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ルイジアナも公の場でマスク着用義務へ [コロナウイルス]

掲題の通りルイジアナ州全体でも公の場ではマスク着用が義務となりました。

Gov. Edwards announces mask mandate for residents, changes for bars


(ちなみにコメント欄のやり取りを読むと、今の世相をよく反映しています。)

この命令が有効になるのは今週の日曜日夜中、正確には13日の月曜日0時になった時点です。これと同時にバーも店内の飲食が禁止され持ち帰りおよび配達のみになりました。レストランのことは書かれていないのでわかりませんが、テキサスのようにバーだけの規制はおかしい、という苦情はないのか気になるところです。さらに人が集まるのも50人までという制限が付け加えられました。これでもまだ多いかと思うのですが、どうですかね。

因みにこの州知事つい3日前にまだマスク着用義務は考えていない、と言っていました。

Louisiana Gov. John Bel Edwards 'not contemplating' mask mandate as COVID-19 worsens

ラフィエット市長も考えていない、と紹介したのは2日前の話です。でも前にも書きましたが今回の朝令暮改は個人的に多いに結構だと考えます。とりあえず試してみる、で様子を見る、それでいいのでは?ただ罰則についてのコメントがないのが気になるところです。どのように強制するのでしょうか?

ちなみに判断に至ったのはここ数日で新規感染者の最高値を更新し続けてきたことにあるようです。以下のグラフは11日分が掲載されていませんが、11日も2,167と2,000人を超えています。

La_July11.jpg

全米での順位も一時期はかなり後退していたのですが、ここ数週間でミシガン、メリーランド、バージニアを抜き返してトップ10返り咲きは時間の問題です。

rank_July11.jpg

陽性率のデータは最新が7月1日と発表が遅いのでここでは紹介しませんが、それまででも少しずつ上昇して10%を超えた状態が続いています。また入院患者数も増えているようです。

Louisiana Department of Healthからの情報(http://ldh.la.gov/coronavirus/
緑:入院患者、黄色:人工呼吸器を装着した患者
Hospitalization_july11.jpg

少しでも状況が改善されることを祈りましょう。
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秋に大学は開いても自衛するしかなさそう [コロナウイルス]

秋学期の開始を早めること、教室サイズの何%(25%~50%)まで生徒を入れるかは変わりうるものの、対面式の授業を再開することは決まりました。しかし残り1か月でどう準備し運営をしていくか、と言う話は下っ端教員には全く聞こえてきてません。大学のオフィスに行くといくつかの箱をみかけ、受付の机にはアクリル板による仕切りがありましたが、教員のところは全く何も手付かずの状態でした。マスクを用意する、サニタイザーを設置する、という通達がありましたが、どこにもありませんでした。結局のところ「えいや!」で秋学期が始まり問題が出るまではなーなーで行くのかな、と感じています。

仕方ないので自衛しようとスーパーに出かけました。ウォールマートに行くと入り口すぐにマスクが販売されていました。

Walmart1.jpg

その横には1枚辺りは高いものの、洗えるマスクが販売されていました。

Walmart2.jpg

デザインがさえないので、私は購入しませんでした。ワイプやアルコール類は在庫がありませんでした。サニタイザーはありましたが、小さかったのでもっと大きいものが陳列された時に購入しようかと思います。

その帰り際、ホールフーズにも寄りました。ここは以前から入り口でサニタイザーが提供されていて感じがいいお店です。

WF1.jpg

当初からマスク着用を義務付けていて、最近多少着けていないお客さんを見かけることはあるものの、総じて感染を回避する方針を前面に打ち出しているので安心して買い物が出来ます。

かごやカートを外から中に入れるとき店員が消毒しているが、自分でもあらためて拭ける。
WF2.jpg

デザートとおつまみを買って帰りました。こんなお店が増えて欲しいなと思います。多少のプレミアムを払っても、です。
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マスクをしない自由の根拠って何? [コロナウイルス]

