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新型コロナワクチン初回割当は2,925回分@ラフィエット市 [コロナウイルス]

夏にも1つ取ったのですが、今も学期と学期の合間を利用してオンライン授業を行うために必要な認定を受けるためのクラスをオンラインで受講しています。これが何気に面倒なのですが、今回受けているモジュールは具体的な動画ソフトの使い方などなので、興味を持ってやれています。しかし毎回試験があるのはやっぱり緊張します。

さてFDAが早速ファイザー社のワクチンの緊急使用について承認しました。

F.D.A. Clears Pfizer Vaccine, and Millions of Doses Will Be Shipped Right Away

FDAによる正式な文書をこちらで閲覧できます。

Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine EUA Letter of Approval

This letter is in response to a request from Pfizer Inc. that the Food and Drug Administration (FDA) issue an Emergency Use Authorization (EUA) for emergency use of Pfizer-BioNTech COVID‑19 Vaccine for the prevention of Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) for individuals 16 years of age and older, as described in the Scope of Authorization (Section II) of this letter, pursuant to Section 564 of the Federal Food, Drug, and Cosmetic Act (the FD&C Act or the Act) .

(本書簡は米国食品医薬品局(FDA)が連邦食品・医薬品・化粧品法(FD&C法または同法)第564条に基づき、本書簡の許可範囲(セクションII)に記載されているような16歳以上の個人を対象としたコロナウイルス(COVID-19)予防のためのファイザー・バイオンテックCOVID-19ワクチンを緊急に使用するにあたり、ファイザー社からの要請に対し緊急使用許可(EUA)を発行して対応したものである。)

16歳未満はワクチン対象外なんですね。知りませんでした。これに対し早速各地でも声明が出てすぐに準備を進めているようです。ニューヨーク・タイムズの記事を読むと初期の出荷では290万回分の投与量、と書いてあります。もちろん接種を優先される人は医療従事者や高齢者ですが、この辺りにはどのくらい来るのでしょうか?

地元の新聞を眺めると、記事が見つかりました。
Ochsner: Nearly 3,000 COVID vaccines are headed to Lafayette

Ochsnerとはこの辺りの総合病院ラフィエット・ジェネラル病院を最近買収したルイジアナ州にある大きな医療機関です。ラフィエット配布分は2,925だそうです。2回受けるとすると量的には1460人分ぐらいでしょうか?それとも保存するのも大変だから、定期的にワクチンが送られてくると予想して最初からどんどん2925回分のワクチンを優先者に接種していくのかも知れません。

参考までに伝えておくと、ここラフィエット郡の人口は244,390人 (2019年国勢調査調べ)、検査で陽性と判明した数は12月11日現在で13,855人(ただし恐らくのべ人数)です。集団免疫を達成するのに人口の60%が目安とすると146,634人。借りに13,855人が全員引き続き免疫を持っているとすると(これもありませんが)146,634-13,855=132,779人がワクチンの接種必要です。仮に毎週3,000人ワクチン接種を受けたとしても(実際2回接種が必要ですが)132,779/3000=44.3(週)、更に4で割ると集団免疫達成に10ヶ月以上はかかる計算になります。もちろんこの間に感染して自分で免疫を獲得することもありますし、ワクチン生産率がさらにあがる可能性は多いにありますが、それにしても時間がかかることがわかります。そもそもワクチンを拒絶する方も少なくないと報道されていますから、対応はなかなか大変そうです。
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FDAアドバイザーがファイザー社のワクチンにゴーサイン [コロナウイルス]

今日の夕方、速報でFDAのアドバイザーがファイザー社のワクチンに対し承認するよう推薦した、というニュースが流れました。



カナダも承認しているので、これで3国目となるのでしょうか。ただ気をつけないといけないのは、アドバイザーが推薦してもFDAとしてすぐに承認とはならないようです。イギリスで起きた強いアレルギー反応を気にかけている委員がいるとも言われています。それでもWSJでは早ければ明日にでも認可が降りるかもと報道しています。

FDA Panel Endorses Covid-19 Vaccine - The recommendation paves the way for regulatory agency to grant emergency authorization as early as Friday
(FDAパネルはCovid-19ワクチンを支持、この勧告は規制機関が早ければ金曜日にも緊急認可を与える道を開くものである。)

ここ数日間、アメリカでは入院患者の数が過去最高を毎日更新している状態です。

1位ー Dec. 10: 107,248人入院
2位ー Dec. 9: 106,671人入院
3位ー Dec. 8: 104,590人入院
4位ー Dec. 7: 102,148人入院
5位ー Dec. 6: 101,501人入院

