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アストラゼネカとオックスフォードのワクチンも良好な結果、だけど? [コロナウイルス]

昨日ファイザーとモデルナ社のワクチンの話をしたら、今日イギリスからもレポートが届きました。

AZD1222 vaccine met primary efficacy endpoint in preventing COVID-19

2.3万人の被験者(実際はプラセボが入っている)に2つの手順(半分量+十分量もしくは十分量x2)でワクチンを投与し経過を観察したとのこと。よく分からなかったのが以下の文章です。

One dosing regimen (n=2,741) showed vaccine efficacy of 90% when AZD1222 was given as a half dose, followed by a full dose at least one month apart, and another dosing regimen (n=8,895) showed 62% efficacy when given as two full doses at least one month apart. The combined analysis from both dosing regimens (n=11,636) resulted in an average efficacy of 70%.

(ある投与計画(n=2,741)では、AZD1222を半分投与後、少なくとも1ヶ月後に十分量を投与した場合に90%のワクチン有効性が示され、別の投与計画(n=8,895)では、少なくとも1ヶ月間隔をおいて十分量を2回投与した場合、62%の有効性が示されました。両方の投与計画(n=11,636)を組み合わせて解析した結果,平均有効率は70%でした。)

半分にした方が経過が良好なのはどうしてでしょうね。たまたまなのか、それとも理由があるのか。また以前何か被験者に問題が起きて臨床試験を一時中断した気がしますが、今回、安全性は大丈夫と結論付けています。本当に大丈夫だったのでしょうか。

ただCNNはファイザーやモデルナは結論に至った有効性に関するデータを開示したのに、アストラゼネカはデータについて言及していない、と疑問を投げかけています。

Experts have questions about AstraZeneca's vaccine data

In its press release, AstraZeneca said a total of 131 study participants developed Covid-19 but did not say how many of those people had received the Covid-19 vaccine and how many did not.

(プレスリリースでアストラゼネカは合計131人の被験者がCOVID-19を発症したと言ったが、そのうちの何人がCOVID-19ワクチンを受けたのか、何人が受けなかったのかには言及していない。)

CNNも臨床試験一時停止したことについて触れていました。

The AstraZeneca trial was put on hold twice because government regulators were concerned about two study participants who became seriously ill. Regulators later allowed the trial to resume.

(アストラゼネカの治験は、政府の規制当局が2人の被験者が重症化したことを懸念したため、2度にわたって試験が中断された。その後、規制当局は試験の再開を許可した。)

ワクチン開発の主導権争いがあるのか、国としての威信もあるのか。政治的、経済的な利権もあるのでしょうか?ワクチン開発は熾烈を極めています。
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ワクチンの有効性を示した臨床試験に関する考察 [コロナウイルス]

まず始めに、以下に書くことは私の率直な疑問であり、私なりの見解です。もし正しくご理解している方がいれば遠慮なく「こうだよ」とか「違うよ」とご指摘いただけると幸いです。またワクチンの有効性や今後の展開について水を差すつもりもないこと、ご理解下さい。

11月に入りフェーズ3の臨床試験の結果が出始めて、ファイザーやモデルナのワクチンの有効性が90数%だったというニュースを聞きました。希望が持てる結果です。ただこの95%とかという数値、一体どう判断してるんだろう?と素朴に疑問にもちました。すると以下のサイトに日本語で優しく書いてありました。

2つの新型コロナウイルスワクチン これまでに分かっていることとまだ分かっていないこと

効果90%は他のワクチンと比べてどうか?のパラグラフに以下のように記述されています。

例えば、40000人の参加者のうち、20000人がワクチン接種群、20000人がワクチン非接種群に割り付けられたとして、非接種群では50人感染したのに対し、ワクチン接種群では5人しか感染しなかった、という場合に「感染していたはずの45人(90%)の感染を防いだ」という意味で90%の予防効果があった、と表現します。

ここで大切だなと思った事は、1、ワクチンを接種しても感染する人が少しはいる、2、実際にワクチンの接種の有無にも関わらず、コロナウイルスに出会う環境はコントロールされていないらしい、ということです。後者は動物を利用した実験ではないため、意図的に例えば鼻や口から一定量の生ウイルス、もしくはそれに相当するものを等しく暴露させて結果を比較していなさそう、という意味です。それとも被験者はマスク着用やソーシャルディスタンスをとることを禁止したのでしょうか?

