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大学=ローテク [日常]

私の大学では年に1回、自分の1年の業績(授業、研究、および雑務)をもとに上司と話し合い評価が下される制度があります。これによって給与の上がり具合が多少変わってくるのですが、民間と違いこの評価方法はしょぼいです。まるで日本のそれのようで、真面目にやろうがなかろうが大した差がつかない仕組みになっています。はっきり言ってやる気をなくす制度だ、と上に伝えてはいるのですが、ここも日本と同じく善処するという一言でないがしろに。折角アメリカに来て競争社会を楽しもうと思っているのに、この有様なのです(笑)。

今日あった必須の講習会は今までこの業績報告、紙ベースでの提出だったが電子化するにあたり説明をするから出席しろのこと。この忙しい日に、と思いつつも自分の評価に関することなので行ってみると、講堂にたくさんの人が詰め込まれていました。一方で見ることが出来るスクリーンは遥か彼方の壇上の1つのみ。ウェブベースで見れるはずからいいかとパソコンを開けると、実は本番システムはまだ立ち上がっておらず説明者のローカルPCに入ったパイロットシステムのみが動くので、壇上のスクリーンを見てください、という伝達が。

こんな状態じゃ3月頭が提出期限の自己評価、このシステムを使っての提出は出来ないじゃないですかね。

渡された紙もぺら1枚で、文章がだらだら書いてありました。今時画面のスクリーンショットぐらい入れてほしいと思ったのは私だけではないはずです。こんなこと口頭で説明受けてもすぐに忘れる自信が私にはありますよ。これに1時間ぐらいつき合わされて退屈極まりなかったものの、途中出席を確認する紙は回ってきてサインだけはしました。一応必須業務はこなしたことになりますが、学んだことは0ですね、時間の無駄。

大学の、というか大学職員のローテクぶりにびっくりした時間でした。
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