1日の犠牲者数も昨日3、000人を超え(3,157人)、別なニュースではワクチンが有効になろうがならまいが今後犠牲者は増加し、年末の週には12,600人から23,400人の方が亡くなると推測されています。やっぱり大人しくしていよう、と思うしか現状選択肢はありません。

COVID-19 Forecasts: Deaths
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米政府スペースX社の衛星インターネットに約8.6億ドル附与 [日常]

アメリカに住んだことがあればわかるかと思いますが、日本と比べてインターネットが遅く高いです。国土が広く、日本のような光ファイバーが田舎に行き届かないのは理解しますが、高いのによく落ちます。またスピードの不安定さも半端ないです。さらに私が住む場所はアパートですが、選択肢がほぼ一つしかありません。

それでもまだあればマシなのかも知れません。FCCはルイジアナに高速インターネット網を拡大出来るよう3.4億ドル付与することを決めました。

Funding to expand rural internet annonced

これでこの辺りのインターネットの広告から「電話回線より○倍速い」という比較がなくなってくれることを期待したいです。もっとも「高速」という定義も怪しいですが。

さらに今日、スペースX社が政府から衛星インターネット事業に約8.6億ドル附与されることが発表されました。

SpaceX gets almost $900 million in federal subsidies to deliver broadband to rural America

スペースX社はスペースドラゴンの様子をネットで中継するために衛星を上げまくり、空が明るくなりすぎて一部から顰蹙を受けていますが、政府的には既存の衛星インターネットだけでなく同社の新しいサービスに期待してインターネットのカバー範囲を広げたいようです。

記事をよく読むと既存の衛星インターネットより安定して、50-100Mbps程度のサービスを提供できそう(実はまだ試験中)とのことです。携帯電話も届かない2100万人ものアメリカ人には朗報かなとは思います。

SpaceX's Starlink internet public beta is giving some users blistering download speeds of more than 160 Mbps, including in rural Montana

ただ元のCNNの記事にも書いてあるとおり、いずれ携帯の5Gネットワークや光ファイバーケーブルによるサービスにとって変わられるでしょう。以前にもここで書きましたが、5Gネットワークにもっと投資して自国で機器を調達しインターネットも含めたサービスを提供する方が効率いい気がします。高速インターネットを家に導入するより携帯電話使っている人のがはるかに多いですから。

固定高速インターネット利用者数:1億
Number of fixed broadband subscribers in the United States from 2010 to 2020
携帯電話サービス利用者数:4億(人口より多い!)
Number of mobile cellular subscriptions in the United States from 2000 to 2019
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イギリスで高齢者にワクチン接種が始まった [コロナウイルス]

ファイザー社のワクチン承認に対し、NIHのファウチさんが当初「英国は(アメリカのようによく審査せず)ワクチン承認を急いだ」と発言し多少の物議を醸したことが数日前にありました。

Fauci says the U.K. "rushed" approval of coronavirus vaccine

もっともその後「自分が伝えたかったことが伝わらなかった」として謝っているので、いいことにしましょう。恐らく英国の当局を批判したのではなく、なぜ「アメリカが一番じゃないのか?」という批判に対して(アメリカは)FDAのやり方がある、と暗に言いたかっただけだと思います。

Fauci apologizes for suggesting U.K. rushed vaccine

さてイギリスでその承認されたワクチンの接種が始まったようです。

Covid-19 Vaccine Passports Could Help Life Return to Normal, but Experts Urge Caution

私が考えた通り、ワクチンを接種したからと言ってマスク着用やソーシャルディスタンス維持をしなくていいのか、ということが問題になっているようです。

As the West’s first authorized Covid-19 shots were administered in the U.K., an old ethical question in public health is gaining new relevance: Is there a case for issuing proof of immunity to people who have been inoculated?

(欧米で初めて認可されたCOVID-19ワクチンが英国で投与されたので、公衆衛生における古い倫理的な疑問が新たに生じている。予防接種を受けた人々に免疫の証明を発行するケースはあるのだろうか?)

それに対して科学者は慎重な姿勢を崩していないようです。

Scientists and public-health experts caution, though, that it is too soon to know whether the vaccines being raced into production will confer true and lasting immunity to infection. Nor is it clear if they will be as effective at preventing transmission as they were at reducing the severity of illness in trials.

(しかし科学者や公衆衛生の専門家たちは、製造が急がれたワクチンが感染症に対する真の免疫力を持続させるのかどうかを知るにはまだ早すぎると警告している。また、試験での重症度を下げる効果と同様に、感染を防ぐ効果があるかどうかも明らかではない。)

これに対する英国政府の担当者は以下のように答えています。

But he said the U.K. government has no plans to formally issue immunity passports to vaccinated individuals, or to make getting the shot mandatory.

