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WSJ再講読、ワクチンの保存場所問題の話 [コロナウイルス]

まず一つ目、ウォールストリートジャーナル(WSJ)のデジタル版をまた購読することにしました。記事だけを読みたいのならばWSJのウェブサイトでヘッドラインを確認後、在籍する大学の図書館データベースに行って(ここでログイン過程が発生)検索後、テキストだけなら読むこと出来ます。ただ一つの記事を読むのにこのプロセスを経るのは面倒、そして時間の無駄なのと、月4ドルぐらいで悩むな、というもっともなご指摘をいただいたので再講読することにしたわけです。もっともMBAコースを提供する大学なのに、大学図書館がボリュームライセンスをWSJから購入して、学生・教員がアクセスできるようにしていないのはどうかと思いますけどね。

ちなみにウェブで登録しお金を払ったら「Welcome back」という表示が出ました。データベースに記録が残っていただけかも知れませんが、なんか覚えてくれたようで嬉しかったです。

久しぶりにWSJのサイトを自由に閲覧すると、色々興味深い記事があり時間を費やしすぎました。本業に差し支えるべきではないので、ほどほどにしないといけません。ただ相変わらず英語版だけでなく日本語版も読めるので、時間がないときはそちらで記事を見ることにします。

さてワクチンの話。ファイザーやモデルナ社が緊急使用許可の申請を出し、アメリカでも一般の方でも接種出来る日が近づいていますが、問題はワクチンの保存方法です。どちらのワクチンも冷凍保存しないといけないのですが、-70Cの冷凍庫って高いんです。実験サンプル保存用しか知りませんが、軽く150万円ぐらい(>$15,000)します。薬品会社からワクチンを輸送されてもローカルではどうやって保存するんだろうとは考えていました。都合よく薬局や病院が新しく冷凍庫買って需要がなくなったら、あわよくば近い将来大学に寄付してくれないかなぁ、と淡い期待すらしていました。(ちなみに家庭用の冷蔵庫についている冷凍庫は-20Cです。)

ところがそれは見当違いであることが分かりました。少なくともルイジアナでは州当局から冷凍庫に開いているスペースはないか、と大学が問い合わせが来ているようです。本当のこと言えば大学の実験用冷凍庫には被験者や動物モデルの体液や組織、RNAなどが入っています。問題はないかと思いますが、それと同じ空間にワクチンを保存するのは私の感覚から言えば「なんか気持ち悪い」のですが、予算がなくそうは言っていられないのでしょう。

物流の面も含めて、ワクチン接種の普及には課題があり、時間がかかるなと感じました。この点で見れば冷凍保存の必要がなく、コスト面でも優秀なアストラゼネカ社のワクチンがいち早く認可されることを期待しましょう。
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