SSブログ

消費税10%について、私感 [日常]

日本での消費税が10%になって1ヶ月ちょっと。私自身この間に日本にいないので何も実感することはないのですが、むしろまだ10%かと正直思います。あくまでも誤解のないように書きたいのですが、日本の公共サービスの質を考えた場合、喜んで10%払います。もちろん問題がない、とは言えませんが、例えばアメリカのそれと比べたら差は歴然です。言葉の問題ではありません。もう質が比較にならないのです。

医療なんかはその最たる例です。健康保険持っていたって医師にかかれば信じられない額の医療費が請求されます。私の保険の場合(人によって保険が違う!)はco-payと言ってとにかく医者にあったときに内容に関わらずその場で支払う前金みたいのがあるのですが、一般医で25ドル、専門医だと50ドルです。1週間前に血液検査受けて(これは別料金)、その結果見ながらちょっとだけ聴診器を身体にあてて「問題ないね、じゃ6ヶ月後にまた来て下さい」という会話をするだけで専門医だから50ドル。ありえないです。さらに血液検査内容も病院、そして外注先の検査機関から保険でカバーできない分を後から請求が来ることもあり、やるせないです。手術なんて受けたらどうなってしまうんでしょう?医療機関から郵便が来るだけでドキッとします。日本で行われれている治療費の30%負担って海外での生活を経験したものにとっては爆安です。そもそもの治療費が安いとすら感じます。逆に医師業は日本でビジネスとして成り立つのか、と心配になるくらいです。

一方でこちらも食品など生活必需品の税率はかなり低く設定してあるので、税率の割りあて方には改善の余地があるでしょう。それでももし自分に仕事からの引退があるとしたら、自分の身体を考えて日本で暮らしたいという思いに変わりはありません。例えその時消費税が20%になっていたとしてもです。

P.S. ちなみにここルイジアナ州ラフィエット市の消費に関する税金は最低で8.45%です。これには州と市の売上税から成り立っていて、ルイジアナ州のそれは4.45%です。元々は4%でしたが予算不足のため時限立法で2016年4月から2018年6月末まで期間限定で1%を上げて5%にしていました。その後、それに旨味を感じたのか4%に戻さず一方で調整が入って0.45%あげたままとなり、現在に至っています。2023年までに徐々に減らして4%に戻す、と言っていますがどうでしょうかね。また市の税率はバトンルージュ(5.5%)やニューオリンズ(正確には市ではなくJefferson County tax = 5%)のが高いので注意が必要となります。

Louisiana Sales Tax Phase-Out Plan Wins House Backing
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。