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「半〇直〇2」で登場した場所でのアルバイトの思ひ出 [日常]

今日も涼しい日でした。熱帯暴風雨が近づいているからでしょうか?気候は穏やかで非常に快適ですが、数日後に降る雨の量とそれによる洪水が心配です。

今晩は日本で話題となっているドラマ「半〇直〇2」を観ました。かなりデフォルメというか、大げさな芝居であることに同意しますが、それでも私の年代にとっては面白いドラマです。そのドラマの中で私にとって非常に懐かしい場所が出てきました。主人公の携帯にも場所が表されていましたし、TV局のウェブサイトでも紹介されているので、名前を挙げても問題ないかと思います。ホテル・ニューオータニ内のフランス料理・レストラン「トゥールダルジャン 東京」です。

トゥールダルジャン 東京

何故懐かしいかと言うと、30年ほど前に私は短期間ながらアルバイトをさせてもらった場所なのです。部屋の雰囲気がいい意味で変わってなくて安心しました。もっとも格式あるお店ですから私の役目は食器片づけだけでお客さんの前に出ることもなく、ダイニングルームをゆっくり見る機会もほとんどなかったんです。ましてや正面からラウンジを経て、食事をとる部屋に入ったことは1度ぐらいしかありません。いつも裏手から職場に入っていました。

ただバイトとは言え正スタッフ同様に厳しく指導を受けました。ホテルから制服を貸し出され毎日洗濯されたアイロンがかかったものを着ていましたし、最低限のフランス語も覚えさせられました。毎日あるミーティングでは必ずメモをとるように言われ、毎日の献立を頭に叩き込んではお客様の食事の進行に応じてサーバーの人と厨房の人の連絡係をすることもありました。フランス料理の常識なども色々と教えてもらいました。短期間の雇用でしたが、色々と人生経験をしたところでした。もちろんいらっしゃったお客様には当時も政界、財界の方などがいて、今回あのような場面で起用されることに違和感はありません。ただ夜に広いダイニングルームを一組だけで貸し切るような運営は、コロナ下とは言えしていないとおもいますけども。もしかしたらドラマ内の頭取か政治家が上顧客のため定休日でも特別に開けてもらっているのかも知れませんね。

バイト最後の日、フランスから来て教育をしてくれた方(確か支配人でもちろんフランス人)に「早くここで食事をとれるような人になって、(成長して)戻ってきてください」と言われましたが、その後お客としてまだこのお店を訪れたことはありません。その方が今もいるとは思えませんが、そのレストランに入るのに相応しい大人に一日も早くなって(年齢的には十分大人ですが格がない)名物の鴨料理を頂きたいな、と考えていました。

今日はそんなことを思い出させてくれるドラマの1シーンでした。
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