Premium Processing):9/7/2017
I-485を相手が受け取った日:10/20/2017
指紋採取:12/27/2017
I-485がテキサスからミズーリへ転送:12/29/2017
EADが届いた日:2/2/2018
RFEが届いた日:2/7/2018
RFEの返答を相手が受け取った日:4/19/2018
Testing and Interviewに状況が代わった日:6/1/2018
面接日に関するI-797Cが自宅に届いた日:6/15/2018
面接日に関するI-797CのNotice Date:6/4/2018
面接に招集された日(ニューオリンズ):7/9/2018

ちなみにUSCISのCase Processing Timesを確認するとニューオリンズでのI-485の処理は9.5ヶ月から22ヶ月となっていました。

processingtime_NO.jpg

これはPriority Dateからの日数なので、グリーンカード取得にかかる日数として単純に私のPriority Date(8/11/2017)から最短の9ヶ月半を足すと5月終わりとなり、実質は2ヶ月弱の遅れ、というのが現実的なところかも知れません。
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管轄が異なる領事館でのパスポートの更新@ヒューストン [グリーンカード]

以前にも書いたとおりルイジアナ州の管轄はナッシュビル総領事館です。本来ならばパスポートの更新や在外選挙投票などはそこに行かないと行けないですが、ここからナッシュビルに行こうとなると車で往復丸2日、現実的には平日なので飛行機を使わないと行けません。それを解消すべく同総領事館が出張サービスを行い、ここから2時間のニューオリンズにも来てくれるのですが機会は年に2回ほど。残念ながら急な対応をお願いするのは無理があります。

今回急ぎでパスポートを更新する必要が出来たので、管轄外ながらもここから3時間ちょっとで行けるヒューストン総領事館で、パスポートの更新が出来ないか問い合わせをしました。結果から言うと問題なく対応してくれるようです。

遠隔地にお住まいの方のためのパスポート仮申請制度

必要書類を上のHPからダウンロードして記入後先に送り、指定した日付に取りに行けばいいようです。管轄外だからと言って特別な書類は必要ありませんでした。有り難いことです。

しかし同じ日本国なのに総領事館ごとに申請書、申請方式が違うのには驚きました。統一するのはいかがでしょうかね。
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