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某私立医大の受験に関する話、私感 [日常]

N大のフットボールの話がまとまらずともフェードアウトしていくかと思いきや、今度は私立医大の受験に関わる問題が取り上げられています。婚約内定の人を奨学金で受け入れた米F大もそうだけど、何故これほど騒ぐか正直理解出来ません。元々は見返りとしての入学斡旋で立場を利用した我田引水ということで問題になる点はわかりますが、女性や3浪の入試の点が抑制されて入りづらくなっていることとは本質が全く違い別問題です。世の中入学にせよ、就職にせよ、ベストの人材が常に受け入れられるか、というとそうではなく雇用側の思惑が少なからずありうるのは周知のところ。私立ならなおさら。

女性が差別された、と書いているところもありますが、だったら女子大が男子を入れないことを差別としないことはなぜでしょう?縁故が強い大学附属校で願書に「親兄弟親類でこの学校出身者がいれば書いて下さい」と書く項目があるのに訴えられないのは何故でしょう?大学教員職の公募にしても、国立大学ですら日本では堂々と「女性のみ募集」と書いてあるところがあります。そもそも願書や履歴書に写真を貼り付けたり、生年月日や年齢を書かせたり、性別を書かせている時点で否が応でも「選抜」は始まっているわけで、世界的な基準で見ればこのこと自体が日本と韓国を除いて完全に違法です。上記医大の場合、男子女子のおおまかな定員がある、って書けばいい話なのでは?

誤解がないといいのですが世の中そんなものであり、自分が医学部受験生だったらこう呑気に受け入れられないかも知れませんが、その不確定さの中で人は生き残っていく必要があるのもまた事実です。日本のそんな制度が嫌なら外に出ればいいだけの話ですが、それでも経験的に言わせていただければ日本のが楽ですよ。
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