新型コロナで今後も値上がりする商品、ワクチン治験状況などの話 [コロナウイルス]
今日はいくつか目についたニュースをつまみ読みします。
1つ目、速報が出ましたがF-1やM-1ビザでアメリカ入国している人は、秋学期例えすべてオンライン授業になっても出国する必要はなくなりました。
Trump administration drops rule barring foreign students from taking online-only classes
日本語でもすでに記事になっていました。
留学生ビザ規制、米連邦政府が撤回へ 大学側が猛反発
マサチューセッツ州の判事曰く、政府がそのような規制を取り消すことに同意したとのこと。ただこのことに対して政府やICE側からは何もコメントが出ていないようです。
2つ目、最近実感していましたがパンデミックで食料品が値上がりしています。
Here's what's getting more expensive — and cheaper — at the grocery store
4月から5月では1%、5月から6月は0.7%全体で上がっているとのこと。主な商品でいうと、
ー牛肉:4.8%
ー豚肉:3.3%
ーベーコン:8.8%
ー冷凍の魚やシーフード:1%
ー新鮮なケーキやカップケーキ:3.5%
ー新鮮なドーナッツ:1.8%
ー小麦粉:2.1%
ー新鮮な野菜:1.3%
定期的な消毒や危険手当などの人件費が影響しているのかと推測します。懐は痛いですが現状では致し方ないかなと思っています。
3つ目、ヒトで行われた最初の新型ウイルスワクチン治験(フェーズ1)、期待が持てる結果が出たとのことです。
The First Coronavirus Vaccine Tested in Humans Shows Early Promise
論文元はこちら、NEJMです。
An mRNA Vaccine against SARS-CoV-2 — Preliminary Report
ざっと読むと国立アレルギー感染感染病研究所で開発したワクチンを18歳から55歳の健康な45人に2回接種したところ、すべての人の体内で中和抗体が確認したようです。動物実験であれば、この後実際の生ウイルスを暴露してどの程度感染し、どのような症状が起きるか評価出来ますが、ヒトだとここまでです。つまり「期待が持てる(promising)」というのは全員に抗体が出来て免疫反応を示しそうなこと、接種の際に半分以上の人が多少の副作用を訴えたものの安全性をある程度確認出来たからです。一方で必ずしもヒトを新型ウイルス感染から守る、感染しても劇的に症状を迎えるといったものではないことに注意が必要です。
次の3万人が参加する大規模な治験(フェーズ3)は今月27日から行う予定で、10月の終わりぐらいに終了出来ることを期待しているとのこと。この治験がワクチン開発でフロントランナーのはずですから、今年中にワクチン開発終了、一般人へ接種に至ることはないことがよくわかるかと思います。
1つ目、速報が出ましたがF-1やM-1ビザでアメリカ入国している人は、秋学期例えすべてオンライン授業になっても出国する必要はなくなりました。
Trump administration drops rule barring foreign students from taking online-only classes
日本語でもすでに記事になっていました。
留学生ビザ規制、米連邦政府が撤回へ 大学側が猛反発
マサチューセッツ州の判事曰く、政府がそのような規制を取り消すことに同意したとのこと。ただこのことに対して政府やICE側からは何もコメントが出ていないようです。
2つ目、最近実感していましたがパンデミックで食料品が値上がりしています。
Here's what's getting more expensive — and cheaper — at the grocery store
4月から5月では1%、5月から6月は0.7%全体で上がっているとのこと。主な商品でいうと、
ー牛肉:4.8%
ー豚肉:3.3%
ーベーコン:8.8%
ー冷凍の魚やシーフード:1%
ー新鮮なケーキやカップケーキ:3.5%
ー新鮮なドーナッツ:1.8%
ー小麦粉:2.1%
ー新鮮な野菜:1.3%
定期的な消毒や危険手当などの人件費が影響しているのかと推測します。懐は痛いですが現状では致し方ないかなと思っています。
3つ目、ヒトで行われた最初の新型ウイルスワクチン治験(フェーズ1)、期待が持てる結果が出たとのことです。
The First Coronavirus Vaccine Tested in Humans Shows Early Promise
論文元はこちら、NEJMです。
An mRNA Vaccine against SARS-CoV-2 — Preliminary Report
ざっと読むと国立アレルギー感染感染病研究所で開発したワクチンを18歳から55歳の健康な45人に2回接種したところ、すべての人の体内で中和抗体が確認したようです。動物実験であれば、この後実際の生ウイルスを暴露してどの程度感染し、どのような症状が起きるか評価出来ますが、ヒトだとここまでです。つまり「期待が持てる(promising)」というのは全員に抗体が出来て免疫反応を示しそうなこと、接種の際に半分以上の人が多少の副作用を訴えたものの安全性をある程度確認出来たからです。一方で必ずしもヒトを新型ウイルス感染から守る、感染しても劇的に症状を迎えるといったものではないことに注意が必要です。
次の3万人が参加する大規模な治験(フェーズ3)は今月27日から行う予定で、10月の終わりぐらいに終了出来ることを期待しているとのこと。この治験がワクチン開発でフロントランナーのはずですから、今年中にワクチン開発終了、一般人へ接種に至ることはないことがよくわかるかと思います。
コメント 0