まずは不思議な案内の話。大学から夏学期後の卒業式はin-person(会場を設けて人を集めてやること)でやる、という通達が来ました。恐らく卒業する学生、参列者が少ないことから社会的距離を保てる、という判断だからとは思いますが、間が抜けています。人が動けば感染の確率が上がるわけですし、キャンパスがまだ開いてなく対面授業が出来ないのに卒業式はやる、というのは理屈の整合性に欠けます。そもそも夏学期の後に卒業式をやる大学はないのに、です。

ただ幸いなことに夏の参列は強制でないので、希望しなければ出る必要がありません。ただの教員が秋も春も参列を義務付けること自体、疑問を感じていますし、ましてや全米6位のホットスポット、新型コロナウイルス絶賛拡大中の状況で出るわけありません。学生や関係者の感染者数を全く公表していない大学に、この点で信頼関係は0です。

ちなみにここラフィエットでは市民の間でマスク着用を義務付ける動きが出ていました。

Bishop: Urgent need to wear masks
(司教:緊急にマスクを着用する必要がある)

州の指示ではミサの間はする必要がないとしていましたが、この司教さんはしましょう、と言っていました。

Two council members call for parish-wide mask ordinance
(評議会メンバーの2人がパリッシュ全体のマスク条例を要求)

パリッシュは他の州でいうカウンティ(郡)で、そのメンバーが市レベルで公共の場でのマスク着用を義務付けようとしたのですが、市長は以下のように答えました。

"With freedom comes risk," Guillory said. "I care greatly about freedom".

(「自由にはリスクが伴う」とギロリー市長は言った。 「私は自由を大いに大切にする」)

ここでも議論のすり替えが行われていました。する、しないの自由を議論するのなら、信号を赤でも進む自由が認められてもいいことになります。最悪、人を殺す行為にしてもこれでは自分の意思により「殺す自由がある」ということになります。でもこれらは認められないのは明白です。

それでもこの市長あらためて今日、マスク着用義務はしない、と宣言しました。

Lafayette Mayor-President not mandating mask despite recommendation of health experts
(ラファイエット市長、保健専門家の推薦にもかかわらずマスク着用義務とせず)

ちなみにニューオリンズでもバトンルージュでも義務とされたのにです。口あんぐり。

7/9/2020現在、ラフェイエット郡の毎日の新規感染者のグラフ(オレンジは7日平均線)
LFT-July9.jpg
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ハーバードとMITは留学生の対応で政府を訴えた! [コロナウイルス]

普通の日記を書く用意もあるのですが、継続性を重視して3日続けて同じ話を。現政権が決めたオンライン授業のみの生徒に対する帰国命令に対し、ハーバードとMITは政府を訴えたようです。

Harvard, MIT sue Trump administration over ICE foreign-student rule, deeming it cruel and reckless
(ハーバード大学およびMITはICEの外国人学生に対する規則に関し、残酷で無謀だと見なしトランプ政権を訴えた)

よく見たら早速日本語でも記事になっていました。

ハーバード大とMIT、トランプ政権を提訴 留学生に出国迫る措置めぐり

最初の記事によると、、、

Harvard said nearly 5,000 of its 23,000 students (including those in graduate school) rely on F-1 academic visas, and MIT said almost 4,000 members of its student body of 11,500 require them.

(ハーバード大学は、23,000人の学生のうちほぼ5,000人(大学院生を含む)がF1の学生ビザで、MITは11,500人の学生のうち約4,000人のメンバーがそのビザを必要としていると伝えている。)

流石いい大学は世界から学生が来ているのが分かります。また数週間で他の大学見つけて転校出来るわけない、という見解はごもっともです。また記事の中でICEの勧告が出る前ですら、秋学期に海外からの入学者数が減るためにアメリカの大学は少なくとも30億ドル(日本円で3200億円ぐらい?)失うなうだろう、と予測されていました。従って経済的には留学生はいてくれた方がアメリカにとっていいはずなんですけどね。この数字は政府にとっては小さいものなんでしょうか?

