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文句・屁理屈を堂々と言える文化@アメリカ [日常]

最後のテストを課して夏学期担当授業も終了、と思ったら受けていない生徒がいました。屁理屈を待って対応する余計な業務の発生です。また今回のテストが難しすぎて時間内に解けません、という苦情メールが複数来ました。そもそもOpen bookの試験にも関わらずです。私のGA(もちろんアメリカ人)には事前に問題を見せているので確認すると「難しくなく十分に時間内に解ける」と言ってくれました。従って苦情は受けつけませんが、勉強しなかったことをいいことに文句を堂々と主張出来るアメリカ人ってすごいと思います。アメリカで生きていく上で逆に見習う(?)必要があるのかも知れません。

ただ私が会社で例えば営業職やっていたときを思い出すと、きっとこういう会話になったはずです。

上司「じゃこの数字がお前の今年のクォータ(quota)だ。よろしく頼む。」
私「こんな数字、多すぎて無理です。達成出来ません」
上司「出来ないんじゃなくてやるんだよ。嫌なら辞めろ」
(会話終了)

一応言っておくと、直属の上司は日本人でしたが本社も資本も100%アメリカの会社でした。昨日までいた人が解雇されて急にいなくなったり、逆にある優秀な方がライバル会社に引き抜かれたと思ったら3か月後に引き抜き返して戻ってくる、ということが日常的にある企業でした。従って日米の文化に依存する異なる考え方があったとしても、それほど違いがあるとは思えません。確かに生徒から授業料をもらって授業を提供しているので生徒はお客さまと考える必要があるかも知れませんが、それだったら大学の学位はお金で買えることになります。

まぁ逆恨みされて撃たれない程度に必要だったら対応する予定です。特に今、皆さんピリピリしていますから。
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