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対面授業を始めた高校で早々と閉鎖決定、さて大学は? [コロナウイルス]

今日は午前中に学科レベルのミーティングがありました。今回はMS-Teamsで行ったのですが、これはこれでいいですね。ただ自分がホストとして会議や授業をしたことがないので、Zoomとの細かい違いはわかりません。今学期もメインはリモートでの授業なので、両方試してみようかなと考えます。

今日自動車の保険(Geico)を更新したのですが、宣言されていた通り保険料が割引されていました。私の場合割合的には8%の割引でした。3月のロックダウン以降、経済が部分的に再開しても必要な時以外でかけていませんから走行距離は激減しています。本来この保険は掛け捨てと認識しているので保険料が割引になることを期待していませんでしたが、有り難い処置です。

各州で対人による授業を再開しているところがありますが、残念ながらというか予想通りというかすぐに「一時的」に閉鎖しています。

ジョージア州の高校
Late to shut down, first to reopen, Georgia reports its highest daily death toll
(閉鎖を最後まで行わず、最初に開けたジュージア州が毎日の新規犠牲者で最高値を報告)

ルイジアナ州の高校
Episcopal halts some in-person classes as more than 1/4 of Upper School students quarantined
(エピスコパルは上級生の4分の1以上が隔離されたため対面授業を中止した)

どちらも今後はオンラインにする、のではなく2週間おやすみにしてその後対面授業を再開するということです。まぁ同じことを繰り返さなくてすむことを祈るのみです。

ルイジアナに関していうと1日の感染者数は減っている傾向に見えます。一方で死亡者は確実に増えている状況です。

ルイジアナ州新規感染者数推移(ニューヨークタイムズより)
Aug13_infected.jpg

ルイジアナ州新規犠牲者数推移(ニューヨークタイムズより)
Aug13_mortality.jpg

感染者と犠牲者の推移にはタイムラグがある、というのが通説なのでこの状況は不思議に思いません。ただ疑心暗鬼になるのは本当に新規感染者が減っているかどうかです。以下は私が色々と人から聞いた話なので「あくまでも推測」の域を超えませんが、興味ある方はお読み下さい。

実は7月終盤から極端に検査する数そのものが減っています。これは事実です。

ルイジアナ州全体
ppv_db_state.png

うちの郡が属するregion 4
ppv_db_arcadiana.png

問題はなぜ減ったかですが大学関係者や学生に聞くと、政府の援助が切れて無料でテストを受ける場所がその時期から減り、「罹ったかな」と思ってもテストを受けに行かなくなったからとのこと。皆とは言いませんが、無料のときにはパーティをして数日後に検査に行き、陰性だったらまた安心して翌週遊びやパーティに出かける、といったことを繰り返していた学生が少なからずいる、という話でした。それが今じゃ無料じゃないからテストを受けず、家で休んでいるだけ、らしいです。噂レベルの話で感染者総数にどれだけ影響を与えているかわかりませんが、0ではないことは確かでしょう。

事実、新規感染者数の減少ほど陽性率は変わっていません。8月に入っても州レベル(10~11%)、うちの郡(13~14%)ともに相変わらず10%を超えたままで、経済再開するにあたって指針とされている5%以下とは程遠い状態です(上の図の薄緑色の棒グラフ、少し太い横線が10%のライン)。大学と比べて人数が一桁も二桁も少ない高校で上の記事のような状態が起こりえますから、大学が開いた場合(うちの大学の場合は総数で2万人程度です)どうなるんでしょうか?

来週の月曜日から授業が始まるのでうちの大学でもヒトを使った新型コロナウイルスに対する壮大な実験が始まります。せめて大学は正直な数字を一般に公表してくれることを希望します。
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