ちなみにアイビーリーグは今秋の大学スポーツをすべてキャンセルしました。

Reports: Ivy League canceling all 2020 fall sports due to COVID-19

アイビーリーグだからそれほどでもないかも知れませんが、大学スポーツもお金のなる木で本来やりたいはずですが、早々と止める方針を立てました。ニューイングランド地方の新型コロナに対する本気度が伺えます。というか、頭良くて常識あるから普通にまずい、と思ってるだけかも知れません。
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F-1ビザ維持に関する通告について、続き [コロナウイルス]

昨日発表のあったF-1ビザに関する規定ですが、早速大学で混乱を招いています。私が知る大学院生からも連絡があり説明を求められました。うちの学部は全部オンラインになることはないものの、教員側が判断するものではないのですぐに留学生オフィスに問い合わせて、と伝えました。ここの大学の場合、留学生の数は多くないので大きな問題にはならないはずです。ただ私が担当者だったら8月入学に向けてビザ発行や手続きで忙しいのに、よくも余計な仕事をくれたな、と思うでしょう。

実際のところうちの大学も含めて、ほとんどの大学はまだ最終的にどうするか見極めが出来ていません。ICEにすればF-1ビザを得ると確か30日前から入国できるはずなので、該当する学生が入ってこないようこのタイミングで発令したのかな、と考えられます。ただ出国しないといけない学生についてそれほど想定していなかったのでは?必要なら転校すればいい、なんて言っているけど、当該学生の心理的、経済的負担や受け入れ側の事務処理を考えると、授業開始までの期間(約1か月)で対処できることではないです。お役人が状況を全く知らないのに命令を出した典型です。

ただ今日の大統領の話だと、方向性がちょっと違う感じがしました。

Trump says he will pressure governors over school reopenings even as virus surges

要は州知事に圧力かけて新型ウイルスが蔓延してても学校を開けろ、と言っています。昨日紹介したハーバード大学の判断にも疑問を投げかけているようです。

Trump specifically zeroed-in on Harvard University at the event, saying the school's leadership "ought to be ashamed of themselves" for its plan to bring up to 40% of undergraduates back to campus for the fall semester but have all course instruction delivered online.

(学校再開に関しトランプは特にハーバード大学に注目し、秋学期に最大40%の学部生をキャンパスに連れ戻すものの全ての授業をオンラインにするという大学の方針に対し「自分自身を恥じるべき」と言っている。)

ツイッターでも声を大にして言っています。



ちなみにこのことをすでに察していたか、絶賛新型ウイルス蔓延中にも関わらずある州の教育トップは秋の学校再開を義務化しました。

Florida Education Commissioner mandates all schools to reopen in August

これなら留学生も滞在ステイタスを心配する必要はありませんが、健康上の別な心配をしなければなりません。運悪く悪化して入院するような事態になった場合、大学が提供する保険でどこまでカバーしてくれるか、知っておく必要があります。私の学生時代の記憶が確かならほとんどカバーされないはずです。
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留学生注意!秋学期がオンライン授業のみの場合、米国滞在不可です [コロナウイルス]

アメリカの多くの大学でオンラインによる授業・学位を提供していますが、もともとアメリカ国外の学生はこの過程に入学しようとも学生ビザであるF-1が発効されず、結果入学は認められてきませんでした。逆に対面式の授業に出席する場合は語学学校も含めてほぼ問題なくF-1が出され、アメリカ入国・滞在が許されてきました。ところが移民・関税執行局(通称ICE)が今日発表した話によると、すでにアメリカに入国し大学・大学院に在籍していても新型コロナウイルス流行のために秋学期が全てオンラインに移行された場合、滞在が認められない、ということです。

International students may need to leave US if their universities transition to online-only learning

正式なICEの文書はこちらで読めます。

SEVP modifies temporary exemptions for nonimmigrant students taking online courses during fall 2020 semester

オンキャンパス以外働く権利もなく、学費や滞在費を払ってアメリカにいる留学生はアメリカにとって大顧客のはずですが、前例と照らし合わせたのか、同様な処置を決定したようです。

以下簡単に内容を紹介します。

Nonimmigrant F-1 and M-1 students attending schools operating entirely online may not take a full online course load and remain in the United States. The U.S. Department of State will not issue visas to students enrolled in schools and/or programs that are fully online for the fall semester nor will U.S. Customs and Border Protection permit these students to enter the United States. Active students currently in the United States enrolled in such programs must depart the country or take other measures, such as transferring to a school with in-person instruction to remain in lawful status. If not, they may face immigration consequences including, but not limited to, the initiation of removal proceedings.