(しかし英国政府は正式にワクチン接種者に免疫パスポートを発行したり、予防接種を義務化したりする予定はないと述べた。)

つまりワクチンを打っても今まで通り行動してください、ということですね。

ちなみにイギリスでの接種優先順位(リスクによる順位)は以下のようです。

WSJより抜粋。英国政府によるガイドラインです。
priority_vaccine.jpg

保護施設に入っている方や80歳以上の方、ソーシャルワーカーが最上位に来ています。医療従事者が入っていませんが、最上位なんでしょうね。基本、アメリカと一緒かなとは思います。何ごともなくワクチンの効用が広がっていくことを望んでいます。
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コロナ・ワクチン接種に関して自分の優先順位を知るサイト [コロナウイルス]

今朝は早くから学部全体のミーティングがありました。秋学期は残念ながら講堂などで一堂を介して集まることはなく、全てZoomかMS-Teams上でした。そのミーティング中で紹介されたことですが、ワクチンが承認された場合、自分が接種できる優先順位はどのくらいかをざっくり知るサイトがあるそうです。調べてみたらニューヨーク・タイムズから提供されていました。

Find Your Place in the Vaccine Line

年齢、どこに住んでいるか、優先される職についているか、COVID-19に関して健康リスクはあるか、の4つの情報を入れると、自分より前に何人並んでいるかわかります。

私の場合だと自分より優先順位が高い方は米国内で135.7 million(1億3570万人、総人口は3億2820万人)いて、ルイジアナに限って言えば220万人が私よりリスクが高く(ルイジアナの人口は約465万人)、私が住むラフィエット群(人口24.4万人)では 101,800人が私より優先順位が高い、とのことです。

州知事によるとルイジアナに割り振られた最初のワクチンは全体の1.46%、量にして40,000回分ですから、これを2回接種するなら20,000人分程度と理解した方がいいのでしょうか?

Louisiana's coronavirus vaccine plans starting to take shape

ワクチンを受けられると知っても拒否する方もいるでしょうから、必ずしもこの順番通りではなさそうですが、それでも接種の機会が得られるのはまだまだ先のようです。
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ルイジアナのスーパーでも購入出来る魚 [日常]

週末なので買い出しにでかけました。最近は買い出しも週になるべく1回程度で済ませるようにしています。今日はお買い得のものを見つけたので、フレッシュマーケットに行きました。主に購入したのは野菜ですが、私はお魚コーナーをただ見ていました。

何日か前ホールフーズの冷凍コーナーの写真を取りましたが、今日はフレッシュマーケットの魚バラ売りコーナーの写真を掲載します。ルイジアナの田舎でもこのぐらいの生魚なら手に入る、という目安にしていただければ幸いです。

右から牡蠣、ロブスター、ハマグリ、ムラサキイガイ、ホタテ、エビ
Freshmarket1.jpg

トロ、ニジマス、シーバス、ハタ(ここでも高い)、フエダイ、タラ、鮭
Freshmarket2.jpg

ここは加工品です、火を通せばいいのかな?
Freshmarket3.jpg

この列も加工品です。焼くか揚げるかすればいいのかと。オイスターロックフェラーはオススメ。
Freshmarket4.jpg

最後にエビとカニの足、鮭が陳列されていました
Freshmarket5.jpg

フレッシュマーケットは高級スーパーに分類されるので、比較的新鮮なものが置いてあると思います。またルイジアナ地元のスーパーに行くと、これ以外にタコとかザリガニ、何故か同じ場所に食用カエルが売っていたりします。これはこの辺りの文化で必要な食材です。

ご参考になれば幸いです。
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iPhone 5sにiOS 13を導入出来ないか、検討した [日常]

ゲスな話ですが、違和感を覚えていることを一つ伝えます。最近のネットニュースで「国際弁護士」という言葉を見かけることが多いですが、アメリカで取る弁護士の資格はロースクールで勉強をし、受験をした「州」のものです。日本のような国家資格ではないです。他州(もしくは日本で)で法律に関する仕事に従事は出来ますが、弁護士として弁護活動を行いません。それを「国際弁護士」と形容するのはなんか変です。たとえ依頼される案件が二国間にまたがることがあっても、仕事が「海外との取引」なだけで「弁護活動」が二国間にまたがるわけではありません。メディアの方にご理解いただきたく。

さて今日は私としてはやぶさ2の状況を追っていました。小惑星で採取したサンプルを運ぶカプセルが無事地球に届くか、Youtubeをリアルタイムで見ていました。彗星のように尾を引いて地球に戻ってくる姿は感動を覚えましたが、これは日本でもTVで報道されたことでしょう。その技術は誇らしいことです。

