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「大学への数学」の学コンの記事をみて懐かしむ [日常]

世の中クリスマスでお休みモード、仕事に行こうとしたら家の中でものすごいヒンシュクを買い、仕方なく出かけず。ニュースも景気刺激法案が両院通ったのに大統領が難癖つけ、再審議に。大統領の意向通りに増額しようとしたら、下院で共和党が反対して中に浮く、という状態です。

House GOP kills bid for $2,000 stimulus checks

大統領と共和党の下院でネゴがなかったんでしょうかね。同じ政党の人とは思えません。むしろ彼は法案がすんなり通るのを邪魔したいだけかもしれません。増額は元々民主党の要求で、交渉で減らしたのが共和党なのに、です。よくわかりません。

たまには日本のニュースに触れます。かなりマニアックな話題ですが、私も昔にお世話になった(やられっ放し)東京出版の「大学への数学」内の学力コンテストの話が紹介され、懐かしく思いました。

世界的数学者も生み出した、60年以上続く学力コンテストの凄み

「高校の数学」から読み始めましたが、結果から言うと満点を取れたのは1回きりです。解けなくて出せなかった回も少なくなく、出せても思うように点がとれず身の程を知らされてました。毎回上位に名前を連ねる方を見ては、この人たちの頭はいったいどうなっているんだろうと思っていました。

面白いもので一方的に名前(と当時の所属校)しか知らないのに、数十年経ってそのうちの一人の方の名前を最近メディアで発見したことがあります。記事を見たとき一瞬で「あの人だ」とわかりました。今もその業界のエリートとして世界でご活躍されているようで、妙に安心しました。出る杭はいつまでも突き抜けていて欲しいなと思わずにはいられないのです。

そんなことを考えながら記事を読みました。私にとって思うような受験の結果には結びつかなかったのですが、出来ないなりに考えること、挑戦することを育んでくれた場所でした。大げさかも知れませんが、答えがない問題を探しては答えを示すべく実験をする職業を選んだ原点になったような気がします。今の研究内容は数学ほど崇高でエレガントではないですけど、仕事としては苦しいときがあっても楽しくやれているからです。
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