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オンライン授業を教えるための資格 [コロナウイルス]

新型コロナウイルス流行のため大学の授業がネット上になって久しいですが、少なくともうちの大学の場合、「オンライン」と「リモート」授業が同義でないことを以前書きました。違いは何かというとオンラインで授業をするための「認定」を受けているかいないか、です。

春学期は緊急で学校閉鎖という事態が起きたため、この認定を持っていない私でも「リモート(遠隔)」で授業をすることを許可されましたが、あくまでも暫定的な処置のようです。「認定」されていることを必要としているのがうちの大学だけなのか、州の基準なのかはわかりません。ただ持っていて損はなさそうなので、春学期と夏学期の間に行われるワークショップに私も参加することにしました。

大学から案内された認定機関は「Quality Matters」というもので、最初にとる講座はその中の「QM Rubrics」とのこと。学部を通じて申し込むと、コーディネータからシラバスからスケジュール、課題などの文書が送られてきました。2週間自分のペースで学習という割には結構なボリュームに見えます。夏学期までの貴重な休み時間の大部分がこれに使われてしまうように感じました。

早速今日1日目の課題を終えましたが、オンラインで教える講師ってこんなにも面倒なことを1科目ずつやっているの、というのが正直な感想です。QM Rubricsの中でもHigher Edという大学向けの講座を取っていますが、生徒が机(実際にはパソコン)の前に座って勉強する習慣をつけるよう、あらゆる手段を講じています。義務教育でない大学に進学した学生に対してここまでお膳立てして「勉強しようね」とするのに違和感を感じますが、対面式でないオンラインという状況を考えた場合、必要なのかもと考えました。

ともあれ1日目から学ぶことたくさんでした。
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