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悪い予感当たるールイジアナも外出禁止緩和へ [コロナウイルス]

今日は午前中に成績をすべて大学に提出した後、そのために後回しにしていた仕事などを処理するために忙しい1日となりました。以前記した通りStay-at-home命令後、受信するメールの数が尋常でないので、ぱっと見で緊急でなさそうなメールはスルーしていますが、休み中過去にさかのぼって確認しなきゃな、と思っています。

さてまたルイジアナの話ですが、嫌な予感は当たりました。5月15日(金)から緩和です。

Gov. Edwards: Louisiana will Move to Phase One Statewide on May 15, COVID-19 Stay at Home Order will be Lifted for Louisianans

今回は「Safe at home」という名のもとの緩和策フェーズ1だそうです。効果は3週間見て6月1日以降はまた考えるとのこと。開くのは以下のようなサービスです。

ー教会
ージムやフィットネス・センター
ー床屋、美容院、ネイルサロン
ーカジノ
ー映画館
ー競馬場(ただし無観客)
ー博物館、動物園、水族館(触れるような展示は禁止)
ーバーや醸造所(ルイジアナ衛生管理局の許可がある場合でテイクアウト、デリバリー、外での飲食のみ)

どこも床面積に基づき収容できる人数の25%以内でかつ、自分世帯以外の人とは6フィートの距離保つこと、そして衛生を保ち、従業員はマスクを装着することが条件で開けるとのことです。

ただニュースの記事だけを見るとデータの開示がありませんが、LDHのサイトに知事が判断するにあたり根拠としたデータが開示されていました。

Roadmap to a Resilient Louisiana

具体的にどのような話をしたのかは、どこかの動画サイトから彼のスピーチを拾ってこないといけませんが、以下のような図が各地域で紹介されていました。

ルイジアナ全体の様子
Gov_data_May11.png

真ん中の図は毎日の感染者数のグラフです。数字を小さく見せるために人口で割っているところが政治的ないやらしさを感じます。ルイジアナの場合、大きなピークがあったので減ったように見えますが、ここ2週間はコンスタントに減少している状況ではないのは明らかです。従って、フェーズ1に向かう根拠としてあげたのは一番下の毎日の入院者数(人口あたり)でしょうか。傾向としては下がっていますが、例えば4月16日から26日の10日間で下がっているのは3~4人程度。横這い、どうなんでしょうね。

その後、検査した数をグラフに示していました。確かに増加し、全体に関する陽性率は下がっていますが、政治的な話なのか具体的に何%が陽性だったかの数字は記入されていません。縦軸にも説明がありません。例えば4/26で33Kに対し5Kが陽性ならば15%を超えますが、これって低いのでしょうか?

test_number_May11.jpg

テスト数を上げるのは感染状況を把握するためですが、感染予防とは全く関係のない話です。ただ経済を開けるにあたり、患者が出ても受け入れられる目安を提示しているだけです。罹りたくない私としては予防に関してマスクやアルコールなどの安定供給に関するデータを州から提示して欲しかったです。

ともあれ街は開くことになりました。むしろ今まで以上に気をつけようと思います。

P.S. あくまでも参考値ですが、東京での陽性率は最高で31.7%、直近で5.9%、中部地方の7県でどこも3%以下です。
【PCR検査の陽性率(東京都独自の方法による算出)】
PCR検査陽性率、中部は3%以下 直近7日間の平均
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