臨床試験に関する企業の広報からの発表を探してみました。

ファイザー社
PFIZER AND BIONTECH CONCLUDE PHASE 3 STUDY OF COVID-19 VACCINE CANDIDATE, MEETING ALL PRIMARY EFFICACY ENDPOINTS

接種に関する安全性に対してFDAの基準を満たしたこと、efficacy(有効性?)が95%であったことは書かれていますが、被験者にどのようにウイルスに接してもらったかは見つけられません。

折角なので臨床実験のための手順書を探したら、見つかりました。

A PHASE 1/2/3, PLACEBO-CONTROLLED, RANDOMIZED, OBSERVER-BLIND, DOSE-FINDING STUDY TO EVALUATE THE SAFETY, TOLERABILITY, IMMUNOGENICITY, AND EFFICACY OF SARS-COV-2 RNA VACCINE CANDIDATES AGAINST COVID-19 IN HEALTHY INDIVIDUALS

137ページにわたる文書なのですが、ぱっと見る限り患者をコントロールした形でウイルスに暴露することはしなかったようです(当たり前ですが)。これだと意地悪な言い方をすれば、純粋なワクチンの接種有無だけでなく、臨床期間に感染しないように行動出来た人、出来なかった人、もしくは通勤や仕事などの環境の違いが間違ってワクチンの有効性に反映されかねない、と勘繰ってしまいます。このことってヒトを対象にした臨床の場合、気にしなくていいのでしょうか?

普通に考えればワクチンを接種してもマスクをし、ソーシャルディスタンスを取る、としてくれればいいのですが、この国の方は「いぇーい、これで自分はもう大丈夫」となりかねません。つまり接種した人としない人の行動の違いからも社会で混乱が起きると私は考えてしまうので、95%という数字をどれだけ信頼していいのかも不安になります。

もしご存じの方がいらっしゃたら、ぜひ教えていただきたく存じます。

P.S. ちなみにワクチン接種後、生ウイルスに暴露させて影響をみることで直接効果を観察できますが、私が知る限りいまだに理想的な動物モデルが見つかっていないようです。
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中国ではすでに100万人弱がワクチンを受けた?! [コロナウイルス]

今日はねずみさんの世話をして、少し実験したら1日が終わりました。週末とは言え珍しくラボには誰もおらず、自由に動けて快適でした。

さてワクチンの話。何日か前に以下のような記事を読みました。製薬会社会長がSNSで呟いたそうです。

China has given almost a million people experimental Covid vaccine, says company(中国でほぼ100万人に実験的コロナウイルスワクチンが投与された)

日本語でも同様な記事が見つかりました。

中国シノファーム、約100万人にコロナワクチン接種 有効性の証拠は示さず

フェーズ3を経ずに100万人近くの人に開発中のワクチンを接種を許可するとは、さすが人口大国中国だと思います。ただ本文を読む限り「誰も感染を報告してこなかった」と言っているだけなので、追跡調査をしたり、血中の抗体の有無を調べたりはしていないようです。また11月6日に5.6万人に緊急摂取し、彼らは海外に出て行ったと言っていますが、この数が本当なら先日発表されたファイザーによるフェーズ3の臨床試験よりも多くの参加者(43,661人が参加し11月13日までの41,135人が2回の接種を受けた)がいることになります。これに対して何も追跡検査をしないのならもったいない。

さらに興味深いのが、中国で緊急ながら承認を受けているワクチンは不活性ワクチン(inactivated vaccines)で、ファイザーなどが手掛けているRNAワクチンとは異なるものです。シノファームの公な報告がぱっと見みつからないのですが、同様に承認を受けた中国産不活性ワクチンCoronaVacに関して記事を見つけることが出来ました。

Early Trials Of Chinese Company's Vaccine Show It Triggers An Immune Response

ワクチン接種をすることで免疫抗体反応を誘導するようですが、回復した患者さんから得られる抗体量と比べて低いレベルであるとのこと。それに対しファイザーやモデルナなどのRNAワクチンは患者さんのそれと同レベルの抗体が血中に観察されている、という指摘がなされていました。別に産出量が少なくても本当に効くのならいいんじゃない?と個人的には思いますけどね。

ちなみにCoronaVacのフェーズ1/2の結果に関する論文はすでにランセット(これはいい雑誌)に掲載されているので、興味がある方はご参照下さい。
Safety, tolerability, and immunogenicity of an inactivated SARS-CoV-2 vaccine in healthy adults aged 18–59 years: a randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 1/2 clinical trial

