SSブログ

コロナウイルスによる感染死者数の予想は変わり続ける [コロナウイルス]

なるべく客観的な事実だけを記しておきます。

しばらく確認していませんでしたが、ワシントン大学によるコロナウイルス感染によって亡くなる方の予想が上がりました。

https://covid19.healthdata.org/united-states-of-america

リリースを読むとこのように書いてありました。
Based on the latest available data, cumulative COVID-19 deaths could reach 145,728 (estimate range of 136,633 to 166,185) in the US by August. These cumulative estimates are higher than those found in the June 5 release (140,496 deaths, with an estimate range of 134,395 to 146,999) and the May 29 release (135,109 deaths, with an estimate range of 123,344 to 157,715).

(最新の利用可能なデータに基づくと、COVID-19の累積死亡者数が米国では8月までに145,728人(推定範囲は136,633〜166,185人)に達する可能性がある。これらの累積推定値は、6月5日のリリース(140,496人の死亡、推定範囲は134,395〜146,999)および5月29日のリリース(135,109人の死亡、推定範囲は123,344〜157,715)に見られるものよりも高くなっている。)

短期間で予想が上方修正されています。10月1日までには169,890(133,201~290,222)と予想されていますが、この予想も今後変わっていくことは大いにあるかと思います。下振れを期待したいです。

CNN.comでの記事ですが、さらに多くの死亡者(20万人超え)を予想している研究者も紹介されています。

US hits over 2 million coronavirus cases as expert warns deaths will nearly double by September

たまたまですが、すでにニューズウィーク日本版がこれに関する記事を出していました。

アメリカの新型コロナ死者、劇的な対策なければ9月に20万人に=ハーバード大研究者

同じワシントン大学のチームが4/11に発表した6月1日には収束、6万人程度の死亡者と予想したことが遠い昔に感じます。残念ながら大外れで、実際は10万人をゆうに突破しています。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

大学でフェーズ1、夏学期始まる [日常]

私が在籍する大学は今日から夏学期が始まり、キャンパスは閉鎖からフェーズ1の再開に入りました。ただ暴風雨の被害を想定し、先週末大学を今日開けることはしない通知があったので物理的には何も起きなかったかと思います。一方でオフィスがある建物に行く用事があった同僚が「やっとエアコンのスイッチが入っていた」というので、久しぶりに建物が涼しくなっていたようです。3月半ばからずっとエアコンのスイッチ切っていたので、私的にはウイルスではなくカビは大丈夫なのか?と心配しています。

私自身は今年の夏学期、授業を割り当てられて6月は教えることになりました。1か月の集中講義で、月曜日から木曜日まで毎日2時間ちょっと話さないといけないので、これはこれで大変です。週末はこの資料作りに時間を費やしていました。春学期に同じ科目を教えたのでパワポの資料は手元にあるのですが、たとえ毎日2時間教えたとしても、本来4か月でやることを1か月で詰め込むには無理があるので、内容を絞り込む作業が発生しています。どうにか今週分(4日分)の講義資料を作成し、オンライン上の学習管理システム(LMS)にアップロードしました。結構疲れました。

ちなみに今日の遠隔授業ですが、結構のんびりやりすぎてあまり進めませんでした。また調整が必要かもしれません。6月もこれで時間を取られるとなると、悲しいです。キャンパスが少しずつ開くので実験しないといけません。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

近所のCVSでマスクやアルコールが店頭に [コロナウイルス]

昨日のブログに書きませんでしたが、実はもう一軒立ち寄った所がありました。薬局であるCVSに立ち寄ったのでした。本来だったらマスクや消毒液は多少高くてもここが一番先に入荷すると思ったからです。

入ったらこんな感じでした。

たくさんのマスク
CVS_June2020.jpg

医療用ではない、と書かれていましたがマスクが大量に置いてありました。アメリカ産ではなく中国から輸入したもののようですが、一枚一枚袋詰めになったものがバラ売りで、箱の中に入ったものは複数のものが一つの袋に入っていました。日本ではマスクが飽和したというニュースを聞きましたから、アメリカにも回る余裕が出来たのかも知れません。質はどの程度のものか、気になりますが先日ターゲットでマスクを買ったので今回はスルーしました。

目についたもう一つの商品です。

70%程度のイソプロパノール
CVS2_June2020.jpg

エタノールではないですが、純度の高いアルコール類が店頭に並んでいるのも久しぶりに見ました。これならワイプもいらず、キッチンペーパーでこまめにふき取ることが可能です。

