SSブログ

大学・学部説明会に駆り出された [日常]

午前中はPreview dayという高校生の大学見学・説明会に駆り出され、生徒さん親御さんの前で話をしてきました。人数だけから見ると私が在籍するExercise Scienceはなかなかの集客力があります。今日も教室がほぼ満杯で、申し訳ないことに立って話を聞かれる方もいらっしゃっいました。ただ残念なことにこの学科で学べることに人気があるのではなく、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、医師助手(PA)など医師ほど勉強出来なくても、安定でそこそこ収入がある医療系の仕事に就く道筋を立てられるから、という安易な理由が本当のところです。従って質問の内容もこれらの将来に関する話ばかりで、根本的な学問に関する質問はなく寂しい限りでした。大学側や学部側からはこういう日に教員が来て話して欲しいというのですが、こんな事務的な説明ならそれら進路に関する専門家でもないので我々である必要がない、と反論してきていますが全く聞く耳を持っていただけてないのが現状です。

アメリカの場合、卒業後の進路とか仕事とか、余りにも実学的なことばかり求めますが、それもどうかなと思います。ほとんどの生徒が大学まで勉強してきていないので、もっと純粋に学問の追求を検討すべき、と思うのですが、多くの場合大卒=生涯賃金アップを描いて大学に進学するのが実情ですから、そうも言えません。

こんなことで午前中つぶされたので、午後急いでラボに行って実験しました。まだまだうまく行かないこともあるのですが、一時期の絶不調から抜けて少し前進出来ているような気がします。昨日友人と協同で書いていた論文もようやく受諾され、次の論文書きに移れることになったことも吉兆です。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。