私みたいな末端でも実験屋としてはワクチン効果の結果に根本的な疑問があるのですが、それはまた別な機会で触れることにします。
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CDCによる旅行制限勧告@感謝祭 [コロナウイルス]

CDCがコロナウイルス蔓延してから恐らく初めてかなり踏み込んだ提言を発表しました。1週間で100万以上の新規感染者を出して、流石にまずいと思ったのでしょうか。

CDC Urges Americans Not to Travel for Thanksgiving
(CDCはアメリカ人に感謝祭のための旅行をしないよう呼びかけた)

実際のガイダンスは以下のCDCのページを参照下さい。

Celebrating Thanksgiving

さてどれだけの人が耳を傾けるでしょうか?

こんな状況で恒例のMacy'sサンクス・パレードってやるの?と思い調べたらまだ続行のようです。ただパレード・ルートは短くして行うようですが。

Macy's Thanksgiving Day Parade - Info & More - Macy's



私はテストやレポートの採点そして自分の論文の書き直しもあるし、論文査読も2つ回ってきたので来週は家で大人しく作業をする予定です。
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トイペがないならウォッシュレットは? [コロナウイルス]

自分が担当する授業の期末試験を作成し、無事電子掲示板にアップしました。これで今学期の残りは採点して成績を提出すれば終わりとなります。相変わらずコロナ・ウイルスの影響はありますが、どうにか無事に完走出来そうです。

先週から部分的に行動制限を勧告する州が出てきましたが、それに伴ってまた紙製品(トイペ・キチンペーパー)が店頭からなくなるという噂を聞きました。本当かなと思いコストコに行ってみました。

本当でした、普段は手間の列にたくさんの紙製品が陳列されています。
toletpaper.jpg

時間がなかったので特にいつ入荷するか店員に聞かずにお店を出ましたが、友人によると今週はもう入荷しないかも、と言われたそうです。ルイジアナがロックダウンするとは思えないですし、トイペなどを生産する会社の工場が州内にあるのになぜここまでパニックになるのか不思議です。

上述の友人と話をしたとき、日本のウォッシュレットでもみんな導入してトイペの消費を減らせばいいのに、という話になりました。彼はアメリカ人ですがそのトイレの存在を知っていて、長い間導入することを検討していた、とのこと。確かに水で洗って風で乾燥させれば、トイペの消費量はかなり減らすことが出来そうですけどね。お尻にも優しそうだし。

カップラーメン同様、日本企業による全米でのさらなるプロモーションを期待します。
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コロナ感染者増大をうけ期末試験を臨機応変に、という通達が来た [コロナウイルス]

11月も半ばも過ぎ、サンクスギビングのお休みも見えてきました。寒くなる冬にコロナウイルスがまた蔓延するのを想定し、大学が普段より早く秋学期を始め、早く終わろうとした決断は唯一正しかったな、と思える今日この頃です。

新型コロナウイルスの人口比での感染数で全米1のエリートを誇っていたのがルイジアナ州ですが、最近はトップ10からも引き離されている状況です。押忍。

11月18日現在、人口比あたりの新規感染者数、ルイジアナは14位
Nov18_2020_daily_infection.jpg

統計が怪しいのでなんとも言えませんがここ数日は劇的に増えていますし(数百から数千)、街の少なくない人は経済再開もフェーズ3のままでマスクもせず緩んでいますので、過去から学ぶことなくまた増えていくものと思われます。

11月18日現在、人口比あたりルイジアナ州の新規感染者数
Nov18_2020_daily_infection_La.jpg

そもそも感染が2度ほど爆発したのでピークが大きく、少しぐらい増えても増えたように見えないんですよね。それを理解しないで「この州では幸い増えていない」とのたまう州の政治家がいますが、算数を一から勉強しましょう、却下です。

大学から今日またメールが来ました。学内でも感染者および彼らと接触したため14日の隔離状態の生徒が多くいるため、期末試験は教室で受けさせるだけではなく、遠隔の試験やテイクホームなど柔軟性をもたせるように、とのことです。うーん1週間前に対応出来ますかね。感染したら試験受けさせない、って通達してたらもっと本気でうつさない、うつらない自助努力を学生はしたかと思いますが