これだけ商品が揃えられるならば、あとは人々の意識でウイルス流行をある程度予防できるはずです。お店が開いたり、人が集まれるようになっていますが、公衆衛生の観念を今しばらく(というか本当に下火になるまでずっと)共有して欲しいです。ちなみに暴風雨が接近のこともあり、私自身は今日家でおとなしくしていました。時折風雨が強いことがありましたが、停電はありませんでした。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

久しぶりにカフェのテラスでお茶をしてみました [コロナウイルス]

今週はうちの辺りに熱帯暴風雨Cristobal(クリストバル?)が上陸するかも、と毎日天気予報とにらめっこしていましたが、どうやら少し東寄りの進路を取るようです。むしろミシシッピやアラバマ沿岸の方が風と雨の被害が多そうです。お住まいの方はハリケーンでないとはいえ、十分にお気をつけください。

さて今日は早めに暴風雨に備える作業を終え、買い出しにでかけました。すごく久しぶりにアジア向けの食材店に入ったのですが、テンションを上げてくれることがありました。

インスタント・ラーメン
ramen.jpg

こんなルイジアナの小さな街にラーメンが入荷されていたのです。日本にいらっしゃる方はわかってもらえないでしょうが、これはすごいことなんです。大都市である例えばヒューストンまで行かなくてもラーメンが手に入るなんて、今まではなかったことでした。日本の方から見れば値段は高いです。でも輸送量や手間を考えたら、この値段なら絶対に買いです。大人買いしました。

嬉しくてついお祝いをしたくなりました。こちらも外出禁止になってから行ってなかったマドレーヌというカフェに立ち寄って、アイスティーを買いました。

la Madeleine | French Bakery & Café

テイクアウトしてすぐ帰ろうかと思いましたが、閉店間際で店内に人が少なく、さらにテラス席に行ったらソーシャルティスタンスを取るどころか誰もいなかったので、本当に久しぶりに外で座ってお茶をしました。

shortbreak.jpg

アメリカ人からみたら臆病に見えるぐらい、私はいまだ必要のない外出を控えていますが、短い時間とはいえ外で楽しい時間を過ごし気分転換できました。本当、みんなが協力して早く元のような日常に戻れることを願いたいです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

ルイジアナはフェーズ2に入りました [コロナウイルス]

今週頭に知事から発表があり、ルイジアナは今日から経済再活動のフェーズ2に入りました。

Gov. Edwards signs order moving Louisiana to Phase Two on Friday

これによると、今まで25%のキャパシティまでの営業や事業だったのが50%となり、マッサージやスパ、入れ墨屋さんも再開出来るとのこと。また子供たちのサマーキャンプもお泊りなしなら開催可能になったようです。まだ再開できないのはアミューズメントパークとかプール、室内の遊び場のような形態のもの。まぁ50%と言っても商売やっていたら、75%に増えてもお客さんに文句言えないでしょうから、ほぼ以前のように戻った、ということです。

忘れていましたが、ルイジアナ州民がフロリダ州へ入ることも制限がなくなったようです。

Florida lifts travel restrictions for Louisiana residents entering state

今までは入っても14日隔離でしたが、それがなくなったようです。私は行きませんが、家族で子供がいたら遊びに行く先としてフロリダは入って来るでしょう。

もう焼石に水かと思いますが、事実を掲載しておきます。私がLDHによる発表で集計しているここラフィエット郡の新規感染者数推移です。

Lft_June52020.jpg

夏でもあまり感染しやすさは変わらないないのかな、と思ってきました。理由はわかりません。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

スーパー「ターゲット」で見かけたマスク [コロナウイルス]

すごく久しぶりに近所のスーパー「ターゲット」に行きました。本拠のミネソタ州では、例の事件が起きた場所でテロも続いていることもあり、閉まっていると聞きましたが、ルイジアナでは普通に開いていました。元々の目的はマスクがあるか、ないかです。というのは外出の度にマスクをしては洗って再利用していましたが、かなりヨレてきて新しいのが欲しくなったからです。

閉店間際(8時半すぎ)だったこともあり、店内はそれほど混んでいませんでした。まず通路の棚で見かけたのがこれです。

ハンド・サニタイザー1、銘柄は初めてみました
Target1.jpg

ハンド・サニタイザー2、こちらはお馴染みの銘柄
Target5.jpg

ジェルにアルコールを混ぜたものですが、アルコールがかなり回ってきたのでしょうか?大量に置いてありました。ただ今日の目的はマスクなので、マスクを探します。

薬売り場に行くとありました。

10枚で15ドル
Target2.jpg

たぶんこれはTシャツ生地で作られた黒地のものです。他の場所で黒いマスクをしている人を見かけたのでここで買ったのかと思いました。医療用ではないですが、何度も洗えて気軽に使えそうです。値段もまぁ許容範囲かなと思い、買ってみました。医療用マスクと違い効果はわかりませんが、周りに迷惑をかけないエチケットとしてフェイス・マスクが必要なときに使おうかと思います。

