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ルイジアナ州のマリファナに関する法律、運用 [日常]

現在いただいている研究費用の年次報告を書き上げ(正確にはタイピング)、提出しました。正確には大学のリサーチ管理オフィスに提出したことになり、形式上チェックして彼らが最終的に提出することになります。この大学の不思議なところはこのリサーチ管理オフィスがへまをすることが多々あり、さらにアメリカ人の典型でミスをしても言い訳ばかりで謝罪もしなければリカバリーをすることもないので、常に目を光らせて置く必要があります。うざがられてもひたすら確認を取り、やらせます。一般的に意識の低いアメリカ人と仕事するときはこういうチェックが欠かせません。

さてその後、散髪に行きました。待っている間雑誌を読んでいたのですが、以下のような記事がありました。

Cannabis Coming to a Pharmacy Near You

cannabisはマリファナのこと。よく見たら雑誌が古かったらしく去年の記事でしたが、ここラフィエットでも処方箋により薬用のマリファナが購入できるとのこと。記事によると以下のお店で処方されるようです。

The Apothecary Shoppe

そもそもこの薬用マリファナ、Wikiによるとルイジアナでは2015年6月に当時の州知事ボビー・ジンデル(大統領選にも出たがこの人の評判も良くない)が署名し合法になったとのこと。

Cannabis in Louisiana

その時点で薬用マリファナを合法とする州は29あり、そのうちの1つとなったそうです。それでおそらく市民が気になるのが娯楽用のマリファナも解禁になるか、ということ。(気にしていない人も多いか?)すでに法案は出ているようですが先月州議会では採択もしなければ廃案にもしなかったようです。どこかアジアの大規模なデモが起きている政府の判断みたいです。もどかしい。

Recreational marijuana bill not dead in Louisiana Legislature

また薬用マリファナにしても患者が中心となっておらず、州と売り手の間で品質や手続きで大きな遅延が起きて弾力的な運営とはなっていない様子です。

Medical marijuana regulation in Louisiana turns into turf war

このバタバタ感、何もかもがルイジアナらしいです。好きか嫌いかは言いません。
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人口中絶禁止に関する法律成立@南部 [日常]

トランプさんが再選に向けて大統領選に立候補したようです。今度はどんな論争になるんでしょうね。外人である私にとってはそれほど影響を与えることのない話ですが。

その大統領選のネタとして、おそらく掲題の件が出てくるのではないかと想像します。実は今年に入って南部の州のいくつかが、どんな事情であれ場合であれ人工中絶を禁止する法案を可決し知事が署名しているのです。

Another California city looks to ban travel to Alabama over abortion law

例えばアラバマ州は基本どんな状態、条件でも禁止、ジョージア州は赤ちゃんの心音を検知できる状態(早くて6週間ぐらい)で禁止となりました。もし医師が中絶を助長したら罪になるようです。ジョージア州と同様な法を通した州は他にケンタッキー州、オハイオ州、ミシシッピ州とのこと。それではルイジアナはどうでしょうか?

実はルイジアナ州の知事はディープサウスで唯一民主党(ジョン・エドワーズ)の人です。伝統的な民主党の観点から言えば女性の権利を守ることもあり、中絶する権利を守るのが筋に思えます。しかしエドワーズさんは本人いわく「政治に関係なく」自分の信念で人工中絶禁止の法案(心音が確認出来たら中絶禁止)に署名し、ルイジアナは同様な法律を持つ5番目の州になりました。

Louisiana governor: Abortion ban decision wasn't political

恐らく宗教的な観点が大きく影響していると思うのですが、この話題に対する態度も大統領選の行方に大きく影響するのではないかと思っています。あまり日本の政治で争点になる話題と思えませんが、こっちでは意外とこの点の良し悪しだけで投票する人が少なくありません。
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トレジョのハイビスカスティー [トレーダージョーズ]

今日は午後から始動し、洗濯に掃除をしました。夕方からは久しぶりにゴルフに出かけて運動をと思ったのですが、父の日に関わらず(父の日だから?)ゴルフをして遊んでいるお父さんがたくさんいて、ハーフしか回れませんでした。トワイライト料金で安いので文句は言えませんけどね。もう少しバッグを担いて歩きたかったです、運動のために。

今日行ったゴルフ場
Les Vieux Chenes Golf Course

さて昨日の話。ハティスバーグから帰ってくる途中、せっかくなのでバトンルージュのトレーダージョーズに立ち寄りました。お菓子を見ていたのですが、のどが渇いたのでジュースを買おうと思いました。普通にオレンジジュースかレモネードを買おうとしたら、以下のものが目に飛び込んできました。