(非移民のF-1およびM-1の学生は、オンラインだけで全ての授業を取ることは許されず、米国に留まることも出来ない。米国国務省は秋学期に完全にオンラインである学校やプログラムに入学する学生に対しビザを発行しない。また米国税関・国境保護局は、これらの学生が米国に入国することも許可しない。現在米国に滞在しそのようなプログラムに在籍している学生はアメリカから出るか、または合法的に学生ビザを維持するために対面授業のある学校に転校するなどのその他の措置をとる必要がある。対応しない場合、強制退去などの処遇に直面する可能性がある)

Nonimmigrant F-1 students attending schools operating under normal in-person classes are bound by existing federal regulations. Eligible F students may take a maximum of one class or three credit hours online.

(通常の対面授業で運営される学校に通う非移民F-1学生は、既存の規制に縛られる。対象となるFビザの学生は、最大で1クラスまたは3単位までオンラインで受講可である。)

Nonimmigrant F-1 students attending schools adopting a hybrid model—that is, a mixture of online and in person classes—will be allowed to take more than one class or three credit hours online. These schools must certify to SEVP, through the Form I-20, “Certificate of Eligibility for Nonimmigrant Student Status,” certifying that the program is not entirely online, that the student is not taking an entirely online course load this semester, and that the student is taking the minimum number of online classes required to make normal progress in their degree program. The above exemptions do not apply to F-1 students in English language training programs or M-1 students pursing vocational degrees, who are not permitted to enroll in any online courses.

(ハイブリッドモデル、つまりオンラインと対面を併用する授業を提供する学校に通う非移民F-1学生は、1クラス以上もしくは3単位以上の授業を取ることが可能である。これらの学校は、プログラムが完全にオンラインでないこと、学生が全てオンラインで授業を取っていないこと、そして学位取得に向けて必要最低限のオンライン授業しか受講していないことを(大学側が)I-20を通じてSEVPに認定される必要がある。上記の免除は、オンラインコースへの登録が許可されない英語トレーニングプログラムのF-1学生(英語学校)もしくは職業学位を取得するM-1学生には適用されない。)

Nonimmigrant students within the United States are not permitted to take a full course of study through online classes. If students find themselves in this situation, they must leave the country or take alternative steps to maintain their nonimmigrant status such as a reduced course load or appropriate medical leave.

(米国内に滞在する非移民の学生は、全ての授業をオンラインのみで取ることは出来ない。学生がこの状況に陥った場合、米国を離れるか、授業負荷を軽減するか、病気を理由にして休みを取るなど、非移民ステータスを維持するために代替措置を講じる必要がある。)

正直最後の文章の意味が不明です。卒業前の最後の学期以外、留学生はフルタイム(通常学部生12単位、大学院生9単位)の学生でいることを強いられ、受講単位を減らすことは許可されないはずです。また病気でもないのに病気休暇を取れば?という説明も理解不能です。ちなみに正規留学の場合F-1は日本人の場合5年発効されますが、確か2セメスター欠席してしまうと取り直しとなるはずです。ビザ再取得にはお金もかかるし手間もかかりますが、この制度は現在の状況によるものでも維持されるのでしょうか?

Due to COVID-19, SEVP instituted a temporary exemption regarding online courses for the spring and summer semesters. This policy permitted nonimmigrant students to take more online courses than normally permitted by federal regulation to maintain their nonimmigrant status during the COVID-19 emergency.

(COVID-19蔓延のためSEVPは春と夏学期のオンラインコースに関する一時的な免除を設けた。このポリシーにより非移民の学生はCOVID-19緊急時での非移民ステータス維持のために、通常許可される授業数よりも多くのオンライン授業を受講出来ていた。)

つまり秋学期は通常運営に戻し、この特別な許可維持しないよ、ということでしょう。しかし経済を優先するはずの現政府が、お客さんである留学生までこのような扱いをするとは驚きました。留学生である皆さんは自分の大学の留学生オフィスにすぐ確認をし、受講予定の授業がオンラインでないことを確認することを強くお勧めします。例えばハーバード大学ですが、以下の記事によると秋に大学に戻れるのは1年生と3年生のみなので、2年生と4年生の留学生は母国に原則帰国しないといけなくなります。

Harvard and Princeton announce plans to bring back students for the fall semester

一方で以下の質問には移民局担当者が答えに窮してました。

"The bigger issue is some of these countries have travel restrictions on and they can't go home, so what do they do then?"

