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論文査読 [日常]

去年もそうだったのですが、サンクスギビングの休暇の前に限って論文の査読が回ってきます。ぺーぺーの身分ゆえ回していただいた査読は内容が理解出来、時間が許すならば引き受けていますが、なぜ毎回休暇前なのでしょうか?しかも今回は締め切りが家内の誕生日だったのに全く気づかず、二つ返事で引き受けてしまいプライベートでも地獄を見そうになりました(忘れていたわけではない)。危ない、危ない。

もう一つ自分がここで外人のせいかもしれませんが、どうも一癖ある論文が回ってきます。今回もそれなりにインパクトファクターのついた雑誌ですが、内容に乏しくこれでよく査読に回ってきたなといったものでした。私が言うのも失礼かと思うのですが、英語もおかしく好意的に内容を汲み取ろうとしても理解に苦しみ、初めてコメントに「論文提出前に言葉のチェックを受けて下さい」という一文を加えました。

正直ドキドキしながらレビューを提出したのですが、編集者からすぐに判断を下したメールがあり、他の2人のレビューワーがどうコメントしか読みました。すると言い方はどうであれ私同様に「英語をチェックしてもらって下さい」と指摘しており、それを見て少しほっとしました。

自分への戒めもこめて、英語が苦手なアジア人は論文を読んでもらうためにもう少し言葉を頑張らないといけませんね。
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