ハイビスカス茶とレモネード
TJ_June2019.jpg

これも今まで気づかなかったので買って飲んでみました。お茶なら後味すっきりですんなり飲めるかな、と思って。実際帰り際口にしましたが、甘くなくさっぱりとしていて非常に飲みやすかったです。結構お勧めです。
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USM探訪、シンポジウム参加 [日常]

昨晩無事ハティスバーグに到着した後、今日は朝から眠い目をこすりながら母校の一つであるUSMにてシンポジウムに参加しました。前回も書いた通りアスレチックトレーナーの資格を維持するための単位を取得するためです。8時から4時半すぎまで話を聞いていました。私が在籍していた頃からいるヘッドトレーナーと会えましたし、ATプログラムの同期(二人でしたが)とも会って話をすることができました。みんな歳とった感じで安心しました。

シンポジウム終了後、30分ほど構内を探索しました。母校を訪れたのは卒業以来なので13年か14年ぶりですが、ずいぶんと雰囲気が変わっている所がありました。

フットボールスタジアム裏
dormarea.jpg

以前は古い寮とその前に駐車場があっただけですが、いつの間にか整備されて公園のようになっていました。昔は木々が鬱蒼と茂り暗くて怪しい感じの場所でしたが、すっかり明るくなりました。

立体駐車場
parking.jpg

その寮の裏には立体駐車場ができていました。ミシシッピは土地が安くてだだっ広いだけがウリだったかと思うのですが、生徒の利便性を考えてあまり遠くに駐車場を作るのはやめたのでしょうか。

フットボール場
theROCK1.jpg

原型は変わらないのですが、日本語でいうジャンボトロンが奥ではなく手前側にサイズが大きくなって設置されていました。

VIP席増設
theROCK2.jpg

昔はただの雑草地帯、ちょっと前に大きいとは決して言えないディスプレーが寂しくあった場所に、新しくVIP席が新設されていました。またそれ以外でも利用できるように増席されていました。

VIP席裏側
theROCK3.jpg

昔はただのスタンドの下の空間でしたが、VIP席やバルコニー空間のための建物が増設されたため、いかにもトンネルらしい作りとなりました。ここに今までの戦歴とか優秀選手、特にNFLに行った選手が表彰されています。

その他、寮が増えきれいに整備されていてびっくりしていました。現在在籍する大学も一生懸命、寮を新築するわけですね。
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ハティスバーグに向かって北上中 [日常]

今日は5時過ぎに仕事を切り上げて家に戻り荷物をまとめた後、ミシシッピ州ハティスバーグに向けて車を走らせました。今後維持するかどうか迷っているアスレチックトレーナー(以下AT)の資格ですが、大人の事情でしばらく維持する必要があり、資格更新に必要な講習を受けるためです。

道のり、渋滞がなければ実際の走行時間は3時間程度
map-lafayette-hattiesburg.jpg

意図的にゆっくり出発してバトンルージュのミシシッピ川での渋滞に巻き込まれないようにしました。ドライブは極めて順調で、コンビントンに2時間程度でつきました。ガソリン給油のため一休みしました。立ち寄ったスタバが落ち着いていた感じで気に入りました。

面白い装飾、竹?
starbacks_covington.jpg

あと1時間程度運転して、今晩はハティスバーグに泊まる予定です。
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煙探知機の電池交換 [備忘録]

昨日の夜中に突然煙探知機が喋りだしました。

「Low battery, ピー、ピー」

恐らく1分間感覚で止まらずになり続けます。この「ピー」がかなり周波数の高い音で非常に耳障りです。バッテリーがないはずなのに、これだけ鳴けるのならバッテリーいらないんじゃないの?とすら思いました。うるさくて気になって眠ることが出来ません。

真夜中に急いでウォールマート行って日本でいう単3電池を買ってきました。天井はかなり高いのですが、コーヒーテーブルの上に椅子をのっけてようやく届くようになりました。無事新品に交換して直ったと思うと、まだ鳴り続けます。故障かと思いましたが、冷静になってネットで解決策を探しました。

What to Do When Smoke Alarm Keeps Beeping?