ハヤブサ2・プロジェクトの状況説明


夕方から論文査読をしていましたが、あまり面白い話ではないので脱線しました。自分が持っているiPhoneがiOS13以上にアップデートできず、普段使ういくつかのアプリも使えなくなるので、解決策を探りました。アップルの縛りから逃れる「脱獄(jailbreak)」方法を知っていますが、今のところそれをしても「iOS13」もどきは出来ても、解決策にはならなさそうです。だったら他のOS入れられないかな、と思って探したら、「iDroid」というのがあるようです。

AndroidをiPhoneにインストールする6つのステップ

ただしこれはちょっと情報が古いです。英語で調べてみましたが、

iDroid: Run Android on iOS Hardware

こちらも2013年の情報で古いです。もう少し調べてみると、

iPhoneにAndroidをインストールできる「Project Sandcastle」リリース

がありましたが、iPhone 7/7Sなので上位機種すぎます。そもそもそのOSを単独ではなくダブルブート出来るようにしているだけなので、私が達したい目標とは違うようです。

結局、電話と簡単な作業のみ用としてiOS12上でスマホを使うか、試しにiOS13のベータ版をいれるみるしか、今日のところは結論に至りませんでした。それが嫌なら新しい機種を買うしかないのかも知れません。もう少し検討します。
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東京オリンピックの新型コロナウイルス対策費は900億でも。。。 [コロナウイルス]

ニューヨークタイムズの新型コロナウイルスに関する統計を見る限り、12月3日に過去最高の新規感染者(217,357人)を記録し、パンデミックが始まって以来最高(=最悪)の2,857人が亡くなり、入院患者数も100,000人を突破して相変わらず新型コロナ・エリートぶりをアメリカは見せています。もし東京でオリンピックが来年開催されるならば、世界で一番多い選手団・スタッフを送ることになりますが、現時点で国として感染拡大を阻止する素振りはないですし、米選手団全員がワクチンを接種することを想定していません。むしろ「ワクチン接種なき大会」を想定しています。

東京五輪、米選手団はワクチン当てにせず

上の記事は11月16日付で、その時点で東京の主催者にコロナ対策に関してコメントを要請しても回答がなかったとのこと。それから数週間がたって、読売新聞が独自の取材で900億円をコロナ対策費として大会関係者は想定している記事を掲載しました。

【独自】東京五輪のコロナ対策費900億円…選手検査や医師確保で

元々五輪延期による追加経費を2000億円と見込んでいるので、合計で3000億弱となります。ただし900億円には「海外選手が入国する際の空港での検査費や、迎え入れるホストタウン関連の費用は含まれていない。」と明記されていました。

ちなみにワクチン接種費用負担は考えているんだろうか?と思いましたが、今日WSJで出た記事(今のところ英語版のみ)にはこう書いてありました。

Covid-19 Adds $2.5 Billion to Tokyo Olympics Bill

The figures don’t include any costs to pay for coronavirus vaccines. The IOC has said it hopes vaccines will be available for athletes and officials, and it has suggested it will help pay for them. In May, the IOC said it had set aside $650 million for costs related to the postponement of the Games.

(この数字にはコロナウイルスのワクチンを支払うための費用は含まれていない。IOCは選手や役員のためのワクチンが利用可能になることを望んでいると述べ、そのための支払いを支援することを示唆している。5 月にIOC は大会の延期に関連する費用のために6.5億ドルを確保していると述べた。)

これが本当なら金銭的にはIOCからかなりの補助を期待できるけども、現物のワクチンが選手や関係者に回るほどそれまでに生産されているかどうかはわからない、というのが現実な所でしょうか?

因みにcnn.comでは日本の様子が報告されていました。

The Covid-19 situation in Japan is "extremely alarming," Prime Minister says

To date, at least 158,386 cases of Covid-19 have been identified in Japan. At least 2,296 have died.