途中、以下のものも見かけました。ただこの銘柄を以前見かけたことなく、内容物もアルコールが入っていないので、どこまでウイルスに有効なのかはわかりません。

ワイプ
Target4.jpg

さらにレジの前では違う種類のマスクを見かけました。

こちらは完全な布地
Target3.jpg

色は多少色気がありましたが1枚辺り高いのと、厚地の布なのでやめておきました。

ただ少なくとも市場でマスクを購入できることは確認出来ました。ということはしていないのは、自分の意思でしていない、ということになります。因みに中にいた人でマスクをしていた人は半分いるか、いないかぐらいだったかと思います。ますます着用する人が減っている印象です。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

抗議デモが過激化した背景の考察 [日常]

一昨日ミネソタ州ミネアポリスで起きた抗議デモについてブログを書きました。ただCNN.comで拾った記事の内容がどうも腑に落ちなかったのですが、今日になって意味がようやく分かりました。一昨日はあえてその部分に触れませんでしたが、今日は自分の中で理解したことを紹介します。

元記事
White supremacists pose as Antifa online, call for violence
(白人至上主義者がネットでアンティファを装い暴力を呼びかける)

そもそもアンティファ、という単語を知らず、調べなおしました。Vocabulary.comによるとファシストの定義は、

A fascist is a follower of a political philosophy characterized by authoritarian views and a strong central government — and no tolerance for opposing opinions.
(ファシストとは、権威主義的なものの見方と強い中央政府によって特徴づけられる政治哲学の信奉者であり、反対意見に寛容ではない。)

なので、アンチはこの反対、つまり権威主義や強すぎる中央政府を否定する人たち、ということになります。これは思想的にはリベラルで民主党寄りになるかなと考えました。

ただわからなかったのは、CNNの見解である白人至上主義者がアンティファを装ったか、です。意義・主張をするために暴力性を持つのは白人至上主義者で、リベラルなアンティファはそういうことを否定すると私は勝手に想像していました。

ただその想像はどうやら間違えで、違うことが今日わかりました。

What Is Antifa, the Movement Trump Wants to Declare a Terror Group?

Many antifa organizers also participate in more peaceful forms of community organizing, but they believe that using violence is justified because of their views that if racist or fascist groups are allowed to organize freely, “it will inevitably result in violence against marginalized communities,” said Mr. Bray, whose defense of the anti-fascist movement incited criticism and generated support at Dartmouth College when he was a lecturer there.

(多くの反ファシストの主催者は、より平和的な形でのコミュニティ組織化にも参加している。しかしもし人種差別主義者やファシストのグループが自由に組織化することが許されるならば、「それは必然的に疎外されたコミュニティに対する暴力につながる」というものの見方があり、結果、彼らが暴力を使うことも(正当防衛の意味で)正当化されると信じている、とブレイ氏は述べている。ブレイ氏はダートマス大学で講師をしていたとき、反ファシスト運動の擁護して批判を呼んだ一方で支持も集めた人物である。)

また同記事で以下のようなことも述べられていました。

Militancy on the left can “become a justification for those in power and allies on the right to crack down,” Professor Ben-Ghiat said.

(左翼の過激さは、「権力者や右翼の味方が取り締まるための正当な理由になり得る」とベン・ギアト教授は述べた。)

これで合点がいきました。つまり白人至上主義者はアンティファも暴力を行使するのを知っているので、自らアンティファ装って暴力を扇動する一方で、権力者であるTさんのアンティファ批難と軍事導入による暴動鎮圧を正当化する理由を作り、彼の支持者にも理解を得るようにしている、というストーリーです。

ただこれが本当なら今回のデモ暴動扇動犯は白人至上主義者なんでしょうか?それとも偽アカウントに騙されたアンティファなんでしょうか?全くわかりません。前者なら権力者とその協力者による猿芝居ですし、後者だったらアンティファがまんまと策にはまったことになります。どちらにせよ支持者による現政権の評価向上、結果選挙戦に有利に動くことになるので、非常によく出来た陰謀です。

この答えのヒントとなりうる記事がFox News(保守系)とCNN(リベラル)から出ていました。まずはFox Newsから。

Feds investigating whether 'professional' Antifa-linked agitators exerting 'command and control' over unrest.
(連邦政府は、「プロの」アンチファと連動した扇動者が、不安を「指揮統制」しているかどうかを調査している。)

CNNは以下のようです。

Gun-toting members of the Boogaloo movement are showing up at protests
(ブーガルー運動をするメンバーが銃を持ち、抗議行動に現れている。)

ブーガルーというのがわかりませんが、記事によると、

The decentralized Boogaloo movement -- sometimes referred to as the "Boogaloo Bois" -- is often associated with the far-right.