私のアパートの場合「Battery-Powered Smoke Detectors」のケースでしたが、どうやら電池交換だけでなくリセットすることが必要なようです。夜中にうるさくなるのは承知で「Test」ボタンを押しました。「Smoke detected. ピー、ピー」。警報なので他人に知らせる必要があるので仕方ないのですが、真夜中の電池交換のためにこのアナウンスは迷惑極まりないものでした。それでもその後無事警報装置のアラームの点滅及び警告音が止み、静寂な夜が戻りました。

めでたし、めでたし。
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最近のグリーンカード取得プロセス、遅れています [グリーンカード]

私と同様に海外から来てH-1Bを保持し、現在グリーンカードを申請している同僚がいます。一応私は一足先にこのプロセスを踏んだので、なにかあれば彼が話をしてくるのですが、どうやら彼も無事I-140(永住権への請願)が通ったようです。この時勢だけに本当によかった、よかった。

聞くと彼もEB-1B経由で申請し、プレミアムを払ったとのこと。ただI-485申請にあたり、ここからが順番待ちもあり長いことを認識していました。彼自身が自分のpriority dateを知らなかったのでわかりようがないのですが、一般的なことをぱっと調べてみるとびっくりしました。

Visa Bulletin For June 2019

この表の見方がわからない方は以下の日本語のHPをご参照下さい。

Priority Date (プライオリティー・デート)

EB-1でもプライオリティ・デートがcurrentではなく、2018年の1月じゃないですか。(ちなみに彼はインド人でも中国人でないためAll Chargeability Areas Except Those Listedに分類されるはず)。I-140をプレミアムを使って申請した、というのが本当なら恐らく出したのは2019年5月でしょうから、今のペースで移民局が書類を処理したと仮定しても、彼がI-485を提出出来るのは約1年4ヶ月後の2020年の9月となります。

当たり前ですが受け付けてもすぐに処理するわけではありません。ルイジアナで申請すると書類の申請先はテキサスのサービスセンターになるので、現在でどの程度かかるか調べてみました。

Check Case Processing Times

えっ本当ですか?(2019年6月12日現在)
process-time-July13_2019.jpg

ベストケースで15.5ヶ月後ということは、彼の場合グリーンカードを手にするのは早くて2022年1月となります。気が遠くなりそうな待ち時間です。

私の場合、申請出来る状態になっても決して早くから取り組んだとは思えないのですが、この資料を見る限りそれでもあの時にやっておいてよかった、と思えます。これから申請される方は本当に大変そうです。

6/13追記、インド出身はもっと大変

EB2 India GC Wait 20 yrs Average, 151 Yrs Worst Case
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バーンズ&ノーブル(本屋)がヘッジファンドに売却 [日常]

日本の本屋さんも一部そうなってきたと聞きますが、アメリカの本屋さんのいいところは長居できることもさることながら、図書館のように本を取り出してはソファで、しかもひどいときはコーヒーを買って飲みながら読めることです。全く卑屈になることなく、堂々とこのようなことが出来ます。これは私がアメリカに初めて来た90年代から全く変わっておらず、学生でお金に余裕がないときは自習と憩いの場として多いに利用しました。しかも田舎でも比較的夜遅くまで開いていましたしね。

ただアマゾンの台頭や本屋さんの形態などいろいろな事情で本屋さんの収益維持が難しくなっているようで、最大手であるBarns and Nobleも同じくイギリスの本屋さんを持つヘッジファンドに売却されたとのことです。

Barnes & Noble Is Sold to Hedge Fund After a Tumultuous Year

早急に財政状況を立て直すのがヘッジファンドの仕事でしょうから、改善に向かうでしょう。しかし当然ながら痛みを伴うでしょうし、軌道に乗ったらまたどこかに売られてしまう可能性もあり、一体この先どうなってしまうんだろう?と気をもむ人間は私だけではないはずです。

近年100店舗ぐらい閉鎖したといわれるBarns and Nobleの路面店ですが、まだラフィエットのお店は存続しています。今度立ち寄ったときは立ち読みしてもその本を買って帰って支援しよう、と心に思いました。
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大学が提供する初等教育にみる格差社会 [日常]

専門とは全く関係ないものの、大きな枠組みの中で私が在籍する学部は教育学部となっています。夏休みになると大学は子供たちのキャンプの場、と化すのですが、キャンプといっても種類はスポーツもあればバンドやダンス、はたまたうちの学部が主催するお勉強キャンプもあるわけです。

今日メインキャンパスに用事があり、そこでお勉強キャンプを覗く機会がありました。それほど多くない生徒(児童か?)にほぼ同数の教員とそのスタッフが何やら色々と教えるというか、楽しみながら学ばせている感じでした。ちょっと見る限りでは小さそうに見えましたが、大学のHPを確認すると今週はPre-KとK(1-6)ということです。となるとおそらく見たのは幼稚園生のクラスですが、それにしては内容が大人びているように感じました。

Academic Enrichment Program

イヤらしいことにこのキャンプ、誰でも入れるわけではないのです。資格試験に合格しないといけません。

The Academic Enrichment Program (AEP) at University of Louisiana at Lafayette is committed to serving gifted and high potential students. Students must qualify for admission to the Center for Gifted Education programs.

