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Buffalo Trace蒸留所、見学 [遊び、観光]

バーボントレイルのスタンプツアーには入っていませんが、
「ブラントン」で有名なバッファロートレースの蒸留所に行って
きました。

Buffalo Trace Distillery
113 Great Buffalo Trace, Frankfort, KY 40601

場所はケンタッキー州都フランクフォートで、先月行った
Woodford Reserveから20分ぐらいの距離です。

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自分らが入った入り口からだと業務用の駐車場に入ったかと
思いましたが、奥に行くとようやくビジターセンターの看板が
見えてここでよかったことを確認出来ました。

駐車場横にいきなり貫禄のある建物現る、樽を寝かせる倉庫
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ここがいいのは何と言っても予約なしで見学が無料なこと。ツアー
は1時間毎にビジターセンターから出発です。

多少大まかな歴史の話を外で聞いた後、樽を寝かせる倉庫
の一つに入って、スライドを見ました。その後またガイドさんの話。
このおじちゃんちょっと話が長く、空調の良さが手伝って眠気に
かなり誘われたことは秘密です。

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その後は樽倉庫を見学。ここでもangel's share(何年も寝かせる
間にアルコールが蒸発したり、樽から滲みでたりする様)の話や、
何年でどれだけアルコールが飛ぶから年期ものは高くなるという
話が出ました。発酵の仕方であるsour mashの話も詳しくしてま
したね。

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次に箱詰めのところに行きました。ここは未だに手作業でやって
いるようです。実際ブラントンとかのバーボンはどこに倉庫にいつ
蔵出ししたかとかを、手書きで書かれているようです。また特徴
的な競走馬の形をしたボトルトップについても説明を受けました。

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基本的に見学は以上で、後はビジターセンター2階に戻って
試飲でした。無料ツアーなのに試飲があるのにはびっくりし、
さらに今までのところの中で一番遠慮無くなみなみとバーボン
を注いでくれたことには、さらにびっくりしました。お酒飲みなら
たまらないと思います。試飲出来るのは2回でした。バーボン
はすべて飲めませんでしたが、Bourbon CreamをRoot Beerで
で割ったものはおいしくすべていただけました。

個々の特徴はマニアックなおじさんたちが多かったこと。全米
各地から来ていて、写真の取り方もすごかった。説明を聞くだけ
でなく質問も多く、ブラントンのH倉庫はどこだ?と聞いてわか
るとわざわざ歩いていって写真をとっていました。ブラントンって
高いらしいけど、そんなにおいしいの?(後で調べるとその値段
にびっくり。さらに出てる本数が少ないので、ケンタッキーでも
店頭に常備するのが難しい、という話をリカーバーンの店員に
聞きました)。日本だと宝酒造さんが取り扱っているようです。

ここは禁酒時代でも製造が許されていた伝統のある蒸留所で、
未だにアメリカの会社であり、さらに少量生産と品質の良さで
かなり通の方が愛飲しているとのこと。ツアー的には無料な
分、すべての施設を見ることはできませんが十分な説明と試飲が
あり、コストパフォーマンス的にはいいんじゃないでしょうか?何より
雰囲気と建物、及び匂いは一番趣を感じました。

樽が通る踏切
BT5.jpg

バッファローの銅像、以前はこの辺りにいたのか?
BT6.jpg

最後にツアー以外でも見学できるゲストハウスやオフィスがある
庭園を見学。こちらも小奇麗でした。

BT7.jpg
BT8.jpg

歴史を感じさせる(実際historic landmarkだそうです)蒸留所でした。
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