私の場合、学期の頭から中間試験を対面によるclosed-book試験、期末をテイクホームの試験とシラバスに書き説明していたので、何も変更なしです。授業をとってくれている学生も心構えが出来ていた(=暗記より調べものが増える)ので異論がなく幸いでした。

ただ来学期の予定は出ているものの、今後コロナ蔓延の状況が続くとどのように変更をするのか全く検討がつきません。ニューオリンズでマルディグラは来年やらない、って発表があったのに、マルディグラ休みがそのまま残るとも思えません。
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「有効なワクチン出来たら、対面授業を全面的に開始する?」という質問メール [コロナウイルス]

先日ファイザー社からの発表で、ワクチンの効き目が90%程度だったのこと。色々なサイトで日本語でもニュースになったので、耳にした方は多いかと思います。治験が進んでいるのは望ましいこと。これに対してなんの異論もありません。

ただこのニュースを知ってからなのか、それとも全く別なタイミングだったのかはわかりませんが、大学側からメールが来ました。「有効なワクチンが接種可能になったら、対面授業を再開するか?」といった内容でした。誰の命令で誰が出してきたか失念しましたが、こんな愚問を良く出してくるな、というのが第一印象でした。

雇われている身ですから返信はしました。ただ「安全で有効なワクチンが確認されたら接種はします。ただマスクせず、ソーシャルディスタンスも取らずに対面授業を再開するかは大学、もしくは大学システムの判断に委ね、もし何等かの問題が起きた場合、責任の所在はそちらにあること理解いただきたく」といった内容で返信しました。

研究をしない、もしくはほとんどしないうちのような大学は州立大学でも入学する生徒数(とくに学部生)により収支が大きく変わります。(私が感じる)ルイジアナ州で起きている問題は別な機会に話をしますが、あまり望む形でなく学生の取り合いが続いています。どこよりも対面授業をしている、というのはアピールになるかも知れませんが、現場の状況が理解されているとは残念ながら思えません。ダッシュボードも適当ですし、パンデミックで政府から割り当てられたお金(半分は生徒に行ったはず)が大学設備の拡充にどう使われたかもあまりよくわかりません。いまだに私のオフィスがある建物の教室やコンピュータルームにはアクリル板は設置されていないですし、最初に配布されたアルコールもその後補充された様子もなければ、業者を入れて教室や壁などを消毒している節もありません。

それでも開始するのなら、何かあった場合責任(例えば治療費は全面的に大学が負担するとか)を明確にしない限り、こちらとしては対応のしようがありません。それなのに個人の判断に委ねて、何かあったら逃げる、というやり方は組織のトップの心構えとしてどうか、と思うのですが、(リーダーシップと言う言葉をよく使う)アメリカ人のくせに意外とこういう行動をとる方が上に多くてびっくりです。

大げさかも知れませんが、危険や無理を伴うことを強制するのなら、せめて骨を拾ってくれる気概のある方と一緒に仕事したいです。ここではそのような気概を全く感じません。
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イバンカとクシュナーの3人の子供、学校を自主退学 [コロナウイルス]

先日この州の下院共和党が新型コロナウイルス対策に対する制限が厳しすぎるとし、緩和を求めて知事にを訴えましたが、棄却されたようです。

Gov Edwards to update on COVID-19 response in the state

それに合わせるかのように、最近この州だけずっと低い数値で一定していた(州全体で数百人程度)1日あたりの新規感染者が今日いきなり3500人程度まで跳ね上がりました。ここラフィエット市もおとといまでずっと一桁、二桁で推移してたのに、昨日136人、今日389人です。

これって大統領選の開票に合わせたか、それともこの裁判に合わせたか、発表される数字いじられてないですかね?あまりにもタイミングが良すぎる感があります。逆にいえば露骨すぎるのですが。

昨日の話ですが、シカゴでは来週の月曜日から30日間、外出制限勧告が出ましたね。

Chicago announces new COVID-19 restrictions as Thanksgiving approaches

命令(order)ではなく勧告(advisory)なので法的縛りはなさそうですが、それでもサンクスギビング含めて一緒に住む家族以外では集まるな、という厳しいものです。



シカゴだけでなくイリノイ州全体でも外出禁止発令の方向に向かっているとのこと。

Pritzker Warns State Heading Toward New Stay-at-Home Order

それに対し現大統領は自分の政権下ではロックダウンは行わないことを明言しました。

Trump says no new lockdowns 'under this administration,' 'only time will tell' who's in charge come January

