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社会保障を利用する米国移民への制限 [日常]

自分の状況にも関わりかねない気になる記事がありました。

米、社会保障利用の移民に市民権の付与拒否へ トランプ政権が新方針

米大統領政権は12日、フードスタンプ(食料配給券)や低所得者向けの公的医療保険「メディケイド(Medicaid)」をはじめとする社会保障制度を利用する移民に対し、永住権および市民権を付与しないことを目的とする新たな方針を発表した。

この決定により、市民権を持たないが合法的に居住している2200万人の移民の多くや、推定およそ1050万人とされる不法移民が影響を受けそうだ。

このまま読むと内容の理解に苦しみました。合法移民とはどのビザを取得した人を言っているいるのでしょうか?私の理解では「移民」と呼ばれる人は最低永住権を持っている人のことだと思っているのですが。そもそも違法移民は制度上、社会福祉の恩恵を与れないはずですが実際は受けているのでしょうか?

もう一つ日本語の記事を読んでみます。

トランプ政権、合法移民の永住権取得を制限へ 「生活保護者」は認めず

アメリカのドナルド・トランプ政権は12日、低所得の合法移民について、ビザ(査証)の延長や永住権(グリーンカード)取得を制限する新規則を発表した。

これなら分かります。ただ永住権ではないビザ持ちの方がアメリカで政府からの社会福祉を受けられるとは知りませんでした。一時滞在ビザはF-1やJ-1の場合銀行に十分な預金があることを提出しますし、H-1は雇用主が十分な給与を与えることを明記しますから、考えもしませんでした。

永住権を取得済みで、現在アメリカ国内で暮らす移民については、適用されないとみられる。また、難民や亡命申請者も対象から除外される。一方で、ビザの延長や、グリーンカード、米市民権の申請者は、この新規則の対象となる。

米国に住むグリーンカード保有者が社会保障を利用し続けた場合、グリーンカードの更新(10年おき)は応じてくれるんでしょうかね。

法制度の厳格化は感じられますが、日本から来られている方にはあまり関係ないかな、というのが正直な印象でした。ただ原文を読んで解釈する必要があるので、それを探すと以下にありました。

Final Rule on Public Charge Ground of Inadmissibility(USCIS)
Inadmissibility on Public Charge Grounds

長いのであらためて時間があるときに目を通すことにします(汗)。

今日学んだ単語:public charge、公共負担
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