(より大きな問題は、いくつか国には渡航制限がありその国出身の学生は家に帰れません。そんな彼らはどうすればいいですか?)

"It's a conundrum for a lot of students."

(それは多くの学生に対する難しい問題です)

英語で「良い質問だ」とか「難しい問題だ」というのは答えがないときの返答ですから、対応策が今のところないようです。どちらにせよ、F-1ビザで米国滞在されている方は今後の状況・情報に十分にご注意下さい。
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悲報:人口あたりの新規感染者数でラフィエットは全米6位 [コロナウイルス]

残念なことですが私が住む街は今週新型コロナに関してホットスポットに認定されたようです。

We're the #6 in the nation!(10万人あたり270人)
number6.jpg

元となるツイートへのリンクはここです。

Report: Lafayette metro #6 in country for new COVID-19 cases per capita over last week.

1位となったレイクチャールズはここから西に1時間の隣町、大きなカジノが3つあることで有名です。

Golden Nugget Lake Charles Hotel & Casino
L'Auberge Casino Resort Lake Charles
Isle of Capri Casino Hotel Lake Charles

ツイートでも書かれていますが、3つのカジノともオープンしていて人でごった返しているようです。商売をやっている方にとって連休の週末は書き入れ時ですものね。州も開くことにゴーサインを出しているのですから、誰も悪くありません。ただ事実として今週は全米一、新規感染者数が多かった街となりました。本当にテキサスからも観光客が流れているのでしょうか?

ただラフィエットに大きなカジノは存在せず、なぜ爆発的に増えているかは推測がつきません。人々が不注意に動いていて、感染すべきして感染している、と考える以外、どう説明がつくのでしょうか?

因みに先日紹介したニューヨーク一帯から14日の隔離を宣言された州および知事が公衆の場ではマスク着用を義務付けた州の地図を紹介します。

マスク着用を義務付けた州は以下のサイトから7月3日時点の情報です。

What states require face masks in public? Kansas, Texas join growing list of states where it's mandatory

黄色い丸の州が締め出された州、緑の四角がマスク着用義務の州
worst-states-2019-in-america-map_circled.jpg

数字は何を表すかというと、タイトルの通り教育水準の低い順番です。テキサスとノースカロライナは両方に入っていますが、各グループの教育水準の平均を計算すると以下のようになります。

締め出し州:13±10(順位、プラスマイナスの後ろは標準偏差)
マスク着用州:30±13(順位、プラスマイナスの後ろは標準偏差)
t検定:p<0.01 (教育水準の順位に両群で違いがある、という意味です)

結果のみで考察は控えることにします。
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スタバマグ(#7)@アリゾナ、3月以来のスタバ店内へ [スタバマグ]

今日はアメリカの独立独立記念日でした。新型コロナウイルスの影響で花火やイベントなどはかなり縮小した、と言われていましたが、昨日の夜でも花火の音がかなり聞こえてきました。私はただ気分転換したかったので、祝日でも開いていたスタバに出かけました。

3月に外出禁止令が出てから2度ほどスタバに立ち寄りましたが、どちらもドライブスルーでした。店内には入れなかったのです。今回は経済再開フェーズ2になって中でも購入できるようだったので、あえて中に入ってみました。

何故かアリゾナのマグカップが1つ置いてありました。

アリゾナ州のマグカップ
stb1.jpg

テキサス、ニューメキシコを超えてなぜルイジアナでアリゾナのマグを売るか?という素朴な疑問がわきますが、初めて見ることが出来ましたので写真に収めました。アリゾナだとグランドキャニオンとかサボテン、砂漠、そしてそこに住む生物が描かれていました。これでスタバマグ・写真コレクションは7番目となります。