もっとも彼は新型コロナウイルス対策を州知事の判断に委ねる、と以前発言しているので上の発言に本質があるとは思えないですが、支持者は喜ぶでしょう。

ちなみに娘の3人の子供を通わせる学校で以下のようなことがありました。

Ivanka Trump and Jared Kushner's children withdrawn from school after administrators raised concerns about adherence to Covid precautions
(学校トップがCOVIDに関する注意事項の遵守に関して懸念を表明し、イヴァンカ・トランプとジャレッド・クシュナーの子供たちは学校から退学することになった)

Kushner and Trump "repeatedly violated a number of the guidelines" outlined in the school's parent handbook for Covid-19 precautionary rules, according to the source.

(クシュナーとトランプは、信頼筋によると、Covid-19の予防規則に関し学校の保護者ハンドブックに記載されているガイドラインをいくつも「繰り返し違反した」という。)

孫たちがとばっちりを受けています。おじいちゃん、この私立校も訴えますか?
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ルイジアナの大学でも新型コロナ感染が拡がってきた [コロナウイルス]

今朝歯医者に行き、チェックアップとクリーニングをしてもらいました。虫歯もなく、歯茎の状態も比較的良好とのこと。ただデンタルフロスは毎日やってね、と言われました。私が小さいときは歯医者さんからデンタルフロスの話なんて出たことなかったですが、今じゃ日本でも推奨されているんでしょうか?

私が在籍する大学で今学期最多数の感染者が報告されたようです。

UL reports highest amount of COVID-19 cases on campus since semester began

CDCの勧告に応じて大学も無料テストを提供していますが、感染してもそこに行くかはわかりません。感染したら大学に報告して下さい、というお願いなので他で検査を受けた場合、どの程度報告されているかは不明です。さらに以前伝えた通り、残念ながら感染している大多数は学生なのに、大学に来る前に状態のチェック、報告する義務があるのは職員・スタッフのみです。まぁ一言で言えば統計はザル、予防の徹底状況もザル、ということです。

まぁ時期的にはハロウィーンで集まったのかな、ということです。推測ですが。

隣のLSUだとフットボール部で感染者が増えて、次週アラバマ戦にリーグから決められた人数の選手がサイドラインに立てるかどうか怪しい状況とのこと。

LSU has COVID-19 outbreak |Tigers vs. No. 1 Alabama in question

まともなQBが1人しかおらず(しかも1年生)、TEとロングスナッパーに関しては誰もいない状況だそうです。これじゃ試合はまず無理ですね。

全国的に見て比較的今は感染が少ないとされている(されているだけです)ルイジアナでこうですから、他の台所事情は推して知るべしです。厳しい冬はもうすぐそこに迫っています。
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ルイジアナついに6位に転落@コロナ事情 [コロナウイルス]

午前中に遠隔でラボミーティングを行い、今週も過ぎていきました。午後から夜にかけては、以前は何度もやったものの、ここでは器材が揃わなくて出来なかった実験を初めてやってみました。以前のような数値は出ませんでしたが許容できる範囲に収まっていました。古い器材でも色々調べた甲斐がありました。歩みが遅いのが不満ですが、これで来週次のステップに進めます。

コロナ感染の話ですが、中西部の爆発状態が如実に分かった日となりました。10月20日にノースダコタ、サウスダコタに抜かれてルイジアナは3位に落ちた、ということを書きました。その時ミシシッピに向かれるのは確実、アイオワが不気味、と書きましたが、それだけでなくウィスコンシンにも一気に抜かれてしまいました。

10月30日現在、1日の人口比辺りの新規感染者数
Oct30_2020_dailyinfection.jpg

ルイジアナはまさかの6位に後退です。ウィスコンシンは人口が多いので絶対数は増えても人口比ではそこまで伸びないだろうと思っていましたが、予測違いでした。ここ数日だけ見て入ればルイジアナはそれほど増えておらず、どこかの下院で規制を厳しすぎるので撤廃せよ、と主張する根拠にならなくもないです。

まぁ身近なところは統計があてにならないし、もう罹っても検査すら受けていないのかも可能性大なので、何とも言えません。見かけ上は下がっているだけ、もしくはこれから、というのが私の予想です。でも確固とした証拠はありません、あしからず。
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