(ルイジアナ大学のAcademic Enrichment Program(AEP)は、才能あふれる潜在能力の高い生徒への貢献を約束しています。 生徒は才能教育センタープログラムへの入学にあたり、資格を得なければなりません。)

すでにこの広告が出た時点で資格試験に関する募集は締め切っており、次回の選考は秋学期になるとのこと。つまりこのプログラムに参加出来るのはすでに「資格を得てプログラムに参加したことある」よい子ちゃんだけなのです。これじゃ塾と一緒ですね。そもそもここの教育学部にはこのような生徒を教えるための専攻(修士課程)があり、さらに教授法やカリキュラムなどを研究するセンターもあるようです。全米でもこのような包括的なセンターは20足らず、ルイジアナではここだけ、というのがウリだとか。

Center for Gifted Education

先ほどライブドアの記事でモーリー・ロバートソンさんが描いたものを読んだのですが、天才的な個を育てるのがアメリカ、ボトムアップに注力するのが日本、という記述は非常に的を得ていると思います。

ハーバードで見た「格差超大国アメリカ」の強烈な光と影

州や大学からの奨学金もそうですが出来る子はさらに多くの機会に恵まれ、普通以下の子は最低限の機会しか与えられない。そんなことがこんな小さい州立大学ですら日常的に起きています。これを実力社会と呼ぶか、差別もしくは平等でないと呼ぶかは判断に任せますが、なんだかんだ言ってこういう制度を支持するアメリカ人は日本人より多いように感じます。
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ゲームのバーチャル・リアリティ感 [日常]

ここ数日いい(と思える)実験データが出ていて、長時間仕事をしていても苦になりません。順調なときこそ初歩的なうっかりミスには気をつけたいな、と思っています。ともかく給与が出なくても、頑張っていますよ、ということです。

さて掲題の件、何週間か前にバトンルージュにあるモールに行ったとき、プレーステーションのバーチャル・リアリティのゲームを体験するコーナーがありました。最近はiPadでやる簡単なもの以外ゲームをする機会はないですが、小さいころはお店に張り出される高得点者を目指してゲームセンター(古い)をはしごするぐらい好きでしたので、興味はありました。

立ち寄ったときたまたま誰もいなく、ボケーっと眺めていたおじさんを哀れんだのか展示員が「いかがですか」と誘ってくれました。多少の恥ずかしさはありましたが折角なので誘われるがままにゴーグルを装着しゲームをしてみました。最近のゲームコントローラーはボタンがありすぎて使いこなせない、というと一番簡単なシューティングゲームを用意してくれました。簡単に言えば使うボタンは撃つための引き金と手榴弾みたいなものを投げるためのボタンだけです。心憎い配慮です。

1分だけですがデモのゲームが始まりました。その臨場感ったらすごいこと。未来のハイテクな建物に入ったかと思うと、四方八方から敵がやってきました。左右だけでなく奥行感がすごく奥から手前に敵が撃ちながら前進したり死角に隠れたりするのがよくわかり、恐怖感を駆り立てられました。唯一ゲームであることがわかるのは、いくら撃たれても自分は痛くもないこと、そしてどれだけ弾を撃っても弾切れにならないことでしょうか。それでも今まで体感したことのない迫力でした。

20年以上前に勤めていたコンピュータ会社ではEC(Electric commerce)の走りのようなシステムを自社で展開していて、ソフト上(実際はウェブ上)で仮想のモールを作り各お店に入っては買いものを疑似体験できるようなことをデモでやっていましたが、今回体験したVRと比較してしまうと非常にちゃちく感じました。隔世の感がありますね。そのうち本当に仮想空間と現実空間の境が区別出来ないことも現実に起こりうるのではと思ってしまいます。

ゲームの体験とはいえ、ちょっとした衝撃でした。

PlayStation VR Games
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