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G被疑者国外脱出に関しWSJの記事を読み解く [日常]

ゲスな話題で申し訳ないのですが、続きがあるのでここに記しておきます。

昨日引用した仮説の記事内で「伝統的に自社の独自調査を重視する米ウォール・ストリート・ジャーナルは、トルコ経由の記録がないことを含め、日本出国の状況を詳しく報じている。」と書いてありました。これが本当なのか元記事を拾ってみました。私自身WSJを購読していないのでネットで閲覧できなかったのですが、大学の図書館が購読しているデータベース経由で記事を読むことが出来ました。

英語ですが読んでみたい方は以下のリンクをクリック下さい。

https://drive.google.com/file/d/1817oeMLFZ8sQJ8h0NZfkUNvSlBgy9_FV/view?usp=sharing

結果から言うと、トルコ経由の記録云々閑雲についての記述をここでは見つけることが出来ませんでした。記事の拾い読みをすると、、、

A spokeswoman for Mr. Ghosn declined to comment on how he left Japan.

(ゴーンの報道官は彼がどのように日本を発ったかに関するコメントを控えた。)

How he traveled the more than 300 miles to Osaka from Tokyo is still a mystery. It also hadn't been known previously how Mr. Ghosn was able to board the private jet as he was barred from leaving the country.

(彼が東京から大阪まで300マイル以上旅した方法はまだ謎である。また、ゴーン氏は出国を禁じられていたので、彼がどのようにしてプライベートジェットに乗り込めたかもわかっていない。)

むしろこの記事ではトルコを経由したのではないか、と思わせる内容が記述されていました。

The container used to sneak Mr. Ghosn aboard had holes drilled at the bottom to ensure he could breathe, according to people familiar with the matter.

(関係筋の話によるとゴーン氏を乗せたコンテナには呼吸できるように底に穴が開けられていた、とのこと)

On the ground at Ataturk airport Monday morning, Mr. Ghosn took a car some 100 yards in heavy rain to a smaller jet that ferried him to Lebanon on Monday, the people added. Questioned by police, a crew member identified Mr.Ghosn as being the passenger from photos.

(月曜日の朝、(ベイルートの)アタテュルク空港上で、ゴーン氏は大雨の中、数百ヤード車に乗り、彼をレバノンに運んだより小さな飛行機に行った。警察の尋問により、乗組員は写真から乗客がゴーン氏であることを見い出した。)

Turkey-based aircraft operator MNG Jet Havacilik AS, which operated the two planes used in Mr. Ghosn's journey, found the black container, and another holding loudspeakers, on the long-range aircraft after its flight from Japan.

(ゴーン氏の逃亡で使った2つの飛行機を運用するトルコの航空運行会社MNG Jet Havacilik ASは、日本からの飛行後の長距離航空機で黒いコンテナと黒い別のスピーカーを発見した。)

The employee explained to investigators how one of the black cases had been used to load Mr. Ghosn onto the plane in Osaka, the people familiar with the matter said.

(情報筋によると従業員は調査員にゴーン氏を大阪の「飛行機」に乗せるために黒いケースの1つがどのように使われたかを説明していた。)

今回の手引きをしたと思われる人物については、、、

Michael Taylor, a former Green Beret well-known in the small, tight world of private security contractors.

(マイケルテイラーは元グリーンベレーで、小さくて厳しい世界でよく知られた民間のセキュリティ請負業者である。)

He is married to a Lebanese woman and two of his sons live in the country.

(彼はレバノン人女性と結婚し、二人の息子とその国に住んでいる。)

(過去ほかの疑惑で服役していたなど)彼の経歴は原文を読めばもっと書いてありますが、割愛します。そしてもう一人手引きをした人については、、、

The other man traveling with Mr. Taylor was identified as George Antoine Zayek, according to people familiar with the matter. A George Zayek has served as a security employee at companies owned by or linked to Mr. Taylor.

(情報筋によるとテイラー氏と一緒に旅行したもう一人の男は、George Antoine Zayekと特定された。 George Zayekは、Taylor氏が所有または関連がある企業のセキュリティ従業員として働いていた。)

これを読む限りはG被告はやっぱりトルコを経由したように感じ、昨日の大胆な仮説は信ぴょう性が薄いかなと思いました。さて真相はいかに。

P.S. アメリカの夜半に以下のニュースが入ってきました。関空までは普通に行った感じです。

【独自】ゴーン被告 出国までの足取り判明
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