(分権化されたブーガルー運動、「ブーガルー・ボワ」と呼ばれることもある、はしばしば極右と関連している。)

While there are Boogaloos that support police, the younger and bigger groups detest them. While there are Boogaloos that want to discredit protests angry at the murder of a black man, there are younger Boogaloos that are incensed by the murder and want to join the protests.

(警察を支持するブーガルーがいる一方で、若くて大きなグループは警察を嫌悪している。黒人男性が殺害されたことに怒って抗議行動をすることに意義を感じないブーガルーがいる一方で、若いブーガルーは殺害されたことに憤慨して抗議行動に参加したいと考えています。)

完全に混乱してきましたが(苦笑)、お互い相手の支持基盤になりうるグループの犯行と言い合ってるのでしょうか?。どれが真実にせよ漁夫の利というかうまく利用し対応しているのはTさんに思えます。しかしどのストーリーも小説の世界のようですが、どこまで本当なのでしょうか?

P.S. 日本語でアンティファを解説しているサイトがありました。こちらのが分かりやすいと思うので、リンクを貼っておきます。

アメリカで台頭する極左アンティファとは何か──増幅し合う極右と極左
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

ソーネットさんからシーサーさんにブログが移る際の規約改定の話 [日常]

昨日お願いをしたためか、このブログにログインする際、ソーネット側から統合に関して規約の確認がありました。これに同意しないとログイン出来なさそうだったのでOKしましたが、自分が気になったのは以下の条項です。

第7条 1.ウェブログに掲載された情報に関する著作権は、当該著作物たる情報を創作した著作者または著作権者、その他正当な権限を有する者に帰属します。 2.前項に拘らず、弊社は、本サービスにおいて利用者がウェブログに掲載した情報を、本サービスの宣伝または広告を目的として、利用者への通知なしに自由に利用することができるものとします。また、当該利用において、弊社は当該情報を、利用者への通知なしに自由に要約等、改変することができるものとします。


ブログの著作権はブログを書いた人に帰属しますが、宣伝や広告のために会社が勝手に情報を変えることを理解して下さい、また使いますよ、という話です。文書の勝手な変更は著作権の解釈の点でどうかな、と思いますが、みなさんはどう思われますか?

第8条(禁止事項) 1.管理者等は、本サービスを通じて、以下に定める禁止事項に該当するまたは該当するおそれがある行為を行ってはならないものとします。なお、投稿者が当該ウェブログにおいて行った情報の発信が以下に定める禁止事項に該当する、または該当するおそれがある場合は、管理者等は当該情報を自己の運営するウェブログ上から削除しなければならないものとします。 ー例は省略 2.弊社は、利用者が本サービスを通じて行った情報の発信が、前項で定める禁止事項のいずれかに該当し、もしくは該当するおそれがある場合、またはその他の理由で不適当であると判断した場合は、弊社の判断により、利用者に事前に通知することなく、以下の措置を行うことができるものとします。 (1)管理者等に対する利用者が発信した情報の削除の要求。 (2)利用者が発信した情報の削除の実施。 (3)管理者による本サービスの利用の停止。


これを読むとツイッター社がやったことが普通で、むしろフェースブックの対応が?となりますね。私としては変なこと書くつもりはないので、この条項は問題ないと思っています。

第11条(管理者情報の取扱い) 4.管理者は、弊社が管理者情報を、本サービスを提供する目的の他に、以下の各号に定める場合に利用し、または第三者に提供することがあることに同意するものとします。 (2)弊社または弊社の提携先等第三者の提供するサービスや商品に関する広告宣伝またはその他の案内を、電子メールもしくは郵便等で通知する場合、または電話等により連絡する場合、もしくは管理者がアクセスした弊社のホームページ上その他管理者の情報端末機器の画面上に表示する場合。


恐らく登録したメールに宣伝が来ても文句言わないでね、ということですよね。了解です。電話番号は登録していないと記憶しています。

(3)弊社が、本サービスに関する管理者の利用履歴及び利用動向等を把握する目的で、管理者情報の統計分析を行い、個人を識別できない形式に加工して、利用または提供する場合。