さて店内ですが、以下のようになっていました。購入に来ている人でマスクしていた人は半々ぐらいでした。

注文は透明のアクリル板(英語だとplexiglass)越し、待つときも離れて待ちます
stb2.jpg

基本店内では飲めませんでした。ただ店員さんたちは相変わらず狭い所でマスクしながら働いており、ソーシャルディスタンスも何もありませんでした。ドライブスルーもかなり列をなしていて忙しそうです。何か対策を考えた方がいいのではと感じました。

店内の奥のスペース、やはりテーブルに椅子は横に寄せられていた
stb3.jpg

少し待ってから注文の品が来たので受取り、外で飲むことにしました。テラス席は離れた場所に2つだけ設置されてありました。

今日はコーヒーにレモネード入りアイスティー
stb4.jpg

回りの風景を見ながら短時間ながらお茶を楽しみました。早く店内でお茶が出来る日常が戻ってきて欲しいと願うばかりです。
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オンライン試験の内容を作る難しさー生理学編 [日常]

1日のほとんどを記述問題の採点に費やしました。教室でのテストだとそれほどたくさんの回答例に当たらないのですが、オンラインでopne book(=なんでも見ていい)の試験だとネットから色々な回答が出てきました。彼らは内容を理解せずそれっぽいことをコピペしただけ(彼らの回答をコピペしてgoogleすると一語一句同じ文章のページ出てくる)なのですが、それが何を前提にしたことで書いてあるのか、一部を抜き出した不思議な文章の本当の意味は、など全体像を確認ながら部分点を検討するとなると膨大な時間がかかりました。

残念なのは授業で扱い講義ノートにも書かれているにも関わらず、それを見返しもしなかければ自分の頭でも考えていないことです。結局ネットでの回答早探し競走に終始していたようでした。これでは勉強ではないので意味ないな、と反省しています。遠隔授業で生徒に実りがあるものを提供することは難しいです。特に生物とか生理学のような暗記に頼る部分が多い科目は猶更です。

そうはいっても大学側から成績を出せ、という締め切りがあるので採点した結果を生徒に電子掲示板上に公表し、最終結果を大学側のサーバにアップしました。基本、担当する夏学期もこれで終了です。残り1か月はリサーチに頭を切り替えます。

夜になると周りでは花火が上がり始めました。時々光っては音がしています。独立記念日の週末であることを思い起こさせてくれました。
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文句・屁理屈を堂々と言える文化@アメリカ [日常]

最後のテストを課して夏学期担当授業も終了、と思ったら受けていない生徒がいました。屁理屈を待って対応する余計な業務の発生です。また今回のテストが難しすぎて時間内に解けません、という苦情メールが複数来ました。そもそもOpen bookの試験にも関わらずです。私のGA(もちろんアメリカ人)には事前に問題を見せているので確認すると「難しくなく十分に時間内に解ける」と言ってくれました。従って苦情は受けつけませんが、勉強しなかったことをいいことに文句を堂々と主張出来るアメリカ人ってすごいと思います。アメリカで生きていく上で逆に見習う(?)必要があるのかも知れません。

ただ私が会社で例えば営業職やっていたときを思い出すと、きっとこういう会話になったはずです。

上司「じゃこの数字がお前の今年のクォータ(quota)だ。よろしく頼む。」
私「こんな数字、多すぎて無理です。達成出来ません」
上司「出来ないんじゃなくてやるんだよ。嫌なら辞めろ」
(会話終了)

一応言っておくと、直属の上司は日本人でしたが本社も資本も100%アメリカの会社でした。昨日までいた人が解雇されて急にいなくなったり、逆にある優秀な方がライバル会社に引き抜かれたと思ったら3か月後に引き抜き返して戻ってくる、ということが日常的にある企業でした。従って日米の文化に依存する異なる考え方があったとしても、それほど違いがあるとは思えません。確かに生徒から授業料をもらって授業を提供しているので生徒はお客さまと考える必要があるかも知れませんが、それだったら大学の学位はお金で買えることになります。

まぁ逆恨みされて撃たれない程度に必要だったら対応する予定です。特に今、皆さんピリピリしていますから。
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