(現在までに日本では少なくともCovid-19で158,386の症例が確認され、少なくとも2,296人が死亡している。)

これに対してアメリカは今日1日で228,767人の新規感染者が報告され、少なくとも2,637人が亡くなっています。人口は2018年で126,529,100人(日本)vs. 327,352,000人(アメリカ)で比率は約1:2.5でしかないにも関わらずです。

https://countryeconomy.com/countries/compare/japan/usa

IOCはそのお金をワクチンより無理やり開催してうつされた日本人からの訴訟・賠償に備えた方がいいような気がします。
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WSJ再講読、ワクチンの保存場所問題の話 [コロナウイルス]

まず一つ目、ウォールストリートジャーナル(WSJ)のデジタル版をまた購読することにしました。記事だけを読みたいのならばWSJのウェブサイトでヘッドラインを確認後、在籍する大学の図書館データベースに行って(ここでログイン過程が発生)検索後、テキストだけなら読むこと出来ます。ただ一つの記事を読むのにこのプロセスを経るのは面倒、そして時間の無駄なのと、月4ドルぐらいで悩むな、というもっともなご指摘をいただいたので再講読することにしたわけです。もっともMBAコースを提供する大学なのに、大学図書館がボリュームライセンスをWSJから購入して、学生・教員がアクセスできるようにしていないのはどうかと思いますけどね。

ちなみにウェブで登録しお金を払ったら「Welcome back」という表示が出ました。データベースに記録が残っていただけかも知れませんが、なんか覚えてくれたようで嬉しかったです。

久しぶりにWSJのサイトを自由に閲覧すると、色々興味深い記事があり時間を費やしすぎました。本業に差し支えるべきではないので、ほどほどにしないといけません。ただ相変わらず英語版だけでなく日本語版も読めるので、時間がないときはそちらで記事を見ることにします。

さてワクチンの話。ファイザーやモデルナ社が緊急使用許可の申請を出し、アメリカでも一般の方でも接種出来る日が近づいていますが、問題はワクチンの保存方法です。どちらのワクチンも冷凍保存しないといけないのですが、-70Cの冷凍庫って高いんです。実験サンプル保存用しか知りませんが、軽く150万円ぐらい(>$15,000)します。薬品会社からワクチンを輸送されてもローカルではどうやって保存するんだろうとは考えていました。都合よく薬局や病院が新しく冷凍庫買って需要がなくなったら、あわよくば近い将来大学に寄付してくれないかなぁ、と淡い期待すらしていました。(ちなみに家庭用の冷蔵庫についている冷凍庫は-20Cです。)

ところがそれは見当違いであることが分かりました。少なくともルイジアナでは州当局から冷凍庫に開いているスペースはないか、と大学が問い合わせが来ているようです。本当のこと言えば大学の実験用冷凍庫には被験者や動物モデルの体液や組織、RNAなどが入っています。問題はないかと思いますが、それと同じ空間にワクチンを保存するのは私の感覚から言えば「なんか気持ち悪い」のですが、予算がなくそうは言っていられないのでしょう。

物流の面も含めて、ワクチン接種の普及には課題があり、時間がかかるなと感じました。この点で見れば冷凍保存の必要がなく、コスト面でも優秀なアストラゼネカ社のワクチンがいち早く認可されることを期待しましょう。
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悲報:ニューオリンズのストンプタウン・コーヒーが閉店してた [日常]

すべての期末試験を採点して生徒に講評を伝え、大学には成績を提出して少し気分が晴れました。残りはいくつかの職員会議に出席すれば今学期が終わることになります。相変わらず新型コロナウイルスに振り回されましたがどうにか今年も無事終えることが出来そうです。

そんな中、せめての気晴らしにニューオリンズに一度行きたいな、と思いました。ニューオリンズでしか食べられないもの、飲めないものをテイクアウトでいいから楽しみたいからです。ただフェーズ2に戻ったので開店時間など変わっていないかなと思い、いつも立ち寄るお店のHPを見てはそれを確認していました。そしたら驚愕の事実、エース・ホテルのラウンジ横にあったストンプタウン・コーヒーの路面店がひっそりと閉店していたのです。

ニューオリンズのこのお店は2016年4月に開店しました。都会で洒落た場所しか開かないイメージだったので、そこに出店してくれたことは当時大きな喜びでした。

Stumptown New Orleans Opens!

ラフィエットから2時間の距離のため、それほど頻繁に行けるわけではありませんでしたが、行ったときには必ず立ち寄る場所でした。ルイジアナで都会の雰囲気を味わえる数少ない所の一つでした。

新型コロナウイルスが蔓延し、経営が苦しくなったのは容易に想像できます。実際シカゴやシアトル、ロサンゼルスの路面店は早くに閉店しました。ニューオリンズを含む残りの店舗はテイクアウトだけで営業していましたが、恐らく多くない売上に対する人件費が大きかったのかと想像します。

Stumptown Coffee: A Diversified Coffee Roaster Plus Retailer Survives The Pandemic

大丈夫かな、とは思っていましたが、まさかの閉店にショックを受けています。憩いの場所を失いました。パンデミックが終わって人が戻ったらまた開店してくれることを祈りながら、インターネットで彼らのHPから豆を買い、ささやかに売上に貢献しようと思います。
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