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オンライン試験の内容を作る難しさー生理学編 [日常]

1日のほとんどを記述問題の採点に費やしました。教室でのテストだとそれほどたくさんの回答例に当たらないのですが、オンラインでopne book(=なんでも見ていい)の試験だとネットから色々な回答が出てきました。彼らは内容を理解せずそれっぽいことをコピペしただけ(彼らの回答をコピペしてgoogleすると一語一句同じ文章のページ出てくる)なのですが、それが何を前提にしたことで書いてあるのか、一部を抜き出した不思議な文章の本当の意味は、など全体像を確認ながら部分点を検討するとなると膨大な時間がかかりました。

残念なのは授業で扱い講義ノートにも書かれているにも関わらず、それを見返しもしなかければ自分の頭でも考えていないことです。結局ネットでの回答早探し競走に終始していたようでした。これでは勉強ではないので意味ないな、と反省しています。遠隔授業で生徒に実りがあるものを提供することは難しいです。特に生物とか生理学のような暗記に頼る部分が多い科目は猶更です。

そうはいっても大学側から成績を出せ、という締め切りがあるので採点した結果を生徒に電子掲示板上に公表し、最終結果を大学側のサーバにアップしました。基本、担当する夏学期もこれで終了です。残り1か月はリサーチに頭を切り替えます。

夜になると周りでは花火が上がり始めました。時々光っては音がしています。独立記念日の週末であることを思い起こさせてくれました。
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