これが第7条で言っていることなら、私的には問題ないですね。

附則 この規約は、2020年6月1日から実施します。


理解はしますが、このような規約は今日ではなくもっと早くにご提示いただきたかったです(笑)。また文書を印刷もしくはファイルで保存させてくれてもよさそうなものです。まぁ、今すぐ他に移行出来る時間はないので、了承しこのまま継続することにしました。ただドメインの変更はどうなるかはまだわかりません。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

アメリカでの抗議デモ拡大に対するTさんの発言、対応 [日常]

まずご連絡。本ブログを借りているのはソーネット(So-net)で2008年の1月からお世話になっていましたが、6月1日でもってSeesaa(シーサー)というところに譲渡されました。この連絡がソーネットから来たのは4月30日ですが、譲渡後のドメインの変更など具体的な話をいただけてなく、どうなっているかは不明のまま6月1日を迎えました。無料でお借りしているのでとやかく言える立場ではないですが、旧ブログも含めると記事数は3600を超えるので、方針だけでも知らせてもらえると有難いです。

恐らくドメイン名は変わるでしょうから、わかりましたらまずは一番にここでお伝えします。

さてアメリカはかなりカオスになってきました。ミネアポリスで起きた事件に対する抗議が続いていています。放火、破壊、略奪といった行為はすべきでないですが、ここ上記以外でもここ数か月で起きたこと、新型コロナウイルスでも人種による死亡率が違うこと、また恐らく外出禁止令などによるいらいらなど、行政に対する鬱憤が一気に噴き出ている感じがします。

ただこれも選挙対策なのか、かの大統領によりその炎に油をさしかねない発言がありました。

Trump Calls Governors Weak, Urging Them To 'Dominate' To Quell Violence
(トランプは知事らの対応が弱腰とし、暴力を鎮圧するために「圧倒する」よう促した)

記事の中ではこう書かれていました。

Trump urged governors to send lawbreaking protesters to jail "for a long time," and he repeatedly told them to use the military.

(トランプは知事に法を破る抗議者を長期間投獄するよう要請し、繰り返し軍を利用するよう彼らに伝えた。)

実は40以上もの都市で新型コロナウイルス対策ではなくこのデモ対策で夜間外出禁止令が出ていますが、今日このデモの引き金となった方の死が窒息死であることが検死で明確になったためか、それともTさんの発言に対する反対もあるのかデモは夜も続いています。

Police arrested 66 protesters in St. Paul, Minnesota, on Monday night
(警察は月曜日の夜にミネソタ州セントポールで66人の抗議者を逮捕した。)

一方で被害者の家族は事件があった場所を訪れた後も「冷静になって平和的に」って訴えています。被害者の弟さんが話をしているのですが、非常に感動的でした。

Relative calm descends on Minneapolis following nights of unrest


それではデモに参加している人はなぜ過激になりうるんでしょうか?昨日の日曜日のツイートになりますが、Tさんが夕刊紙のような発言をしているんです。

White supremacists pose as Antifa online, call for violence

The revelation of the account comes as President Donald Trump increasingly blames left-wing activists for violence occurring at protests across America.

(トランプ大統領というアカウントが暴露することには、アメリカ中の抗議で起きた暴力は左翼の活動家によるものと度々非難している)

On Sunday, Trump tweeted he would designate Antifa a terrorist organization, despite the US government having no existing legal authority to do so. Antifa, short for anti-fascists, describes a broad, loosely-organized group of people whose political beliefs lean toward the left — often the far-left — but do not conform with the Democratic Party platform.

(トランプ氏は日曜日、米国政府が法的権限を有していないにもかかわらず、Antifaをテロ組織に指定するとツイートした。 Antifa(反ファシストの略)は広くゆるく組織された人々のグループと言われていて、政治信念は左に傾いている(多くの場合極左にある)が、民主党の基盤とは一致していない。)

以前口に出した「Deep State」と言い、今回の件といい、自らの活動の脚を引っ張る組織「仮想敵」を作ってその陰謀としたいようです。これらの組織が存在するかどうかすら怪しいですが、彼の支持者は盲目的にこんな話を信じるのかも知れません。まるで新興宗教の教祖と信者です。

'In Deep' Challenges President Trump's Notion Of A Deep-State Conspiracy

素人目に見てもアメリカの混乱が早々に収まるとは、全く思えません。コロナウイルス騒動が収拾していないのに、一体どうなってしまうのでしょうか?
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。